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希望?それとも悪夢?/耐性と殺虫剤のいたちごっこ

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★ http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/74604


生物工学: 害虫のBt毒素耐性に打ち勝つ

Nature 533, 7601

2016年5月5日

Credit: gaurav_gadani/iStock / Getty Images Plus/Getty

細菌Bacillus thuringiensis由来の殺虫性タンパク質である 

❶ δエンドトキシン(Bt毒素)に対して ❷ 耐性を持つ昆虫の出現によって、
❸ 遺伝子操作でBt毒素を導入した作物の有効性の低下が懸念されている。今回D Liuたちは、ファージ補助型連続的進化(PACE)選択法を使って、高親和性のタンパク質–タンパク質相互作用を ❹ 迅速に進化させる方法を開発し、この系をBt毒素に適用して、昆虫の消化管細胞にある新しい標的タンパク質[イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)のカドヘリン様受容体]に結合して
❺ この害虫を殺す変異型Bt毒素を進化させた。これらの変異型Bt毒素は、
❻ Bt毒素に対する耐性に打ち勝って効果を示し、その致死性は耐性を持たない昆虫に対する野生型Bt毒素のものに近かった。

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● 上記の生物工学は、害虫のみに注視した場合は、まるで作物の生産には良いかのように
  見えます。しかし其処には、その毒素の人体への侵入や、毒素の連続的変化≒進化
  などの危険な問題が潜んでいます。

● そもそもこのような毒素を作物に作らせるという発想が、まったくばかげていると
  言えます。環境中にある有害物質は必ず、何らかの経路で人間の体内に入る
  ことは、今までの公害の歴史が示しています。

● 細菌の作る毒素でよく知られているものに、テトロドトキシンがありますが、これは
  細菌が作る毒素が、食物連鎖を経てフグなどの内臓に特に肝臓などに沈着して
  人間をも殺すことになるのは、よく知られていることです。

● そのような細菌のいない環境であれば、フグはそもそも毒をもたないし、安全です。

● このような毒素を、われわれが食べる作物に造らせること自体が倫理に反するといえます。

● 毒素≒農薬があふれると、他の昆虫もやられることは、最近のミツバチの全滅騒動にも見られます。
  作物の受粉に必要なミツバチがいなくなれば、そもそも作物自体が作れなくなるのです。

◆ ましてやそのような毒素の迅速な進化などが起これば、
  累積的に昆虫の絶滅が早まることが予想されます。

◆ 2000年までの地球温暖化でひと時の比較的幸せな農産物生産増加で恵まれていた状況が、
  やがて来る地球寒冷化でなくなることが予想されている現在、昆虫世界の崩壊は
  作物生産にダブルパンチを与えることが予想できます。

◆ さらに毒素を造る遺伝子は、個々の作物や種を超えての移動があり得ますから、
  健康への被害も大いに懸念されます。問題はすでに出ているといわれます。

★ 寒冷化と昆虫の激減による作物生産の減少、さらには毒素による健康被害の増大。

★ 2046年からくるUSA/大西洋ヨーロッパ資本主義の崩壊は、武人の時代の登場と
  彼の国々での内戦と世界戦国時代の登場が予測されることを考慮すれば、

★ ソ連共産党と中国共産党と朝鮮半島の近年の大虐殺(北も南も)が武人時代には
  必然のように、今回も大虐殺があり得ます。日本の戦国時代でも虐殺は
  つきものでした。

★ もちろん犠牲者は弱いものや少数者であることは歴史が示しています。強き者でも
  負ければ死が待っているのは、武人時代の特徴です。ソ連共産党による大虐殺、
  中共による大虐殺の歴史、戦後の韓国の独裁政権時代の大虐殺、

★ 現在進行形の北朝鮮による虐殺、昔の日本戦国時代の虐殺。虐殺こそは武人時代の
  特徴といえます。

★ 弱きものとは、上記毒素で病弱になった人間も含まれるでしょう。子供を造らずに
  ひたすら資本主義的制度の下で企業のCEOとなったり、エンターテインメントの
  世界で成功している、一部の性的少数派の人たちも、時代が変われば
  それこそ本当の少数派になると思われます。

★ 武人時代の虐殺の論理が、そのような少数派に及ぶことは、容易に想像できます。

● 武人の時代と東西文明の大移動と食糧生産の減少=飢饉と、上記少数派の増大、
  そして超富豪への憎しみとが重なり、革命が起これば、大虐殺が
  起こることは容易に想像できます。

● ソ連共産党の1600万人、中共の4000万人、韓国の100万人以上の虐殺、北朝鮮の
  数えられない虐殺、そしてヒットラーのユダヤ人大虐殺、その合計を超える
  虐殺がかの先進国と言われた、USA/大西洋ヨーロッパで起こると予想できます。

● 武人時代のUSA/大西洋ヨーロッパでは、それこそ五体満足で、更に子持ちの貧乏な庶民から
  憎まれないことが生き残りのコツと思われます。

● 動物を見るまでもなく、子持ちの母親は強いものです。苦労して子供を育てても、
  仕事がなく子供にロクなものがを食わせられない親の怒りは想像を
  超えるものと思われます。

● 子持ちの母親は、だれでもジャンヌダルクになれるのです。

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