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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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ELLIOTT WAVE の問題点

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全てが完全と言う事は、何事にも有りません。アインシュタインの理論で全てが終わるわけが
ないのと同じように、エリオット波動もその理論は、当然発展途上と考えるべきです。

私のエリオット波動による分析の問題点は

? 他人のデータを利用している事。従ってデータに微妙な差異がある場合に、どの
  データを利用するかは、私の好み=感情≒欲望に左右されます。
? 全てに必要な、完全なデータを集めきれない事。個人の限界が露呈するときです。
? 私の分析方法に問題があり得る事、これも私の好みに影響されます。
  つまりまだ十分に理論をマスターしていないと言う事です。

従って分析は、あくまでも今後の大まかな方向を予測するための参考とすべきでしょう。
最終的にどの予測を取るか”これが投資と言う事でしょう。


さて、今の私の分析で迷っている事、つまり確実とは言えない事が2つ有ります。

● 一つは、今現在進行形の、6月末からの波は、衝撃波の始まりかどうかという事です。
  これは6月末で、貴金属の調整が終わったかどうかという事に成ります。
  これは何れにしろ、大きな波ではないので、直ぐに分かる事でしょう。

● もう一つの問題点は、今回の2000年からの商品のサイクルをサイクル第?波とするか
  又はサイクル第?波=スーパーサイクル第(?)とするかの悩みです。

○ 第?波とすれば、2029年からと思われる、第?波の商品の時代は更なる貴金属の
  暴騰が予想されると言う事です。今の所は金価格は7〜10万ドル/1㌉の予想。
  この場合の、今回2017年前後の金価格の予想、つまり第?波の頂点の予想は
  6000〜1万8千?/㌉となりますが、低めの予想が無難でしょう。

  この場合のサイクル第?波は、1966〜1980年となります。

○ 今回をサイクル第?波とすれば、2029〜2046年間の金価格の予想は、サイクル第?波
  =つまりスーパーサイクル第(?)波の強力な調整の後の波と言う事に成ります。

  すると2029〜2046年間は次のスーパーサイクル第(?)波のサイクル第?波と
  いう事に成ります。つまり価格は今回の2016〜2017年の間に来ると予想
  される値に近くなると予想されます。この場合は、サイクル第?&?波は
  1934〜1966年となり、1966〜1980年はサイクル第?波となります。

  この場合の2017年前後の予想は、つまりサイクル第?の頂点の予想は、
  約6000〜1万8千ドル/㌉と予想しますが、高めが確率は高くなります。
  これは、商品の第5波は、一般的に第3波より高い為です。

● これは以下の1934年からの金価格の上昇を、第?波と見るか、無視できる波と見るかの
  違いで起こります。つまり今回のスーパーサイクル第(?)の始まりを、1934年と見るか
  1966年と見るかで異なると言う事です。何れにしろ過去数百年間の貴金属の調整は
  終わりましたから、今後は上昇がトレンドと言う事に成ります。
 


● 銀価格は以下のチャートから、波の形ははっきりとしています。つまりまだ
  プライマリー第?波を形成していませんので、明らかにまだ最後の衝撃波が残っています。


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