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● 生きている植物=樹等は、フィトンチッドを出して、微生物を殺したり、
寄せ付けないようにして、生きていることは前も書きました。
常に戦ってこそ生きられるのです。
● これはあらゆる生物に共通の事です。戦えない生物は滅びるしかないのです。
一般的に樹は人間には有用ですが、一部の人には不都合な事もあります。
● 例えば漆の木は、漆かぶれを起こす人には、良くありません。だからこそ
防腐剤として使われているとも言えます。都市では落ち葉等が
都市の機能を邪魔します。
● 樹の存在は、ばい菌を殺すフィトンチッドのみならず、有害な空気中の成分を吸って、
空気を清浄化します。更に木陰を作り、紫外線から身を守り、熱射病を防ぎ、
心地よさを与えます。正にオアシスを作ります。現代人・都会人は
その木の効用を忘れたとも言えます。
● 上図のように、目には見えないですが、高圧電線からの電磁波を防ぐ
作用もあります。都市の住民は道路の緑並木を邪魔者扱いしますが、
もう一度このような樹の効用を振り返り、樹と都市の共存を
目指した、都市づくりを考える時ではないでしょうか?
◎ そうすれば少しは現代病も減るでしょう。生活習慣病などとの名前は、支配者が
責任逃れする名前でしかないのです。まずはこの名前から変えないと、
名が実を現すことになり、病気の本質が隠されるのです。