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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
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アメリカの大分裂は必至であり、内戦が起こりかねない
左翼は言葉狩りに姿を変え、米国を滅ぼそうとしている
♪
マックス・フォン・シュラー『日本人に隠しておけないアメリカの「崩壊」』(ハート出版)
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著者のシュラー氏は元海兵隊。姿勢正しく、礼儀正しく、ちゃんとした格調高い日本語も喋る快男児。糊口を凌ぐために結婚式の牧師をしていると正直に履歴に書くのも、人生に自信があるからだろう。一度、テレビでご一緒したことがあるが、謙虚なアメリカ人だった。しかも氏は海兵隊出身である。
中味はじつに激しい。
本書は日米2ヶ国併記というスタイルで、英語の題がそれとなく添えられている。ちなみに英語題名は「2nd CIVIL WAR:THE BATTLE FOR AMERICA」である。
つまり左右の対立が激化し、アメリカは南北戦争以来の内戦に突入する怖れが高い、と予測し、その理由を詳らかにのべる。
「アメリカの教育は左派に乗っ取られています。ポリティカル・コレクトネスはアメリカで一般的な運動となり、ある人の発言が誰かを不快にさせたと言う理由で仕事まで失ってしまう可能性があるほど、社会に浸透しています」
「ポリティカル・コレクトネスは嫌悪(ヘイト)の哲学です。はじめはあたかも良い提案のように聞こえ、平等化をすすめる効果もありましたが、本当の目的は、アメリカの社会を崩壊させることです」
ここまで聞いてみただけでも、日本の状況と瓜二つ。教育は左翼に乗っ取られ、メディアも司法界も左翼が牛耳る。言葉狩りは、おかしな言語空間と弱者が威張る歪な構造を導き出した。
こんにちのアメリカは「ディープ・ステート」に支配されていると著者は言う。このタームはしばしばトランプ大統領も使用する。
「米国の新支配階級とは、企業の社長であり、軍隊の将軍や高級官僚など」。しかし「この人たちを、はっきり誰と特定することは困難です」と言う。
「(アメリカの)メディアは、かれらの傀儡であり、かれらにまずい報道はしない。だからメディアだけをうっかり読んでいるとアメリカ人全体がヒラリーを支援しているかのような、操作がなされた。
日本のメディアも殆どが騙されて、ヒラリー圧勝を予測していた。
アメリカのメディアも「調査報道の仕事は行わず、ただただ、プロパガンダを繰り返しています」という状況も、日本と似ている。
以前から危機をいわれた軍隊のトランスジェンダー容認は、実際にアメリカの軍隊を機能不全の状況にまで追い込んだ。女性パイロットが優遇され、能力の低い軍人が重要ポストに就くと事故が相次ぎ、士気は下がり、とくにオバマはトランスジェンダーに反対した軍幹部を197名も首にした。
その後、戦闘性が希釈になり、駆逐艦ジョンマケイン、フィッツジェラルトなどの事故が相次いで、戦力のローテーションが大きな障害にぶつかる。
アメリカ軍の無能化は深刻な状況に陥没し、ようやくアメリカ人の良識派がトランプを選んだのだ。
とはいえトランプ政治にも限界があり、げんに左右の対立は日増しに激化し、いずれ、アメリカは南北戦争以来なかった内戦に突入するだろうとシュラー氏は、じつに深刻な予測をするのである。
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● 私は別にUSAの物言わぬ白人の感情を理解していたからでもありません。
軍の実情・無能化の状況などを理解していたからでもありません。
純粋に270年で1体制が滅びるという信念でもって予測したのです。
● つまり独立から270年で、1つの国家体制は滅びると予測しただけです。その予測に
基づいて全てを予測したのです。予測通りの進行は、私の信念を確実に
しています。つまり、これこそが法則という事なのです。
● それに基づけば、国家体制の大崩壊と市民戦争は、すでに既定の未来なのです。
そして残念な事には、USAは中共同様、力が政権を取る時代・武人戦国
時代へと変わり、見るも無残な殺し合いの国家となるのです。
● これが早く日本を独立させて、核兵器を持たせるのが大切だとの結論になるのです。
USAの崩壊は急激に来ますから、余裕はないのです。左右のどちらが権力を
持つにしろ、日本はUSAの助力の期待は全くできません。
● 一人で、アジア全ての国と向き合わなくてはいけないのです。それを四面楚歌と
云うのです。残念な事には、全ては私の言う方向に進んでいるのです。
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アメリカの大分裂は必至であり、内戦が起こりかねない
左翼は言葉狩りに姿を変え、米国を滅ぼそうとしている
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マックス・フォン・シュラー『日本人に隠しておけないアメリカの「崩壊」』(ハート出版)
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著者のシュラー氏は元海兵隊。姿勢正しく、礼儀正しく、ちゃんとした格調高い日本語も喋る快男児。糊口を凌ぐために結婚式の牧師をしていると正直に履歴に書くのも、人生に自信があるからだろう。一度、テレビでご一緒したことがあるが、謙虚なアメリカ人だった。しかも氏は海兵隊出身である。
中味はじつに激しい。
本書は日米2ヶ国併記というスタイルで、英語の題がそれとなく添えられている。ちなみに英語題名は「2nd CIVIL WAR:THE BATTLE FOR AMERICA」である。
つまり左右の対立が激化し、アメリカは南北戦争以来の内戦に突入する怖れが高い、と予測し、その理由を詳らかにのべる。
「アメリカの教育は左派に乗っ取られています。ポリティカル・コレクトネスはアメリカで一般的な運動となり、ある人の発言が誰かを不快にさせたと言う理由で仕事まで失ってしまう可能性があるほど、社会に浸透しています」
「ポリティカル・コレクトネスは嫌悪(ヘイト)の哲学です。はじめはあたかも良い提案のように聞こえ、平等化をすすめる効果もありましたが、本当の目的は、アメリカの社会を崩壊させることです」
ここまで聞いてみただけでも、日本の状況と瓜二つ。教育は左翼に乗っ取られ、メディアも司法界も左翼が牛耳る。言葉狩りは、おかしな言語空間と弱者が威張る歪な構造を導き出した。
こんにちのアメリカは「ディープ・ステート」に支配されていると著者は言う。このタームはしばしばトランプ大統領も使用する。
「米国の新支配階級とは、企業の社長であり、軍隊の将軍や高級官僚など」。しかし「この人たちを、はっきり誰と特定することは困難です」と言う。
「(アメリカの)メディアは、かれらの傀儡であり、かれらにまずい報道はしない。だからメディアだけをうっかり読んでいるとアメリカ人全体がヒラリーを支援しているかのような、操作がなされた。
日本のメディアも殆どが騙されて、ヒラリー圧勝を予測していた。
アメリカのメディアも「調査報道の仕事は行わず、ただただ、プロパガンダを繰り返しています」という状況も、日本と似ている。
以前から危機をいわれた軍隊のトランスジェンダー容認は、実際にアメリカの軍隊を機能不全の状況にまで追い込んだ。女性パイロットが優遇され、能力の低い軍人が重要ポストに就くと事故が相次ぎ、士気は下がり、とくにオバマはトランスジェンダーに反対した軍幹部を197名も首にした。
その後、戦闘性が希釈になり、駆逐艦ジョンマケイン、フィッツジェラルトなどの事故が相次いで、戦力のローテーションが大きな障害にぶつかる。
アメリカ軍の無能化は深刻な状況に陥没し、ようやくアメリカ人の良識派がトランプを選んだのだ。
とはいえトランプ政治にも限界があり、げんに左右の対立は日増しに激化し、いずれ、アメリカは南北戦争以来なかった内戦に突入するだろうとシュラー氏は、じつに深刻な予測をするのである。
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● 私は別にUSAの物言わぬ白人の感情を理解していたからでもありません。
軍の実情・無能化の状況などを理解していたからでもありません。
純粋に270年で1体制が滅びるという信念でもって予測したのです。
● つまり独立から270年で、1つの国家体制は滅びると予測しただけです。その予測に
基づいて全てを予測したのです。予測通りの進行は、私の信念を確実に
しています。つまり、これこそが法則という事なのです。
● それに基づけば、国家体制の大崩壊と市民戦争は、すでに既定の未来なのです。
そして残念な事には、USAは中共同様、力が政権を取る時代・武人戦国
時代へと変わり、見るも無残な殺し合いの国家となるのです。
● これが早く日本を独立させて、核兵器を持たせるのが大切だとの結論になるのです。
USAの崩壊は急激に来ますから、余裕はないのです。左右のどちらが権力を
持つにしろ、日本はUSAの助力の期待は全くできません。
● 一人で、アジア全ての国と向き合わなくてはいけないのです。それを四面楚歌と
云うのです。残念な事には、全ては私の言う方向に進んでいるのです。