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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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(再)日経225の強力調整・円の100円割れは有りうるか?

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● 日経225が13995円を割った時点で、2月4日からの波は、すべて去年の12月30日
  からの調整波と言う事に成ります。

● 従って今後の調整は、前回も書いたように、4段階に分けての考察が必要になります。

  ? 一つは、このまま上昇波動に乗ったと期待する事。実際14000円台を軽く
    こしましたが、あす以降の調整は予断が許しません。 図の㋑です。 

  ? 去年の10月8日の13748円をインパルス=上昇波動の始めとする、今までの説を
    保ちながら、その手前で、反転する事を期待する事。㋑のすぐ下。
    つまり、今後更に下がっても、大きな調整ではないとみる見方です。
  
  ? インパルスの始めを8月30日と変更しての、予測です。調整は13189円までの
    調整があり得ます。100%は調整しませんから、実際は13300前後まで
    下がる事が有りうるとする見方です。この調整は、きついので
    ある程度のパニックが起こると思われます。㋺とそのすぐ下。

    これは、TPPと関連すると思います。もし安倍さんが最終決着を、サプライズを
    かねて、24日の会談まで引き延ばしたとすると、それまでは妥協を促す
    日経の暴落があり得ます。会談妥協後の回復と言う事です。

  ? 最後は、Intermediate(3)波は12月30日で終わったとみる見方です。
    三菱UFJの宮田さんの説に近いものです。これだと強力な調整があり得ます。
    これは考え難いものですが、理論上はあり得ます。㋩とその前後。

    何故考え難いかと云えば、金融緩和を中止する前に、Int.(3)波の崩壊は
    前回と照らし合わせても、あり得ないとする今までの前提が崩れるからです。
    つまり、前提が間違っていると言う事に成りますから、ショックと言う事です。

● 従って、ありうるのは、?の可能性ですが、これでも調整は大きく今までの想定外です。
  しかし、為替の動きやTPPの交渉などを見ていると、24日の会談での
  決着が有りそうな予感です。そうすると当然24日までは、調整が
  ありうると言う事です。

● これから見える事は、日本の金融機関の力は全くUSAにかなわないと言う事にも
  成ります。言い換えれば、彼らに完全に翻弄されていると言う事です。



 

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