http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140401-00082454-jspa-life
精神科医が警鐘「朝食を低糖質にしてはいけない」
女子SPA! 4月1日(火)9時21分配信
ここ数年、大きな注目を集めている「低糖質」。糖質を制限することで体から余分な脂肪を落とすというこのダイエット法は、そのメソッドを解説する本が多数出版され、実践している人も少なくありません。しかし、この低糖質ダイエット、誤ったかたちで行ってしまうと日常生活に大きな支障をきたしてしまうことがあるそうです。医学的見地から正しく、無理なく、継続できるダイエット法を紹介した書籍『何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから』が話題を集める精神科医の奥田弘美氏に正しい糖質制限の方法を聞きました。
低糖質ダイエットが流行っていますが、すべての食事から炭水化物や糖質を減らしてしまうと、悪い影響が発生することが明らかになっています。日中の即戦力となるエネルギー源が不足するために、だるさや行動力の低下、不安や混乱、イライラ感などのメンタル面の不調が起こりやすくなるのです。
そのため、朝食で糖質を摂取することは必須です。ごはんやパン類といった主食はほどよく食べたほうがいいのです。私自身も朝食には、大好きなパンをしっかり食べます。またときには夜に食べないで残しておいたケーキやクッキーなどデザート系の糖質を楽しむこともあります。朝の糖類は、これから日中の活動に使うエネルギー源となっていくため、極端に食べすぎない限り脂肪合成されにくいのです。だからダイエット中であっても、もし甘いものがどうしても食べたくなったら、朝食の炭水化物としてちょこっと楽しむのは問題ありません。
また朝食に炭水化物を食べないと、体温が上昇しにくく体が覚醒モードに入らないため、仕事や活動する気力も湧きにくくなります。働いている人や頭を使って勉強する人は、だからこそ朝食をきちんと、炭水化物も入れてバランスよく食べる必要があるのです。即効型のエネルギー源となる炭水化物を減らしていくのは、昼食以降にするべき。体重を確実に、かつ無理なく減らしたい場合は、炭水化物類を昼食から3分の1〜半分減らし、さらに夕食から半分〜3分の2の割合で減していきましょう。昼食はまだ午後の活動のために即効型エネルギーを補給しなければならないために、炭水化物が必要です。
お腹がすいているにもかかわらず、普段の半分以下やほとんど食べないなどと極端に減らしてしまうと、午後からの活動や知的作業をスムーズに行えなくなるおそれがあります。午後からの仕事や活動の強度に合わせて、炭水化物を減らす割合は決定してください。
たとえば、午後からもたくさん歩いたり動き回ったりする予定の日は、3分の1前後を目安に減らす。ごはんを毎食2杯食べていた人は、1.5杯弱程度に、1杯食べていた人は3分の2杯にしてみましょう。麺をすべて食べていた人は、3割程度残せばOKです。はじめは「もう少し食べたいな」と物足りなさを感じるかもしれませんが、3分の1残す時点で、きっと空腹じゃないはずなのです。そこで思い切って箸を置いてください。
逆に外出の予定がないというときは、ちょっと多めに半分近く減らしてみる。休日で午後からもソファーでゴロゴロとテレビを見ていて動かないだけというならば、思い切って半分以下にしてもよいでしょう。炭水化物を減らした分、なんとなく物足りなければ野菜類や汁物を増やします。野菜サラダ、少量の油でいためた野菜ソテー、野菜のお惣菜、わかめや野菜がたっぷり入ったみそ汁、コンソメ系の野菜スープ、市販の野菜ジュースやトマトジュースなど何でもいいのです。食事の満腹感は、食べ物が消化されて血糖値が上がって感じるだけではなく、胃に物がたまった感覚で感じています。だから炭水化物を減らした分、ローカロリーの野菜や汁物で量を増やししてあげれば、満腹感が足りなすぎて辛い……という状況が回避できるのです。
ただし、昼食に多量の食べ物を胃に詰め込みすぎると、その消化に血流の多くが使われてしまうために、頭がぼーっとしてきます。昼食を食べすぎると胃への負荷が過剰となり、消化器官へ血液が集中してしまうのです。その結果、脳への血液の循環が減ってしまい、脳全体の活動が抑えられてぼーっとしたり眠気が起こってきます。そのため昼食は、腹八分目が大原則。お腹がパンパンになるまで、ガッツリ昼食を食べてしまうと、絶対に午後の作業能率が下がってしまいますので注意が必要です。
スリムな体型を維持するコツは、極端なダイエットに走るのではなく、どうすれば無理なく継続できる習慣をつくること。そのためには、まず、自分の脳の使い方から見直してみることが大切です。
<取材・文/女子SPA!編集部>
【奥田弘美氏】
精神科医師(精神保健指定医)、日本医師会認定産業医、作家。少女時代に肥満のため「ブー」というあだ名を付けられ傷ついた経験から、「どうしたら太らない食べ方ができるか?」というテーマで若い頃からダイエット研究に熱中。医師として安全なダイエット法を吟味しながら、精神科医としての視点で「太らない人の食べ方」を考察した結果、「考え方」、「脳の使い方」に大きな違いがあることに気づき独自のダイエット法を体系づける。本書のダイエット法を自ら実践した結果、2児の出産を経て45 歳を過ぎてもBMI20、洋服は常にS〜M サイズの健康スリム体型を維持している。現在は精神科医・産業医として都内20 か所の企業にて、日々多数のビジネスパーソンの心身のトータルケアを行うほか、銀座スキンクリニックではカウンセリングルームを持ちメンタルケアコーチングやダイエットコーチングを実施。心のストレスケアとともに行う安全で実践しやすいダイエット法には定評があり、ビジネスパーソンのメタボ解消や女性の健康ダイエットを日々サポートしている
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● ここでいう糖質制限とは、穀物の主成分である、多糖類の制限を刺しているものと
思います。つまり、御米や小麦などからの食べ物と理解できます。
● 先ず、人間に最低限必要な食べ物とは、肉や魚などの肉類です。つまりタンパク質です。
必須アミノ酸は体内で合成できないために、動物性性のタンパク質がどうしても
必要になります。
● 本来はライオンを見ても分かるように、他の動物の肉だけでで十分生きています。
人間も同様に生きていきますが、人間の場合は火を通すために、必須微量
栄養素が壊れる為に補充が必要になります。
● これがビタミンであり、果物や野菜などから追加補充します。従って果物や野菜と
動物性の蛋白質で十分生きていけますが、しかし、人類はその人口と飢えを
防ぐために、穀物や果物・野菜等を保存食として利用してきました。
● 又保存や環境への負荷、衛生上の観点からも、肉類だけでは難が有り、やはり穀物の
追加が必要となり、それが人間の文明等を作り、自らもその穀物に適用して
来たと思われます。つまり歴史的な適応です。
● 云えば、穀物などの多糖類に依存した体に成ったとも言えます。
又脳は血糖=つまりブドウ糖のみをエネルギー源としますから、
どうしても血中のブドウ糖は必要になります。
● しかし、血糖=ブドウ糖は他の栄養素から作れますから、例えば脂肪やアミノ酸
≒タンパク質から作れますから、特に絶対的にとる必要はありません。
肉を食べるだけで十分です。
● 特に、脂肪やアミノ酸からブドウ糖を作るときには、余分な代謝を必要とします。
言い換えれば、余分なエネルギーが出ますから、朝の冷えた体が温まります。
従って、朝食に動物性の蛋白質は、特に寒い地方では合目的です。
● 又忘れがちですが、動物性の蛋白質には、その中に動物がエネルギー源とした利用して
いる、糖質=グリコーゲンなども含まれます。
● ここが誤解の元ですが、したがってベーコンと卵のみでも、十分なカロリーは得られ
且血糖は十分上がり、体温も穀物のみよりはずっと上がりやすくなります。
● 多糖類のみが体温をあげると言うのは誤解で、十分な食事が、どんな食事でも体温を上げ
血糖も上げるのです。特に動物性の食べ物は良く体温をあげます。試せば分かります。
● 従って、血糖や体温をあげる為には、糖質が是非必要と言うのは単なる誤解です。
● 穀物=多糖類=糖質が必要なのは、費用が安いのと、保存がきくのと、環境への負荷が
軽い事などの歴史的・文明史的な物です。又実際大きな脳は良くブドウ糖を
消費しますので、ある程度の穀物=多糖類の摂取は理にかなっています。
● しかし、同時に忘れているのは、穀物にもある程度のタンパク質を含んでいる事です。
男には不十分な量ですが、筋肉のない女性には完ぺきではないですが、
略必要量に近い量が得られます。
● イースト菌で発酵させたパンは、更にタンパク質が増えますから、理想的です。
従ってかよわい女性には朝の食事はパンを主食にしても殆ど問題ありませんが、
男特に筋肉を使う仕事の人には、不十分です。
● 又パンはその糖質を代謝するために必要な、ビタミンB1が有りますから、特に追加は
必要ありませんが、ごはんはそうは行きません。江戸の風土病であった脚気は
そのビタミンB1不足によるものですが、パン・肉の西欧ではない病気です。
● 従って、ご飯を食べる時には、そのビタミンB1を特に追加するか、動物性の蛋白質の
追加が必要になります。ご飯のタンパク質も、パンに比して少ないのです。
又麦飯も、VB1補充には良いでしょう。
● 従って、ふりかけのみで、たっぷりご飯を食べると、眠気が起こり(≒VB1欠乏)、
電車の中で眠気が起こったり、昼寝が必要になります。米食の問題点です。
● 昔は、糠漬けで御新香にVB1を移し、ごはんと一緒に食べたのは合理的です。それでも
蛋白質は不十分です。小さな体格の昔は、めざし一匹で十分でしたが、今は
めざし一匹にみでは、不十分です。
● 従って彼女の栄養指導は誤解を招きます。痩せた体型で、あまり運動をしないで、脳
のみを使う、知恵者にはそれでも良いですが、男や運動家には全く合いません。
● デスクワークの女性には、朝はパンかバナナのみでも十分ですが、男や
運動する人には、朝は卵にベーコン、足りなければパンを追加する西洋式の
食べ方は理にかなっている、安い蛋白源です。勿論ステーキでも良いですが。
● 米食の民族の居眠りや昼寝の習慣は、小麦製品やや肉を増やせば予防できます。
特に危険な国での公共の輸送機関での居眠りは、致命的です。この場合は
タップリと肉類をとる事で防げます。
● ケンタッキーフライチキン+αは、安くて簡単で、大切な眠気予防の食事です。
郷にいては郷に従え。
● 安全な国で、筋肉もなく、がりがりに痩せて、脳のみを使う仕事では、パンのみでも
十分ですが、それ以外の条件では、たっぷりとした動物性の蛋白質が気力と
体力を生み出します。
● これが積極的な性格や気力を作ります。個々の栄養素の欠点と利点と、筋肉量や
運動量を加味しない栄養学は、単なるお話です。
● 昔からの各国の食事を見るのが、その理解のコツです。彼女を見る限りは、昔デブと
云われたトラウマが、その痩せた体型と胃下垂様な体型と、精神科医を
目指し、更に栄養指導している動機かと思われます。推測ですが。
● このような指導を受けたなら、筋肉のない胃下垂気味の、トラウマを抱えた、じっと
我慢ばかりをして、反論も出来ない、マゾヒステックな、日本人の
精神構造を作るのみです。
● その様な知恵者・日本人が指導するのは、もう飽き飽きです。
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精神科医が警鐘「朝食を低糖質にしてはいけない」
女子SPA! 4月1日(火)9時21分配信
ここ数年、大きな注目を集めている「低糖質」。糖質を制限することで体から余分な脂肪を落とすというこのダイエット法は、そのメソッドを解説する本が多数出版され、実践している人も少なくありません。しかし、この低糖質ダイエット、誤ったかたちで行ってしまうと日常生活に大きな支障をきたしてしまうことがあるそうです。医学的見地から正しく、無理なく、継続できるダイエット法を紹介した書籍『何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから』が話題を集める精神科医の奥田弘美氏に正しい糖質制限の方法を聞きました。
低糖質ダイエットが流行っていますが、すべての食事から炭水化物や糖質を減らしてしまうと、悪い影響が発生することが明らかになっています。日中の即戦力となるエネルギー源が不足するために、だるさや行動力の低下、不安や混乱、イライラ感などのメンタル面の不調が起こりやすくなるのです。
そのため、朝食で糖質を摂取することは必須です。ごはんやパン類といった主食はほどよく食べたほうがいいのです。私自身も朝食には、大好きなパンをしっかり食べます。またときには夜に食べないで残しておいたケーキやクッキーなどデザート系の糖質を楽しむこともあります。朝の糖類は、これから日中の活動に使うエネルギー源となっていくため、極端に食べすぎない限り脂肪合成されにくいのです。だからダイエット中であっても、もし甘いものがどうしても食べたくなったら、朝食の炭水化物としてちょこっと楽しむのは問題ありません。
また朝食に炭水化物を食べないと、体温が上昇しにくく体が覚醒モードに入らないため、仕事や活動する気力も湧きにくくなります。働いている人や頭を使って勉強する人は、だからこそ朝食をきちんと、炭水化物も入れてバランスよく食べる必要があるのです。即効型のエネルギー源となる炭水化物を減らしていくのは、昼食以降にするべき。体重を確実に、かつ無理なく減らしたい場合は、炭水化物類を昼食から3分の1〜半分減らし、さらに夕食から半分〜3分の2の割合で減していきましょう。昼食はまだ午後の活動のために即効型エネルギーを補給しなければならないために、炭水化物が必要です。
お腹がすいているにもかかわらず、普段の半分以下やほとんど食べないなどと極端に減らしてしまうと、午後からの活動や知的作業をスムーズに行えなくなるおそれがあります。午後からの仕事や活動の強度に合わせて、炭水化物を減らす割合は決定してください。
たとえば、午後からもたくさん歩いたり動き回ったりする予定の日は、3分の1前後を目安に減らす。ごはんを毎食2杯食べていた人は、1.5杯弱程度に、1杯食べていた人は3分の2杯にしてみましょう。麺をすべて食べていた人は、3割程度残せばOKです。はじめは「もう少し食べたいな」と物足りなさを感じるかもしれませんが、3分の1残す時点で、きっと空腹じゃないはずなのです。そこで思い切って箸を置いてください。
逆に外出の予定がないというときは、ちょっと多めに半分近く減らしてみる。休日で午後からもソファーでゴロゴロとテレビを見ていて動かないだけというならば、思い切って半分以下にしてもよいでしょう。炭水化物を減らした分、なんとなく物足りなければ野菜類や汁物を増やします。野菜サラダ、少量の油でいためた野菜ソテー、野菜のお惣菜、わかめや野菜がたっぷり入ったみそ汁、コンソメ系の野菜スープ、市販の野菜ジュースやトマトジュースなど何でもいいのです。食事の満腹感は、食べ物が消化されて血糖値が上がって感じるだけではなく、胃に物がたまった感覚で感じています。だから炭水化物を減らした分、ローカロリーの野菜や汁物で量を増やししてあげれば、満腹感が足りなすぎて辛い……という状況が回避できるのです。
ただし、昼食に多量の食べ物を胃に詰め込みすぎると、その消化に血流の多くが使われてしまうために、頭がぼーっとしてきます。昼食を食べすぎると胃への負荷が過剰となり、消化器官へ血液が集中してしまうのです。その結果、脳への血液の循環が減ってしまい、脳全体の活動が抑えられてぼーっとしたり眠気が起こってきます。そのため昼食は、腹八分目が大原則。お腹がパンパンになるまで、ガッツリ昼食を食べてしまうと、絶対に午後の作業能率が下がってしまいますので注意が必要です。
スリムな体型を維持するコツは、極端なダイエットに走るのではなく、どうすれば無理なく継続できる習慣をつくること。そのためには、まず、自分の脳の使い方から見直してみることが大切です。
<取材・文/女子SPA!編集部>
【奥田弘美氏】
精神科医師(精神保健指定医)、日本医師会認定産業医、作家。少女時代に肥満のため「ブー」というあだ名を付けられ傷ついた経験から、「どうしたら太らない食べ方ができるか?」というテーマで若い頃からダイエット研究に熱中。医師として安全なダイエット法を吟味しながら、精神科医としての視点で「太らない人の食べ方」を考察した結果、「考え方」、「脳の使い方」に大きな違いがあることに気づき独自のダイエット法を体系づける。本書のダイエット法を自ら実践した結果、2児の出産を経て45 歳を過ぎてもBMI20、洋服は常にS〜M サイズの健康スリム体型を維持している。現在は精神科医・産業医として都内20 か所の企業にて、日々多数のビジネスパーソンの心身のトータルケアを行うほか、銀座スキンクリニックではカウンセリングルームを持ちメンタルケアコーチングやダイエットコーチングを実施。心のストレスケアとともに行う安全で実践しやすいダイエット法には定評があり、ビジネスパーソンのメタボ解消や女性の健康ダイエットを日々サポートしている
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● ここでいう糖質制限とは、穀物の主成分である、多糖類の制限を刺しているものと
思います。つまり、御米や小麦などからの食べ物と理解できます。
● 先ず、人間に最低限必要な食べ物とは、肉や魚などの肉類です。つまりタンパク質です。
必須アミノ酸は体内で合成できないために、動物性性のタンパク質がどうしても
必要になります。
● 本来はライオンを見ても分かるように、他の動物の肉だけでで十分生きています。
人間も同様に生きていきますが、人間の場合は火を通すために、必須微量
栄養素が壊れる為に補充が必要になります。
● これがビタミンであり、果物や野菜などから追加補充します。従って果物や野菜と
動物性の蛋白質で十分生きていけますが、しかし、人類はその人口と飢えを
防ぐために、穀物や果物・野菜等を保存食として利用してきました。
● 又保存や環境への負荷、衛生上の観点からも、肉類だけでは難が有り、やはり穀物の
追加が必要となり、それが人間の文明等を作り、自らもその穀物に適用して
来たと思われます。つまり歴史的な適応です。
● 云えば、穀物などの多糖類に依存した体に成ったとも言えます。
又脳は血糖=つまりブドウ糖のみをエネルギー源としますから、
どうしても血中のブドウ糖は必要になります。
● しかし、血糖=ブドウ糖は他の栄養素から作れますから、例えば脂肪やアミノ酸
≒タンパク質から作れますから、特に絶対的にとる必要はありません。
肉を食べるだけで十分です。
● 特に、脂肪やアミノ酸からブドウ糖を作るときには、余分な代謝を必要とします。
言い換えれば、余分なエネルギーが出ますから、朝の冷えた体が温まります。
従って、朝食に動物性の蛋白質は、特に寒い地方では合目的です。
● 又忘れがちですが、動物性の蛋白質には、その中に動物がエネルギー源とした利用して
いる、糖質=グリコーゲンなども含まれます。
● ここが誤解の元ですが、したがってベーコンと卵のみでも、十分なカロリーは得られ
且血糖は十分上がり、体温も穀物のみよりはずっと上がりやすくなります。
● 多糖類のみが体温をあげると言うのは誤解で、十分な食事が、どんな食事でも体温を上げ
血糖も上げるのです。特に動物性の食べ物は良く体温をあげます。試せば分かります。
● 従って、血糖や体温をあげる為には、糖質が是非必要と言うのは単なる誤解です。
● 穀物=多糖類=糖質が必要なのは、費用が安いのと、保存がきくのと、環境への負荷が
軽い事などの歴史的・文明史的な物です。又実際大きな脳は良くブドウ糖を
消費しますので、ある程度の穀物=多糖類の摂取は理にかなっています。
● しかし、同時に忘れているのは、穀物にもある程度のタンパク質を含んでいる事です。
男には不十分な量ですが、筋肉のない女性には完ぺきではないですが、
略必要量に近い量が得られます。
● イースト菌で発酵させたパンは、更にタンパク質が増えますから、理想的です。
従ってかよわい女性には朝の食事はパンを主食にしても殆ど問題ありませんが、
男特に筋肉を使う仕事の人には、不十分です。
● 又パンはその糖質を代謝するために必要な、ビタミンB1が有りますから、特に追加は
必要ありませんが、ごはんはそうは行きません。江戸の風土病であった脚気は
そのビタミンB1不足によるものですが、パン・肉の西欧ではない病気です。
● 従って、ご飯を食べる時には、そのビタミンB1を特に追加するか、動物性の蛋白質の
追加が必要になります。ご飯のタンパク質も、パンに比して少ないのです。
又麦飯も、VB1補充には良いでしょう。
● 従って、ふりかけのみで、たっぷりご飯を食べると、眠気が起こり(≒VB1欠乏)、
電車の中で眠気が起こったり、昼寝が必要になります。米食の問題点です。
● 昔は、糠漬けで御新香にVB1を移し、ごはんと一緒に食べたのは合理的です。それでも
蛋白質は不十分です。小さな体格の昔は、めざし一匹で十分でしたが、今は
めざし一匹にみでは、不十分です。
● 従って彼女の栄養指導は誤解を招きます。痩せた体型で、あまり運動をしないで、脳
のみを使う、知恵者にはそれでも良いですが、男や運動家には全く合いません。
● デスクワークの女性には、朝はパンかバナナのみでも十分ですが、男や
運動する人には、朝は卵にベーコン、足りなければパンを追加する西洋式の
食べ方は理にかなっている、安い蛋白源です。勿論ステーキでも良いですが。
● 米食の民族の居眠りや昼寝の習慣は、小麦製品やや肉を増やせば予防できます。
特に危険な国での公共の輸送機関での居眠りは、致命的です。この場合は
タップリと肉類をとる事で防げます。
● ケンタッキーフライチキン+αは、安くて簡単で、大切な眠気予防の食事です。
郷にいては郷に従え。
● 安全な国で、筋肉もなく、がりがりに痩せて、脳のみを使う仕事では、パンのみでも
十分ですが、それ以外の条件では、たっぷりとした動物性の蛋白質が気力と
体力を生み出します。
● これが積極的な性格や気力を作ります。個々の栄養素の欠点と利点と、筋肉量や
運動量を加味しない栄養学は、単なるお話です。
● 昔からの各国の食事を見るのが、その理解のコツです。彼女を見る限りは、昔デブと
云われたトラウマが、その痩せた体型と胃下垂様な体型と、精神科医を
目指し、更に栄養指導している動機かと思われます。推測ですが。
● このような指導を受けたなら、筋肉のない胃下垂気味の、トラウマを抱えた、じっと
我慢ばかりをして、反論も出来ない、マゾヒステックな、日本人の
精神構造を作るのみです。
● その様な知恵者・日本人が指導するのは、もう飽き飽きです。
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