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世界のがんの約6%は過体重と糖尿病が原因
提供元: HealthDay News 公開日:2018/01/05
2012年に世界175カ国で発症したがんの5.6%は糖尿病や肥満が原因であることが、「The Lancet Diabetes & Endocrinology」11月28日オンライン版に掲載された新たな研究で報告された。論文の筆頭著者である英インペリアル・カレッジ・ロンドンのJonathan Pearson-Stuttard氏らは、糖尿病と肥満により高血糖や慢性炎症、ホルモン分泌の異常が長期にわたって続くとがんの発症につながる可能性があると指摘している。
Pearson-Stuttard氏らは、世界175カ国における2002年の糖尿病と過体重や肥満(BMI 25以上)の有病率を推定するデータと糖尿病や過体重によるがんの相対リスクに関するデータを収集。世界各地域のがん罹患や死亡に関する疫学データを用いて、2012年における12種類のがん別の人口寄与割合(population attributable fraction;PAF)を推計した。
解析の結果、2012年に新たに発症したがんのうち5.6%は糖尿病と過体重や肥満の両方が原因であり、年間で79万2,600件に上ることが分かった。このうち約2%(28万100件)は糖尿病を原因とし、約4%(54万4,300件)は過体重や肥満によるものであった。中でも肝臓がんの24.5%、子宮内膜がんの38.4%は糖尿病や過体重、肥満を原因としていた。
また、糖尿病に関連したがんの26.1%と過体重に関連したがんの31.9%は、1980年から2002年にかけて増加した糖尿病や過体重の有病率の影響によるものと考えられた。こうした糖尿病や過体重、肥満によるがん症例の多くは経済的に裕福な欧米各国で多くみられ、東アジアと東南アジア諸国がこれに続いていた。
付随論説を執筆した米ワシントン大学セントルイス校のGraham Colditz氏は「糖尿病と肥満はいずれもがん発症の原因となるものだが、これらのリスク因子は予防できるものだ。一般住民に対して、生涯にわたって適正体重を維持することの重要性を広く啓発していく必要がある」と強調している。
世界の糖尿病人口は4億人を突破し、過体重や肥満の成人は20億人を超えるとも推計される。Pearson-Stuttard氏は「肥満や糖尿病の患者を減らさなければ、これらのリスク因子によるがん発症は世界的に増加し続けるだろう」と警鐘を鳴らし、糖尿病と肥満の予防とスクリーニング対策を強化するよう努力していくべきだと話している。
[20117年11月28日/HealthDayNews]Copyright (c) 2017 HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら
原著論文はこちら
Pearson-Stuttard J, et al. Lancet Diabetes Endocrinol. 2017 Nov 28. [Epub ahead of print]
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● ある病気にかかっている人は、別の病気にかかりやすい事は当然です。又癌にも
かかりやすい事は当然です。物事の基本を理解していないから、原因と
促進因子を混同するのです。関係があるという事と原因とは別のものです。
● 例えば、時代とともに医師が増えて、癌が増えてきています。その関係を分析すれば
時代の流れが、癌の原因という結論になります。又は医師が増えすぎたのが原因で
癌か増えたという事になります。統計の分析はこうして嘘をつくのです。
● 問題なのは、直接の原因と、それを促進する因子とを区別するのが、研究なのです。
促進因子を原因とするところに、論理の基本が全くなっていません。既に肝臓癌
の原因は、B型肝炎ウイルス、特にC型肝炎ウイルス等と分かっています。
● 頭頚部癌や直腸がん,膣癌、子宮頸部癌等減の原因は、ヒトパピローマウイルスで
ある事は段々と分かって来ています。つまり、癌の原因は殆どウイルスという事は
今や常識です。その基本がわからないのに、統計を絶対視するから間違うのです。
● 肥満や糖尿病になれば、当然免疫が低下して、癌ウイルスが感染し易くなることは
当然です。その時の肥満や糖尿病は促進因子であり、原因とは言いません。
それが基本的な科学的な論理思考です。全くその基本がありません。
● 問題なのは、肥満や糖尿病のある人とない人では、癌になる臓器が異なるのかどうかと
いう事でしょう。つまり、肥満や高血糖の人にはどの臓器が癌ウイルスに
感染し易いかという事なのです。全ては其処に注視すべきです。
● 原因などと鬼の首を取ったかのように書くのは、己の無知をさらけ出すものです。
欧米の有名な、Lancetに載っているとは、西欧の認知症は科学にも
及んでいるのです。これが体制の寿命という事なのでしょう。
● 人間に引退時期があるのは、それが大きな原因です。組織とてそうです。
USA/大西洋資本主義は引退の時期なのです。それが見えないといけません。
世界のがんの約6%は過体重と糖尿病が原因
提供元: HealthDay News 公開日:2018/01/05
2012年に世界175カ国で発症したがんの5.6%は糖尿病や肥満が原因であることが、「The Lancet Diabetes & Endocrinology」11月28日オンライン版に掲載された新たな研究で報告された。論文の筆頭著者である英インペリアル・カレッジ・ロンドンのJonathan Pearson-Stuttard氏らは、糖尿病と肥満により高血糖や慢性炎症、ホルモン分泌の異常が長期にわたって続くとがんの発症につながる可能性があると指摘している。
Pearson-Stuttard氏らは、世界175カ国における2002年の糖尿病と過体重や肥満(BMI 25以上)の有病率を推定するデータと糖尿病や過体重によるがんの相対リスクに関するデータを収集。世界各地域のがん罹患や死亡に関する疫学データを用いて、2012年における12種類のがん別の人口寄与割合(population attributable fraction;PAF)を推計した。
解析の結果、2012年に新たに発症したがんのうち5.6%は糖尿病と過体重や肥満の両方が原因であり、年間で79万2,600件に上ることが分かった。このうち約2%(28万100件)は糖尿病を原因とし、約4%(54万4,300件)は過体重や肥満によるものであった。中でも肝臓がんの24.5%、子宮内膜がんの38.4%は糖尿病や過体重、肥満を原因としていた。
また、糖尿病に関連したがんの26.1%と過体重に関連したがんの31.9%は、1980年から2002年にかけて増加した糖尿病や過体重の有病率の影響によるものと考えられた。こうした糖尿病や過体重、肥満によるがん症例の多くは経済的に裕福な欧米各国で多くみられ、東アジアと東南アジア諸国がこれに続いていた。
付随論説を執筆した米ワシントン大学セントルイス校のGraham Colditz氏は「糖尿病と肥満はいずれもがん発症の原因となるものだが、これらのリスク因子は予防できるものだ。一般住民に対して、生涯にわたって適正体重を維持することの重要性を広く啓発していく必要がある」と強調している。
世界の糖尿病人口は4億人を突破し、過体重や肥満の成人は20億人を超えるとも推計される。Pearson-Stuttard氏は「肥満や糖尿病の患者を減らさなければ、これらのリスク因子によるがん発症は世界的に増加し続けるだろう」と警鐘を鳴らし、糖尿病と肥満の予防とスクリーニング対策を強化するよう努力していくべきだと話している。
[20117年11月28日/HealthDayNews]Copyright (c) 2017 HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら
原著論文はこちら
Pearson-Stuttard J, et al. Lancet Diabetes Endocrinol. 2017 Nov 28. [Epub ahead of print]
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● ある病気にかかっている人は、別の病気にかかりやすい事は当然です。又癌にも
かかりやすい事は当然です。物事の基本を理解していないから、原因と
促進因子を混同するのです。関係があるという事と原因とは別のものです。
● 例えば、時代とともに医師が増えて、癌が増えてきています。その関係を分析すれば
時代の流れが、癌の原因という結論になります。又は医師が増えすぎたのが原因で
癌か増えたという事になります。統計の分析はこうして嘘をつくのです。
● 問題なのは、直接の原因と、それを促進する因子とを区別するのが、研究なのです。
促進因子を原因とするところに、論理の基本が全くなっていません。既に肝臓癌
の原因は、B型肝炎ウイルス、特にC型肝炎ウイルス等と分かっています。
● 頭頚部癌や直腸がん,膣癌、子宮頸部癌等減の原因は、ヒトパピローマウイルスで
ある事は段々と分かって来ています。つまり、癌の原因は殆どウイルスという事は
今や常識です。その基本がわからないのに、統計を絶対視するから間違うのです。
● 肥満や糖尿病になれば、当然免疫が低下して、癌ウイルスが感染し易くなることは
当然です。その時の肥満や糖尿病は促進因子であり、原因とは言いません。
それが基本的な科学的な論理思考です。全くその基本がありません。
● 問題なのは、肥満や糖尿病のある人とない人では、癌になる臓器が異なるのかどうかと
いう事でしょう。つまり、肥満や高血糖の人にはどの臓器が癌ウイルスに
感染し易いかという事なのです。全ては其処に注視すべきです。
● 原因などと鬼の首を取ったかのように書くのは、己の無知をさらけ出すものです。
欧米の有名な、Lancetに載っているとは、西欧の認知症は科学にも
及んでいるのです。これが体制の寿命という事なのでしょう。
● 人間に引退時期があるのは、それが大きな原因です。組織とてそうです。
USA/大西洋資本主義は引退の時期なのです。それが見えないといけません。