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米国の歴代政権の中国への「関与」政策は間違っていた。
2015年02月18日 | 外交
米国の歴代政権の中国への「関与」政策は間違っていた。
一貫して中国は米国を排除して世界覇権を握ることを目指しているのだ。
2015年2月18日 水曜日
◆手なずけるはずが深刻な脅威に、大間違いだったアメリカの対中政策世界覇権獲得を目指す中国の「100年のマラソン」戦略
2月18日 古森義久
米国の歴代政権の中国への「関与」政策は間違っていた。
❶ 米国が中国と関われば中国は米国主導の国際秩序に協調的な一員として参加してくるだろう、という推定は幻想だった。
❷ 一貫して中国は米国を排除して世界覇権を握ることを目指しているのだ――。
この2月、こんな大胆な考察が、米国の国防総省で長年中国の軍事研究を任されてきた権威によって公表された。中国は世界覇権獲得への「
100年のマラソン」を走っており、
❸ 日本を世界の悪者に仕立てる「日本悪魔化」工作もその長期戦略の重要な一環なのだという。
間違っていた中国に関する思い込み
米国のこの政策ミスは、
❹ マイケル・ピルズベリー氏の最新著書『100年のマラソン:米国に代わってグローバル超大国になろうとする中国の秘密戦略』(
"The Hundred-Year Marathon: China's Secret Strategy to Replace America As the Global Superpower")のなかで明らかにされた。
ピルズベリー氏は、1970年代のニクソン政権時代から一貫して国防総省の高官や顧問として中国の軍事動向を研究してきた人物である。米国の数多くの中国研究者の間で軍事分野での第一人者とされる。❺ 特に中国語に堪能で、共産党や人民解放軍の軍事戦略関連の文書を読みこなす一方、中国側の軍首脳との親密な交流を保ってきた実績で知られる。
❻ 東西冷戦中のレーガン政権時代には、ソ連を牽制するために米国は中国に軍事関連の支援をするべきだという政策を提唱し、
中国軍首脳と緊密な関係を築いて、中国側の信頼をも得てきた。
そのピルズベリー氏が、いまとなって中国強化の政策は間違いだったと告白したのである。
❼ 『100年のマラソン』は、ワシントンの外交政策形成の世界で衝撃的な波紋を広げている。
同書によると、米国側には官民ともに中華人民共和国に対して「欧米や日本の侵略の犠牲になった貧しく弱い国」という思い込みがあった。特に1970年代のニクソン政権やカーター政権の時代から、中国をより強く、より豊かにすることがソ連への牽制だけでなく、中国を米国に対して協調的、友好的にさせる最善の方法だと信じてきたという。つまり米国は
❽ 「建設的関与」によって中国を最大限に支援し、中国の根幹を強くして豊かにすれば、中国は国際社会への参加や協力を強め、
西側に同調するだろうと考えてきた、というのである。
だがいまやピルズベリー氏は、自分自身のかつての考えも含めて米国の年来の
❾ 「中国に対する関与政策は中国の対米協力をもたらす」「中国は民主主義へと向っている」「中国は国家としてまだ弱体」
「中国は米国のようになりたいと願っている」・・・という想定がみな錯誤だったと断じる。
「タカ派」的思考が主流となっている中国の指導層
その上でピルズベリー氏は自著のなかで次のような重大な指摘をしていた。
❿ 中国は「平和的台頭」や「中国の夢」という口先だけのスローガンを掲げて米国を安心させ、対中関与政策をとらせてきた。だが実は
建国100年となる2049年を目標に、経済、政治、軍事の各面で米国を完全に追い抜き、
自国の価値観や思想に基づく国際秩序と覇権を確立しようとしている。
⓫ 中国共産党指導層は、米国が実は中国の現体制を骨抜きにし、国際的にも封じ込めて変質させ、米国主導の国際秩序に従属的に参加させる
意図だとずっと前から断じていた。だが表面上は米国の主導と関与の策に従うふりをして、その一方で国力を強め、米国の覇権を奪い、
中国主導の国際秩序を築く長期戦略を「100年のマラソン(馬拉松)」として進めてきた。
⓬ 中国共産党指導層のそうした真意は、人民解放軍の最高幹部や共産党の幹部のうち「タカ派(白鷹)」とされる人たちによって明らかにされ てきた。実はそのタカ派的な「100年のマラソン」の思考こそが指導層の主流であり、
特にいまの習近平主席の考えに近いことが明白となった。
⓭ 筆者自身は、中国が米国を圧して、覇権を行使できる世界秩序を構築することを意図している事実を2010年頃から認識するにいたった。
米国政府内でもCIA(中央情報局)などはその事実を認めるようになった。対中関与政策が
中国を米国の好む方向へ変質させるというのはもはや幻想だと言える。
以上のように、中国軍事研究の最高権威がこれまでの自分の認識が幻想だったと打ち明けるのだから、その余波は巨大だと言えよう(後略)
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● そんなことは、日本の嫌韓・嫌中の国民感情のほうが既に本質を示しています。
私の云う、圧倒的大衆の感情は正しいのです。
● 彼らの対中政策には、自惚れと判断の甘さがありますし、中共がUSAに協力するとは
それこそ書生の考える事です。どこの国も、自国が最も可愛いのです。
その為には一時的に協力はするでしょうが、歴史を見れば
その甘さが判ろうと言うものです。
● 特に武人≒共産主義者は武力で勝つのがその本懐ですから、そのためには嘘もつき、陰謀も
平気で画策し、臥薪嘗胆し、雌伏し、時の来るのをじっと待つのです。
平気でうそをつく人⁼国家もいるという分析が大切なのです。
● 今までの共産主義者の研究から、いったい何を得てきたのでしょう? 勝つためには何でもする。
これが武人の特徴です。丁度儲ける為には、何でもする国際金融機関や彼らの
影響を受けた組織でも見られるのと同様です。
● 問題なのは、その共産主義を意図的に育てる、国際金融機関が、近代資本主義の途中から出てきた
という事が見えないといけません。彼らはマルクス・エンゲルス・レーニン等を
使って、一つの理論体系を打ち立て、それを基盤に革命を世界で起こすことを
目指したのです。日独では失敗し、ロシアでは成功しました。
● 更に中共をも育てて現在まで至っているのです。それが見えなくてはいけないのです。
その組織が、いまでも我々の目を曇らせて、各国の繁栄を妨げているのです。
● 自らの利益の為には、混乱と戦争が彼らには必要なのです。お金と力がある為に、
そのような事が出来るのです。その組織が、彼らに邪魔になる国や組織を
悪の帝国として貶めるのは、彼らには簡単な事です。
● USAの国務省がそのように気づいても、権力は大統領を中心とする連中がもっているので、
彼らは今でも中共の日本貶め計画に乗っているのです。いやむしろ彼らが率先して
やっているとも言えます。
● 本物の悪は、USAの民主党に巣食っている赤の組織なのです。更にそれを裏から操る
国際金融機関が見えなくてはいけないのです。だから、彼らの影響下にある
ニューヨークタイムズ等が日本の南京事件などで今でも日本を辱めるのです。
● 自らは最近のベトナム戦争などで負けた事を忘れて、大昔の解決済みの日本の事を
持ち出して日本をコントロールしたいのです。これに乗せられる日本官邸も
馬鹿ですが、それ以上に彼らの力が強い事が問題です。
● 近代資本主義で大いに儲けてその力を西欧で発揮している彼らには、現在のところ
怖いものがないのでしょう。幾ら常識ある国務省の分析官が騒いだところで、
彼ら国際金融機関の共産主義育成と世界の地域大国潰しの歴史は
終わらないのです。むしろ今からが本番なのです。
● 2029年 ̄2046~2059年の近代資本主義崩壊の時が最も危険なのです。最後の悪あがきです。
その時は国際金融機関同士の共食いが観られるでしょうし、世界の大混乱≒
内戦型第三次大戦が観られるでしょう。
● その時こそその悪魔が、自らの本性を現し、西欧を共産化しようと悪あがきするはずです。
国を持たずに、彼らの利益の為に、平和と自由を求める国際主義の
仮面を被った悪魔がその醜い本性を現すのです。
● 本当の世界の平和を求める良識ある世界の国民と、仮面を被り平和と自由を利用しつつ共産主義など
の悪を裏から助ける似非国際主義者=国際金融機関との戦いが近未来には始まるのです。
勿論彼らの腰巾着である中韓朝と彼らの支援団体≒反日・親中・親韓・赤・スパイ・
似非左翼との戦いもやがて始めるのです。今回は負けるわけにはいきません。