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民度が下れば・社会の大崩壊・革命時期(出生率・識字率・寿命等)

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★ http://blog.goo.ne.jp/ss007_2007/e/0e5755a565624b02b70f375820301678


平均的国民の民度が社会システムの質を維持する

2016-01-21 00:00:22 | 外交と防衛


米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は7日、関係者の話として、2014年に訓練目的で欧州に送ったヘルファイア空対地ミサイルが、誤って欧州からキューバに転送されていたと報じた。過去最悪の軍事技術情報の流出に位置付けられるという。

米政府当局はキューバ政府に返還を求めた上で、スパイ活動などによって送られた可能性など詳しい経緯を調べている。

このミサイルに爆薬は装填されていなかった。米当局者はセンサーや照準の技術が中国や北朝鮮、ロシアに流出した可能性を懸念している。

ヘルファイアはヘリコプターから戦車を攻撃する目的で製造されたが、改良されて対テロ作戦の無人機にも搭載されている。(共同)

引用元 http://www.sankei.com/world/news/160108/wor1601080048-n1.html


 日本では考えられないが多くの国の国民で自分の名前以外書くことが出来ない国民が多い。まして移民の国米国である、英語が理解できない移民も多い。その証拠にフロリダ州など南部ではスペイン語の道路標示まである。米国籍を有する者でも英語の読み書きが怪しい者が多い。意外に文盲率が高い米国、過去に宮沢総理がこの事に触れ問題となった。

 日本人にとって読書は一般的な趣味であるが、欧米ではホワイトカラー(エリート)の趣味である。故に日本の漫画の浸透速度は異常だったようだ。漫画の質も高くアニメの影響もあり、欧米でも日本の漫画(翻訳された)を読むために読み書きを覚える若者も少なくないそうだ。

 そんな欧米での誤配送は日常的であり、成田空港で荷物の誤配が20数年間「無い(唯一)」と言うことで世界的に尊敬されている。発展途上国では空港で預けた荷物から「荷抜き」を空港職員が行うケースも多い。

 今回のヘルファイアの誤送は、意図的に起きたものなのか?過失で済む問題ではないのであるが、過失に便乗した可能性が高い。荷札の文字を読めるのか?非常に不安である。

 ベトナム戦争で大学生が反戦運動を大々的に行い、戦争の遂行能力を米国から奪った。故に国民があまり賢くならないように米国政府は一般国民の教育水準を落とした。代わりに削減した教育予算の一部を超エリートだけに注ぎ込んできた。これが米国が常に金融や開発等で世界最先端を走る要因である。しかし平均的国民のレベルが下がった。そこに移民である、英語を読み書きでない者も多い。実業が結果の社会システムはこの平均的国民のレベルによってその質の高さが決まる。

 欧米人がよく驚くことにランチの時日本の食堂はホワイトカラーもブルーカラーも区別無く食事を取っていることである。欧米では考えられないそうだ。

一部のエリートが如何に優秀でも手足となる社会システムがスムーズに回らなければ、物資の誤送等は頻繁に起きる。1950~70年代初期の米国のように治安も良く社会システムがスムーズに回っている時期の教育水準であれば、このような単純なミスは起きないであろう。日常的社会システムがベースにありより高度なシステム(軍事等)が回る。そのベースがお寒いならば、いずれ高度なシステムもボロが出る。

 最早、米国防総省は、ヘルファィア対地ミサイルは解体され分析されているものと考えているであろう。米国のエリートはそのような事を何時まで放置しておくほど甘くはない。

 陸自でも採用している対戦車ミサイルである。そのレーザー誘導のレーザー帯域や電波誘導のミサイルのレーダー波の帯域が分析されれば、そのミサイルを無力化できる。

 陸自もこれは大事になった。ヘルファイアの改良もしくは別のミサイルを採用する必要が出てきたということである。

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● つまり民度が低下して来ているという事でしょう。移民問題が原因であろうが
  なんであろうが、問題は民度・生活レベルが低下している事が重要である。

● 識字率や出生率や平均寿命などの民度を調べて、かの有名な現代のマルクスと
  騒がれたピケティは、ソビエトの崩壊を予測したのです。ものの見事に
  当たりましたが、資本主義の延命を希望している事と、自身のデータの
  解釈の間違いで、歴史の流れに見捨てられそうです。

● つまり、資本主義は他の体制(絶対王朝や武人戦国時代)の時代よりも庶民への
  配分が良いのに、その配分の最近の悪化=つまり貧富の差の拡大を
  資本主義に伴う必然的問題と捉えて、他の時代よりも庶民は
  経済的に悪く置かれているかのような印象を与えています。

● そして、その貧富の差を克服する、富裕層向けの重税で資本主義は復活できると
  誤解しているのです。民度の低下で社会の崩壊が起こる事を予測しながら、
  西欧の民度の低下と、その崩壊を予測できないところに
  彼の欠点が見えます。灯台下暗しと言う事でしょう。

● 仏の資本主義の崩壊は、2059年と予想されますから、民度の低下はまだ早いと言えるかも
  しれませんが、その目で見れば、仏の国家と大衆の置かれている状況は、段々と
  悪化しているのが見えるはずです。もはや過去のパリではないのです。

● マルクスとは逆に、資本主義の延命を希望画策している時点で、
  問題の本質を捉えそこなっているのでしょう。
  
● マルクスも、初期資本主義の悲惨さを重要視するあまり、その崩壊の必然性を法則と
  見て、すぐにも革命が来るかのような誤解を与えたのは、大失敗でしょう。
  その後の世界の共産主義との戦いの悲惨さは、ある程度彼の責任とも言えます。

● 彼の予想とは逆に、資本主義は世界で最も裕福な体制を作り、まだまだ存続しています。
  資本主義崩壊後後の世界も桃源郷のような夢を与えましたが、その後の歴史は
  地獄である事を示しています。私は今後来るのは内戦型世界大戦と
  さらにその後の世界戦国時代を予測しています。

● ラビバトラ氏も、彼の師匠の社会循環論を中心とした哲学で、ソ連の崩壊を物の見事に
  予測して一躍有名になりました。しかしその後の資本主義の崩壊予測は外れています。
  ソ連の崩壊から10年前後以内に崩壊と予測しましたが、
  まだ資本主義は生きています。

● ラビバトラ氏は、経済学者ですから、経済政治を分析して、その知識で判断している
  ようですが、最後は座禅で神の言葉を聞くことで、最終的な結論を出しています。
  そこが限界なのでしょう。科学と神は相性は悪いのです。学者なら
  根拠となるデータや考え方を出して批判を仰ぐべきでしょう。

● この様に、マルクスもラビバトラ氏も、ピケティ氏も時代を分析・先取りしての
  問題提起は、世界の識者に多大な影響を与えていますが、その分
  その予測の外れを、真摯に再検討すべきでしょう。

● つまりマルクス主義者は、150年前後の予測の外れをまず真摯に検討すべきです。
  その後の資本主義の歴史的大発展を、真摯に評価すべきです。
  そして資本主義崩壊後の共産主義時代は地獄である事を
  真摯に検討して、今後来る資本主義崩壊に備えるべきでしょう。

● ラビバトラ氏も、資本主義崩壊の予測が外れている事を、真摯に反省して、その原因分析と
  神のみならず、他人の学者の意見をも参考にすべきです。そしてデータと
  その根拠で資本主義の崩壊を理論的に示すべきです。神などに頼らず。

● ピケティも、自身のデータ解釈を再検討して、もう少し資本主義の本質をとらえるべきです。
  勿論絶対王政や戦国時代と比較しての、資本主義の歴史的意義を再検討すべきです。
  ひたひたと来る資本主義崩壊を、民度の崩壊による彼の予測の仕方を
  応用して、資本主義体制の崩壊予測に充てるべきでしょう。
  永遠の体制はないのです。例え桃源郷でも。

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★ 先物での日経平均16000円割れは何を意味するのか?

  2011年の底{私の分析では2008・9年からのintermediate第(2)波の底}から去年の6月の
  ピーク{intermediate第(3)波の頂点}までは、13000円弱の上昇です。
  13000X0.382≒5000円。20900-5000=16000弱と出ます。

  先物で16000円割っていますから、今回の調整はほぼ終わったと言えるでしょう。
  intermediate第(4)としての予測です。

  来週からは、上昇波動に乗ると予測できます。


★ 最後は日経平均30000円前後を予測していますから、もしそうなら、30000-7000≒23000円。
  23000X0.618≒14000.30000-14000≒16000円。つまり、3万円まで上がった日経平均は、
  今回最後の暴落で、2018年前後は、少なくとも16000円前後まで、
  またはそれ以下まで落ちていると予想できます。

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