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USAは孤立化・中国は擬態資本主義//将来の超大国は日本のみ//ただし核武装が前提

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)11月11日(土曜日)
          通巻第5504号  
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 APEC会場のダナン、トランプ大統領演説は『アメリカンファースト』
   嘗ての敵はきょうの友、米越関係は劇的に改善された
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 高級リゾートが立ち並ぶダナンの海岸、南へ20分も車を飛ばすと隠れた避暑地といわれるホイアンに着く。長期滞在の外国人はダナンより、此のホイアンが好きである。瀟洒た小規模なブティック・ホテルが好きなようだ。

 ダナン空港は、ベトナム戦争中、米空軍の基地だった。大型輸送機、爆撃機、戦闘機がひっきりなしに発着し、この空港ではダイオキシンが混ぜ合わされて空中に散布された。この結果、およそ200万人が後遺症になやみ、癌の発生率が高く、近年になって米国はダナンの清浄作業を本格化させ、ようやく二年前に土壌から毒性がなくなった。

 また米国は数隻の沿岸警備艇をベトナムに寄付し、カムラン湾には空母が寄港し、最新鋭の武器供与も計画している。

 中国が掠め取った西砂諸島はベトナムの領海にあり、中国の軍事力を恐れないベトナムは、しかしながら兵器の旧石器時代化を嘆いている。

 ダナンは100万都市であり、古都のユエとは四時間のドライブで結ばれる。途中の山脈をくぐる長いトンネルは日本の無償援助で造られ、出入り口には翩翻と日本国旗が翻っている。

 このダナンにトランプ大統領は降りたって、大歓迎を受けた。あれほどの戦争をやった相手国であるにも関わらずベトナム国民の過半数は「トランプが好き」と答えるのである。驚くほかはないが、それが歳月の流れ、新世代の誕生ということであろうか。
 そのうえ、街辻では若者が「中国は法律に従え」「中国は侵略者」というプラカードを掲げての抗議行動が散発しており、当局はAPECの警備を理由に活動家百名を拘束した。
 
このダナンで展開された四大強国の貿易をめぐる方向性議論だから、不思議である。
APECの正式メンバーではないが、環太平洋諸国すべてが参加するようになって、ロシアからプーチンが、米国はトランプ、日本から安倍、中国から習近平もやってきた。

 ベトナムががっかりしたのはトランプがTPPを脱退すると決めたことだった。

 ダナンでトランプは講演をしたが「いかなる国も自国が大事であり、われわれのスタンスは『アメリカンファースト』である」と挑発的発言でTPPに真っ向から対決姿勢をしめした。

 つづく習近平はダボス会議と同じくグローバリスムを推賞し、米国と鋭角的対立の印象を作りだしたが、中国こそが不公平貿易に先兵であり、演説に迫力がなかった。
 ダナンAPECは貿易議論で火花が散ったという結果になりそうである。

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● ここから見えてくる、法則と傾向と流れは、

  1⃣ お隣同士(ベトナムと中国、北と中国、日本と中朝)は仲が悪いのは古今東西同じ。
              遠交近攻

  2⃣ 武人(ベトナム共産党)はやはり基本的に武人(トランプ政権)が好き。
          喧嘩して仲直り。 雨降って地固まる。

  3⃣ 体制の寿命は、厳格なもの。独立から270年後・2046年にUSA資本主義は崩壊し
              武人戦国時代へと移行する。

    武人・戦国時代の中共はいくら頑張っても、グローバリスムのリーダーにはなれない。
    擬態資本主義が関の山である。
 
  4⃣ 同じ体制は時に喧嘩をし、時に仲直りをする。中共とトランプ氏と将来のUSA.
              雨降って地固まる。

  5⃣ 武人は小さくても(ベトナム)武人であり、大国とも戦う勇気がある。
    ベトナムとUSA,ベトナムと中共、キューバとUSA.         
             武人とは戦いを本懐とする人達。

  6⃣ 援助受けても、援助国の名前を隠し、代わりに嘘と憎しみを国民に植え付けるのは、
              中共と朝鮮半島。救えない国々。

  7⃣ 将来の戦いは、本物の自由民主主義・グローバリズム(日独伊、インド等)の国々と
    武人の擬態資本主義の国々(中韓)・反日武人(北朝鮮)との戦いがメイン。


● 7⃣ との戦いに備える事は当然であるが、最も怖いのは、4⃣ の武人化したUSAが中共と
    同盟を結び、日本に敵対する事です。   四面楚歌。

  8⃣ それに備えての日本の核武装化は、将来日本が生き残る最低限の備えです。

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