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プーチン大統領がロシアから叩き出したい5つのものとは?
ロシアのプーチン大統領が嫌いなものは何か。まず、同性愛者だ。それは欧米的価値観から生まれた「病気」だからだという見解だ。
次にプーチン大統領が嫌いなものは何か。それは、移民だ。移民はロシア人の仕事を奪う者たちであるという見解だ。
もちろん、プーチン大統領は、ユーロ圏にはびこっている「多文化主義」も大嫌いだ。多文化主義はロシアの文化を破壊するものであると認識している。
プーチン大統領は、自分に敵対する存在も嫌っている。何よりも信用ならないと思っているのはアメリカで、その次にヨーロッパだ。中国も日本も信用していない。
プーチン大統領は、メディアも大嫌いだ。メディアはあることないことを垂れ流して国民を煽動する存在なので、有害だとすら考えている。
プーチン大統領はNGO(非政府組織)も嫌いだ。NGOは、外国の有害組織の隠れ蓑になっていると考えており、放置しておけば、いずれ反社会勢力になると信じている。
プーチン大統領がロシアから叩き出したい5つ
プーチン大統領は、だからこういったものを根こそぎ制限し、ロシアから叩き出すつもりでいる。
ここに上げたものはすべて欧米のグローバル資本がその国の国家主権を崩壊させるための「道具」であると、プーチンは考えているようだ。
同性愛の容認は、ロシアが古くから持っている道徳観を破壊する道具。移民の容認は、ロシア人の仕事を破壊する道具。多文化主義もロシアのアイデンティティを崩壊させるための道具。メディアもロシアの世論を動揺させるための道具。NGOはロシアで破壊工作をするための隠れ蓑の道具。
分かりやすく言うと、プーチン大統領は、このように考えているのだ。
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(1)同性愛は、その国の性の価値観を破壊する。
(2)移民は、その国の職業的安定を破壊する。
(3)多文化主義は、その国の文化を破壊する。
(4)メディアは、その国の世論を破壊する。
(5)NGOは、その国を裏側から破壊工作する。
欧米のメディアはこうしたプーチン大統領の「締め上げ」を被害妄想だと批判している。
しかし、実のところ欧米ではプーチンが嫌っているこれらのものは、すべてがこれを取り入れた国で大きな問題を引き起こしているのも事実だ。
実は今、この5つを否定する政治家・指導者は、トップに立てない世の中になっている。あるいは、トップになっても激しく批判されて追い落とされる世の中になっている。
プーチン大統領は、反政府運動をすべてグローバル主義者が裏で煽動していると考えている。こういったデモは、ロシアでは徹底的に封じ込められていく。
グローバル化とは、実は国家破壊の動き
逆にこの5つを受け入れた国は、何を受け入れたと言われるのか。それは「グローバル化を受け入れた国」と言われる。
そう考えると、グローバル化とは何かという根源的な問いかけが見えてくるはずだ。グローバル化とは、実は国家破壊の動きなのである。
プーチン大統領がエリツィンの後継として大統領になってからまずしたのは、ロシアからオリガルヒ(新興財閥)を徹底的に駆除することだったが、このオリガルヒの多くは、ユダヤ人だった。
言うまでもなく、ユダヤ人は歴史的に国を持たず、全世界に流浪して定着している民族である。そして、上記の5つは、すべてユダヤ人のアイデンティティとなっているものでもある。
プーチン大統領は、実質的にユダヤ人をロシアから追い出すことによって、グローバル主義をロシアから追い出した。
ユダヤ人の政策を拒絶することを欧米では「反グローバリズム」と呼ぶ。今、プーチン大統領は反グローバリスト、あるいは独裁者と欧米から呼び捨てにされている。
そう考えると、今ロシアで起きているのは、プーチン大統領という保守派と、ユダヤ人というグローバル派の激しい権力闘争であるというのが分かる。
たとえば、プーチン大統領はアンドレイ・ルゴボイ議員を使って二重国籍取得を非合法化する動きを進めているが、これも「ロシア人のなりすまし」を防止するためであり、グローバル派の締め上げである。
内務省の全職員の出国を禁じているが、これも「グローバル派への寝返り」を防止するためのものである。
欧米メディアは必死になってプーチン大統領を権力の座から追い落とそうとしているが、隙を見せないプーチン大統領は、より強行にロシア文化の防衛に走っており、ロシア人の多くはこれに賛同している。
プーチン大統領がエリツィンの後継として大統領になってからまずしたのは、ロシアからオリガルヒ(新興財閥)を徹底的に駆除することだった。
ロシアは断固としてそれを拒否する方向で動いている
こういった動きはもちろん、ロシア経済を縮小させるものであり、実際にロシア経済、ロシア株式市場は暴落したまま停滞に入っている。ロシアは厳しい状況になる。
しかし、ロシア国民の多くは、ユダヤ人オリガルヒに国富をすべて奪われつつあったエリツィン時代の惨状を覚えている。したがって、「あんな時代になるのであれば絶対にプーチン大統領を支持する」という声の方が大きい。
つまり、ロシア国民はほとんど誰も民主化やグローバル化を望んでいない。
ヨーロッパはそれを受け入れたかもしれないが、ロシアは断固としてそれを拒否する方向で動いているのである。
プーチン大統領は、グローバル化によるロシア破壊を撥ね飛ばすために、着々と独裁化を推し進めているが、その独裁化も「ロシアには強い指導者が必要だ」ということで容認されているのが現状だ。
世界全体がグローバル化に飲まれていこうとしている今、公然としてグローバル化に反旗を翻しているロシアには勝算があるのだろうか。
この結論は、まだ簡単には出ない可能性は高い。
ユーロ圏はグローバル派が天下を取ったと思われていたが、現在、欧米のあちこちの国で極右政党が台頭してきている。
これらの政党は、多文化主義も移民も猛烈な勢いで吹き飛ばそうとしている。各国の国民がその極右政党を支持しており、今までの政治家との乖離が非常に大きなものへとなっている。
今まで国際世論から無視されて見えてこなかった「反グローバリズム」の動きが、いよいよ顕在化しつつあるのが、ロシアのプーチン大統領の動きで明確になってきた。
反グローバリズム」の動きが、いよいよ顕在化しつつあるのが、ロシアのプーチン大統領の動きで明確になってきた。
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● 上記は、今までのロシア分析では、最優秀の分析と思います。
● 正にこれは、今まで私が言ったような、知恵者の時代≒君主の賢帝時代を意味する
ものです。勿論同時に、国民がこのような心理状態であることが必要です。
これは武人国家=共産国家の次の時代270年間の体制です。
● 国内の秩序と安寧と知恵者の独裁。これは正に江戸時代そのものです。従って、
少々の対外貿易の犠牲を覚悟で、経済運営を進めるということであり、
国民もこれを支持し、ロシアは内向きの国家になります。
● 勿論、資源輸出国ですから、完全には門戸を閉ざすことは出来ませんが、つまり
日本の江戸時代の鎖国のような事はしないでしょうが、少なくとも
資源輸出が滞らなければ、内向きになると予想されます。
● 日本でも完全な鎖国は出来なかったのです。オランダの出島の主人公になれるように、
ロシアとは関係を結ぶのが良いでしょう。間違ってもかの国が資本主義の
国になると誤解してはいけません。
● 江戸幕府の将軍と取引するつもりになる必要があります。同時にかの国の国民は
江戸時代の文化にあこがれると思います。相手をよく知れば、仲良くなれます。
● つまり、時には日本も、ロシアと取引するときは、擬態江戸時代を演じるのも
一つのやり方でしょう。バカ殿はいりませんが、本物の殿は何処に?
● 又は皇族を使う手もあります。皇族と閨閥を作るのも一つの手でしょう。
これなら日本びいきも、病膏肓に入るでしょう。