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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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つまり障害を受けている脳は、次の再生を待っているのです。

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★ https://www.m3.com/news/general/576507?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD171222&dcf_doctor=true&mc.l=265977259&eml=05e1141dd081f1cb5b8b99d4e86b2081


脳神経再生の仕組み発見 新生児マウス、名古屋市大大学
           2017年12月22日 (金)配信共同通信社

 低酸素性虚血性脳症などでダメージを受けた新生児の脳では、通常は生後すぐに消えてしまう「放射状グリア」という細胞が残り、神経細胞の成長を手助けしていることを、名古屋市立大の沢本和延(さわもと・かずのぶ)教授(再生医学)らのグループが、マウスを使った実験で明らかにした。21日付の米科学誌電子版に発表した。

 脳性まひにつながる低酸素性虚血性脳症などは年間数千人の新生児で発生しているが、有効な治療法がなく、グループは「脳神経の再生医療につながる」と期待している。

 放射状グリアは、胎児のときに脳が形作られる過程で、神経細胞が移動する際の足場になると考えられているが、生まれると消えてしまう。グループは、生後数日の新生児マウスの脳にダメージを与え、歩けないようにして実験。放射状グリアが消えずに残り、それを足場にしながら、神経細胞が傷害部位に移動することを発見した。

 さらに、特殊な処理をしたゼラチンで作った人工足場を脳に移植すると、傷害部位に移動する神経細胞の数が増え、歩行機能が回復した。新生児だけでなく、成体のマウスでも同様だったという。

 沢本教授は「脳内に残った放射状グリアを活用できれば、外から細胞を移植するのではなく、本人がもともと持っている細胞を使った再生医療につながる」と話している。

 注)米科学誌はセルステムセル

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● つまり、障害を受けた脳は、成人でも新生児でも回復の余地がある事を意味します。
  全く正常まで回復しないまでも、ある程度の回復の方向が見られるだけでも
  患者には朗報です。これは私自身の経験も一致します。

● 前回書いたケースです。13歳♀と14歳♂の自閉症のケースです。初め何にも出来ず、
  理解できず、言葉もしゃべれなかった子供たちが、学習が出来るまでに回復し
  簡単な言葉を発し、家族のいう事を理解でき、今日何をすべきか
  思い出せるまで回復したのです。まさに奇跡です。

● まるで何かに取り付かれていた子供たちが、それから解放されたように、急激に回復を
  始めたのです。勿論前回の症例報告を読んだあなたは、何が取り付いていたかは既に
  ご存知でしょう。それが必須栄養素で出来る事は、西洋医学の研究から分かっています。

● 上記にはそれが見られません。あくまでも機械的に足場を作ることのみに興味が
  あるようです。至急必須栄養素で出来る事を見つけてほしいものです。

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