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死者の眠りも妨げる…ウイグル人弾圧で墓地を破壊 中国11/27(水) 14:35配信
【AFP=時事】中国の少数民族ウイグル人の先祖らが眠る墓地が中国政府によって破壊されている。こうした行為について活動家らは、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で行われている、ウイグル人のアイデンティティーを根絶する試みの一環だとして批判を強めている
【関連写真】ウイグル人墓地の跡地に造られた「ハピネス・パーク」
同自治区では過去2年間で数多くの墓地が破壊されている。人工衛星画像の解析を行う非営利団体「アースライズ・アライアンス(Earthrise Alliance)」とAFPが共同で行った調査で今回、明らかになった。
シャヤール(Shayar)県では、3か所の墓地で人骨が露出しているのをAFP記者が確認している。同県ではこのほか、墓地が掘り起こされて更地となり、壊され、がれきの山と化した墓や聖廟(せいびょう)がそのまま放置されていたケースも複数見られた。
墓の取り壊しをめぐる当局の説明は、都市開発や古い墓の「標準化」などさまざまだ。だが、海外在住のウイグル人たちは、墓の取り壊しがウイグルでの生活の全てを管理しようと試みる中国の弾圧の一環だと訴えている。
曽祖父の墓を壊されたというサリヒ・フダヤル(Salih Hudayar)さんは、「こうした行為は、私たちが誰であるかを示す証しを消し去り、効率的に漢民族にさせようとする中国の取り組みだ」とAFPの取材に対して述べた。
新疆ウイグル自治区では、宗教的過激派および分離独立派との戦いという名目で、イスラム教徒であるウイグル人を中心に約10
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