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世界支配層はどう見ているのか・ELLIOTT WAVEとの相違

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★ http://blog.goo.ne.jp/ns-japan/e/a8a0777491ee378731703a1b23e1f0c0


原理主義組織、「イスラム国」の知られざる実態

2014年09月17日 21時12分55秒 | 日記


ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測より転載します。
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 「アラブの春」は、2010年12月のチュニジアを皮切りに、エジプト、シリア、ヨルダン、イエメン、バーレーンなどの諸国で、まずは民主化要求運動として始まりました。運動の主体となったのは高い教育を受けた都市の青年層でした。かなり以前から、これらの青年集団を革命を起すように訓練したのが、「CANVAS」でした。

 しかし、その後の西欧型の民主主義を要求する運動は、国民の支持が高いイスラム原理主義の党派に乗っ取られ、選挙が実施されるたびに、各地で原理主義党派が躍進しました。エジプトでイスラム原理主義の政党、「ムスリム同胞団」のモルシー政権が成立したのは記憶に新しいですね。
 しかしその後、リビアなどでは原理主義党派間の争いが激しく、オデッド・イオンの政策提言にあるように、3つの地域の利害を代表する党派が、激しく争う状況になっています。

 そしてシリアは内戦状態です。当初は民主化勢力である「自由シリア軍」対「アサド政権」という、民主化要求勢力と独裁政権の対立でしたが、反政府勢力はアルカイダ系の原理主義勢力に乗っ取られました。いまは出身を異にする原理主義勢力間の闘争が激化し、オデット・イオンの言う方向にシリアは3分割されるような状況になっています。

 そしてイラクですが、「イスラム国」の進撃でイラクの内戦は激化し、最終的には北部のクルド人国家、西部のスンニ派国家、南部のシーア派国家に3分割せざるを得ない状況になっています。これはまさにオデット・イオンが予期した構図ではないでしょうか。
 このように見てみると、1982年に提言された状況がまさにいま実現しつつあるのが、「アラブの春」以後の状況なのです。

 これは偶然に起こっていることなのでしょうか? それともオデッド・イオンの計画は米政府によって継承され、いまの状況は計画的に意図されたものなのでしょうか?

●リンゼー・ウイリアムのリーク情報

 おそらくこれは、中東に関する長期的な計画があって実現している状況だと考える方が妥当かもしれません。だとするなら、これからどうなるのでしょうか?
 ヤスの備忘録の読者であれば周知の人物に、リンゼー・ウィルアムがいます。ウィリアムスは、ブリティシュペトリリアムの人事担当重役として招かれた牧師で、グローバルエリートの闇の計画を暴露し続けている人物です。

 2011年の半ば、リンゼー・ウィルアムスは以下のような計画をリークしました。2011年の半ばと言えば、「アラブの春」の革命の熱情が頂点に達していた時期です。

・支配エリートは、中東の民主化運動をいっそう拡大させ、これを利用して、原油の輸出を全面的にストップさせる計画だ。

・これがいつ行われるか私は知っているが、日時を言うことは許されていない。これから中東の民主化運動はサウジアラビアまで拡大するはずだ。

・リビアの内戦は長期化する可能性があるが、支配エリートがこの戦争を計画した目的は、中東の原油輸出を完全に停止してしまいたいからである。

・サウジアラビアの王家は最後に崩壊する。これも、世界の原油価格に大きな影響を与える大変な事件になるが、これが起こり中東の原油の輸出が停止する前に、アメリカの原油生産を増大させる計画だ。

・支配エリートはアメリカ国民をバカだと思っている。なぜなら、支配エリートはオバマ政権を扇動し、中東の民主化運動をアメリカ国民の税金を使って援助し、それによって結果的には支配エリートの計画にあるように、中東の原油の輸出を停止させ、アメリカを奈落の底に突き落とすからである。

・2011年5月28日、上院はある法案を可決した。この法案は、マスメディアではまったく報道されなかった。この法案で、アラスカの自然保護区の原油掘削禁止地域の掘削を許可した。

・支配エリートは下院議員を実質的に買収して法案を可決させたのだが、それというのも中東の民主化運動の高まりで、中東の現政権がいっせいに崩壊する時期を知っているからである。これらの政権の崩壊で中東は混乱し、原油の輸出は実質的に不可能になる。これが起こる前に、アメリカ国内で原油の産出を増大する体制を整えたかったのである。それがこの法案を可決させた意図だ。

・また、アメリカのデフォルトでドルが暴落するので、それ以前に原油の産出量を増加させておく必要もあった。

・支配エリートはアメリカのデフォルトを確実に誘導している。いつデフォルトするのか彼らは私に告げたが、その日時を言うことはできない。

・現在、国債の上限引き上げ法案の可決でもめているが、この法案が可決するかどうかにかかわりなく、アメリカは予定どおりデフォルトする。

・ドルの暴落の後、新しい基軸通貨が導入される。支配エリートはこの新基軸通貨をペトロドルと呼んでおり、金がその価値の保証となる。

・金の価格が1オンス、3000ドルになった時点に彼らはペトロドルを導入するつもりだ。銀の価格は1オンス、75ドルから100ドルになっている。

・中国は30億ドルの米国債を持っている。中国はアメリカは米国債の支払いをもはや行えないということは十分に知っている。

 以上です。

●不気味な一致
 この3年前のリークを整理すると以下のようになります。

1)「アラブの春」でイスラム原理主義運動を盛り上げ、中東各国の政権を崩壊させ、原理主義政権を樹立する。

2)イスラム原理主義の興隆で中東は大混乱し、無秩序化する。

3)これに伴い、原油は1バーレル、150ドルを越える水準に高騰する。

4)この状況が実現したら、アメリカをデフォルトさせ、ドルの価値を徹底的に低下させる。これでアメリカではハイパーインフレが起こり、米経済は実質的に壊滅する。


 このようなシナリオです。これがリークされた2011年には、リンゼー・ウィリアムは、このシナリオを実行する最終目的が、ハイパーインフレによって大幅に減価したアメリカの資産の多くを支配エリートが買い占め、それを基盤に民主主義ではない独裁国家を構築することだと言います。

 わたしがこれを2011年に見たとき、あまりに現実ばなれした荒唐無稽の陰謀論ではないかと思い、真剣には考えませんでした。
 でもいま、イラクやシリア、そして中東の全域が「イスラム国」のようなイスラム原理主義運動が台頭し、イラクやシリアをはじめ多くの政権が崩壊の危機に直面しつつあります。このリークの内容があまりにいまの現実に合致していることに驚きます。

 そしてまた、中東の現状は「オデッド・イオン」の政策提言にある中東分割シナリオそっくりな状況に向かってもいます。
 ということは、アメリカのデフォルトとハイパーインフレの拡散によるアメリカ政府の崩壊というシナリオの現実性もこれから次第に高まってくるのかもしれません。
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以上です。



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★ 上記のリークが本物かどうかは判りませんが、検討は大切です。この予測は彼らの狙いは
  私が予測する事とも殆ど一致します。ただし、位相のずれは明らかにあります。

★ 一言でいえば、世界の大混乱は今回の不景気(2000年から起こっている)から起こり=起こし、
  そのままハルマゲドンに持って行き、そしてUSAに独裁政権を作る”というシナリオです。
  これが既世界支配層の、グランドデザインの可能性であることは私も予想してきました。

★ これに対して、エリオット波動分析の立場から、ハルマゲドンやUSAの崩壊、独裁政権=武人政権
  の樹立等は2029〜2046年の最後の株式市場の崩壊から始まる事を見てきました。
  今回の2000年からの崩壊ではないのです。サイクル(30年前後)が一つ
  ずれていると事を波動から証明しました。

★ しかしながら、エリオット波動の予想分析と、上記の支配層の狙いが殆ど一致することは、
  驚くべき事です。世界は確実に先進資本主義国の崩壊と、次の武人時代の到来を告げて
  いるという事です。その意味ではインドの哲学者サーカー氏の社会循環論は、
  マルクスの見識を遥かに超えていることを示しています。

★ 同時に世界支配層も、教皇の予言にもあるように、今の資本主義の崩壊も予測しながらの
  戦略という事です。

● 上記の支配層の意図と私の予想との違いを整理すると、

  支配層の狙い

     ➊中東にアラブの春を招き、❷原理主義の国家を樹立させて、更に混乱させて、❸原油の輸出や
      生産を止めて、商品価格を上げる。❹原油は150?。❺金は3000?。❻銀は150?。

 
  これに対して、私の予測は

     ➊中東に直接間接的に侵略を行い、 ❷混乱させて、❸原油などの商品価格を上げるべく、生産等を
  
     ストップさせて、❹原油は500?前後、❺金は1万ドル/㌉前後、❻銀は500?前後/㌉まで上がるとの
                                 予想です。

  違いは

   ? 原理主義国家を作るという事と、アラブの春を民主主義思想に染まった若者に委ねるという事は
     矛盾しますから、これはあり得ないでしょう。
 
   ? つまり、混乱した結果として、原理主義が台頭したのです。これはある意味予想外の事なのです。
     私には予想内ですが。

   ? それから、商品価格を厳密に決定することは,困難ですから、この価格は一つの彼らの望みと
     言えます。私の事前の予想は、上記にもあるように、暴騰があり得るという事です。

   ? 又中東が思ったほどにはうまくいかないので、ウクライナにも拡大したと言えましょう。
     其処もプーチンに上手くしてやられたという事でしょう。その狼狽ぶりが見えます。

   ? ハイパーインフレ等は、時代が崩壊した結果として起こる事です。彼らが起こすというよりも
     インフレの結果暴落した資産を買い取るという事でしょう。

   ? 結果としてUSAの国債や為替が大暴落するのも、2029年以降という事です。
 
   ? 当然の事として、時代が崩壊して、独裁政権になれば、国債のデフォールトをも宣言するでしょう。
     これは2046年以降の事でしょう。又はその前後という事です。その時は、
     支配階級は交代しています。
     
   ? 当然の事として、その時は金利は非常に上がることは、以前の予測でも書きました。
     日本の金利の頂点は2046年前後と予測しました。


● 一言でいえば、?商品価格などを挙げて儲け、さらに暴落で儲けて、世界の支配を維持しようと
  もがき、種々の陰謀をめぐらすも、予想外の結果に慌てふためいている間に、足元に
  火が付きつつあるのが、今の世界支配層のあわてぶりに見えるという事です。

● 彼らとて時代の崩壊は制御できないのです。波にのまれて死に絶え、生き残った勢力が
  明日の時代を作るのです。もうすぐそこまで来ているのです。

● 新しい時代の若者は、映画でも見る事が出来ます。




   








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