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★ http://www.asahi.com/articles/ASGC82SGRGC8UHBI00S.html
IMF専務理事、日本の消費増税に期待感 パリでシンポ パリ=星野真三雄 2014年11月8日20時48分
国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は7日、フランス銀行(中央銀行)がパリで開いたシンポジウムで、日本銀行の追加金融緩和について「非常に大胆な金融政策が打ち出された」と評価した。消費増税については「近く引き上げられるだろう」と期待感を示し、財政政策や構造改革とともに実施されれば、今回の追加緩和は「正当化される」と条件をつけた。
シンポジウムには、日銀の黒田東彦総裁ら各国の中銀トップが出席。欧州のデフレ懸念や日本の金融・財政政策などが議論となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は「我々は日本の経験を研究し多くを学んだ。金融問題に素早く対応し、デフレスパイラルに陥るのを許さないことが重要だ」と語った。一方、インド準備銀行のラジャン総裁は「日本は超緩和政策を長年続け、多くのインフラ投資が行われたが、インフレ率や成長への影響は少ない。コストとのバランスが問題だ」と批判的な考えを示した。
日銀の黒田総裁は、別のセッションで司会を務め、「遅いと感じるかもしれないが、日本政府は構造改革を進めている」と述べた。(パリ=星野真三雄)
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● 人の国の政策に、強引に口をはさむ、IMFの本音が見えようと言うものです。IMFは不況に陥った
国にお金を貸し付けて、その国の構造改革を強引に要求して、資産を強奪するので有名です。
● つまり、底値の段階で、民営化という美名で国有資産を海外勢に売らせて、更に景気が回復した
段階で高くで売り付けて、膨大な儲けを海外勢≒先進国の金融機関に移すのが目的です。
● 早い話が、困って質屋に金を借りに来たお客の質草を、極端に安い値段で買いたたき、本人が
質草を買い戻しに来た時には、本来の値段=超高値で買い戻させるのです。
● 合法的高利貸しと同じです。勿論金利にすれば、日本の法律を何倍も破るような、儲けです。
● 一方、日本がデフレで円高になればなるほど、彼らは本来は嬉しいのです。相対的にユーロ
が安くなれば、彼らが嫌いな金融緩和をしなくても、ユーロの輸出等が増えると
言うものです。つまり、ユーロ圏の製造業が潤うのです。
● 物事は全て相対的ですから、日本の製造業の衰退=円高での衰退を本音は望んでいるのです。
円が120円台やましてや、以前の様に160円台円安になるのは。止めてくれと
期待≒命令しているようなものです。それでも円安は止まりませんが。
● 観方を変えれば、日本のこれ以上の成長を恐れているともいえましょう。又日が昇るのを
露骨に嫌がって≒恐れているのです。
● まだイエレンFRB議長のほうが素直というものです。日本のデフレ日銀政策は、昔の世界恐慌同様、我々の
研究材料≒反面教師であったし、今回はその回復が齎されるかどうかの良い実験材料≒教師です”と。
● 金融緩和が、近隣窮乏化政策と言われるゆえんです。本当は金融緩和をしないで日本が衰退することが
望ましい。しかし目覚めて緩和を行った事はやむを得ないが、至急デフレに戻しなさい”と
言っているように聞こえます。日本の借金を心配するふりをしての、紳士的脅しです。
● いずれにしろ金融緩和のお金の臭いを嗅ぎつけて、慰安婦問題等で世界の王室が日本に恐喝に来るし、
習近平は大嫌いな安倍総理ではあるが、尖閣で脅してゆすり取ったので満足して会談し、
朴大統領はあくまでも、お金を寄こすというまでは会わない”とダダをこね、
記者等の逮捕で恐喝を続けています。
● お金の臭いは、この様に世界の人達の心を掻き乱して、その本性を現せさせるのです。
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