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ミサイルの時代・空は危険な世界・宇宙戦争の時代

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★ http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303484504580030151031723736?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesFirst


ウクライナ、ロシア領からのミサイルで軍用機墜落と主張

2014 年 7 月 15 日 11:26 JST

 ウクライナは14日、同国軍の輸送機が親ロシア派との戦闘が激化している対ロシア国境近くで、ロシア領内から発射されたと見られる強力なミサイルによって撃墜されたと発表した。

 ロシアは前日、ウクライナ軍が撃った迫撃砲弾がロシア領内に着弾して、ロシア人住民が死亡したとウクライナを非難。ロシア外務省は、ウクライナのキエフ政府にとって「取り返しのつかない結果」になると警告していた。同政府はウクライナ軍はこれに関与していないとしている。

 非難合戦は、ウクライナ東部での紛争が激化する中で、ロシアとウクライナとの間の緊張の高まりを物語っている。ウクライナの親ロ派分離主義者と政府軍との戦闘は一時静まっていたが、ここ数日でまた激しさを増している。

 ロシア、ウクライナ、欧州連合(EU)の代表は、親ロ派の指導者との新たな停戦交渉をまとめようとしている。一方でEUはロシアに対する追加制裁を検討している。

 ウクライナ軍はドネツクとルガンスク(いずれも同名の州の州都)の郊外まで攻め込んだ。両都市は親ロ派が支配している。

 北大西洋条約機構(NATO)の軍部筋によると、ロシアはわずか1カ月前に国境沿いに展開していた兵力を1000人以下にまで減らしたが、現在では再び1万から1万2000人を展開している。同筋は、ロシアの狙いがどこにあるのかはっきりしないが、これらの部隊がウクライナに侵攻して同国東部の状況に劇的な影響を与えることは明らかに可能だと述べた。ロシアはこの発言に反応を示していない。

 ウクライナの当局者によると、撃墜されたAN26型輸送機の8人の乗員はパラシュートで脱出した。ルガンスクの親ロ派指導部はロシア・インタファクス通信に対して、自分たちが撃墜したとし、4人の乗組員を尋問のために捕虜にしたと述べた。残りの乗員がどうなったかは分からない。ウクライナは救出部隊を派遣した。

ウクライナ東部で撃墜されたウクライナ軍のAN26型輸送機(14日) Agence France-Presse/Getty Images

 ウクライナ大統領府は声明で、輸送機は高度6500メートルで飛行していたため、親ロ派の携帯式防空ミサイルで撃墜されたのではないとしている。声明はワレリー・ヘレテイ国防相の報告を引用して、輸送機は別の強力なミサイルで撃墜されたとし、これはおそらくロシア領内から発射されたと述べた。この主張に対してロシアは反応を示していない。

 ただ、ロシア外務省は、ロシア・ロストフ州とウクライナ・ルガンスク州との間の二つの国境検問所を監視するよう欧州安保協力機構(OSCE)に要請したことを明らかにした。ウクライナは、ロシアが親ロ派向けに国境を越えて戦闘員と武器を送り込んでいると非難。ロシアはこれを否定している。ウクライナ軍は国境の管理機能をまだ奪還できておらず、国境の一部は引き続き親ロ派の戦闘員が支配している。

 ロシアのプーチン大統領は13日、リオデジャネイロで、サッカー・ワールドカップ決勝戦が始まる前に、やはり現地に来ていたドイツのメルケル首相と会談し、OSCEの国境監視を暫定的に支持すると述べた。しかし、ドイツの当局者は、国境の長さからみて、OSCEの任務には技術的に大きなハードルがあると指摘した。

 一方、親ロ派が支配しているドネツクのアレクサンドル・ルキャンチェンコ市長は親ロ派によって生命の危険にさらされているとして、キエフに逃げた。元土木技師で10年前からドネツク市長を務める同氏は、4月に親ロ派が同市になだれ込んできた時に、中立的な立場を守って市の機能を維持しようとした。

 同氏は14日、インタファクス通信に対して、「3日前に最後通告を受け取った。彼らは私の仕事は市民の生命の安全を確保することではなく、市民を犠牲することになるとしても、人民共和国の軍事的要求を受け入れるよう要求した」と語った。

 人民共和国のアレクサンドル・ボロダイ首相はインタファクス通信に、ルキャンチェンコ市長は最近共和国のイーゴリ・ギルキン(ストレルコフ)最高司令官と会ったが、「私の知る限りでは市長への脅迫はなかった」と話した。

 ドイツの当局者は、情報機関からの報告を引用して、この5日間に大量の武器がロシアからウクライナに流れ込んでいると述べた。

 ドイツ外務省によると、同国とフランスの外相は14日、ウクライナ外相、プーチン大統領の首席補佐官と電話で協議し、15日までに親ロ派指導者とのビデオ会議を行うことで合意した。

 EU各国の首脳は16日にブリュッセルで開く会合で、危機解消に向け一段のロシアの関与を促すため、同国への新たな制裁を検討する可能性がある。ただEU内にもロシアへの制裁強化に反対の意見も多い。

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● 今後戦争を占ううえでの、象徴的な出来事です。今まで、圧倒的に優勢な
  USAが中東を虐める形の中で、ミサイル戦争が見えませんでしたが、
  シリア空爆をUSAが止めた時点で、その可能性が見えてきました。

● つまり、USAの艦船から発射されたミサイルが、シリアに届く前に突然消えたのは
  撃ち落とされたのではないかと噂である。もしそうならミサイルどころか
  戦闘機も狙われるのですから、空爆なんてはとてもできません。

● つまり、今後はミサイルをたくさん持てば、相手の戦闘機・爆撃機のみならず、
  軍艦をも威嚇できるのです。つまり、中共の云う、近寄らせない戦略=
  接近阻止が出来るのです。同時に正規軍同士の戦いは慎重になります。

● これは、戦闘は非対称性の可能性が一段と増すことを意味します。私が第三次大戦は
  内戦型大戦になるのでは?と言う根拠をも支持します。

● ミサイルがガンガン飛んでくるなら、空は怖くて飛べないという事です。もし
  本格的に戦闘をするなら、相手のミサイル基地を徹底的に、こちらの
  ミサイルで叩いてからでないと、進軍は出来ないのです。

● これはUSAがイラクを叩くときにした方法ですが、これはイラクが弱すぎたので
  出来たのでしょう。監視衛星もミサイルで破壊すれば、目がなくなりますから
  効果的な、基地破壊も出来ないことになります。

● 益々、宇宙レベルの戦争、衛星破壊能力が必要になります。その意味でも自衛隊に
  宇宙軍を創設するのは、絶対必要となります。時代は進むのです。
  進化が止まれば、進化したものの餌食になります。

● 空からは電磁波のみでなく、ミサイルも降ってくる時代なのです。

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