★ http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPU90VSYF01T01.html
ブラジル株:下落-ソロス氏売却報道でペトロブラス安い 2015/06/13 10:09 JST
(ブルームバーグ):12日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数 は下落。同国最大の汚職スキャンダルの渦中にあるブラジル石油公社(ペトロブラス)が売られた。資産家ジョージ・ソロス氏の会社が保有していたペトロブラス 株を全て売却したとの報道が嫌気された。
ブラジル紙エスタド・ジ・サンパウロは、ソロス氏率いる企業が1-3月(第1四半期)にペトロブラスのオプションも売却したと報じた。米証券取引委員会(SEC)に送付された文書を引用している。
証券会社HHピッキオーニのアナリスト、パウロ・エンリケ・アマンテア氏は電話取材に対し、「ソロス氏は非常に賢い投資家だ」と指摘。「彼が株を買えば、その銘柄には幾分の支えとなる。一方で保有株を全て売却した場合、それはその企業の将来性を見込んでいないことを意味し、極めてマイナスのシグナルだ」と述べた。
ボベスパ指数は前日比0.6%安の53347.53で終了。この日の下げで週間ベースの上昇率は0.7%に縮小した。ペトロブラス株 は一時1.7%下落。原油安も重しとなった。ニューヨークに上場している同社の米国預託証券(ADR)は6営業日ぶりに下げた。
原題:Soros Stake-Sale Report Sinks Petrobras as Brazil’s Stocks Drop(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:サンパウロ Denyse Godoy dgodoy2@bloomberg.net
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● 過去の経験から、自国の大崩壊前の、一つ前の中~小崩落の波で、途上国から引き上げる
のは、わかります。その資金を自国での大崩壊の時の、レバレッジの資金として
使うのでしょう。だから大儲けできるのです。ブラジルの汚職の問題は
本質ではなく、ソロスは予定通りの行動をしているのです。
● ソロスが大暴落の天才と言われるゆえんです、勿論インサイダーですから、可能なのです。
前回にフィリピンの株は終わったと書きましたが、今の調整はそれを
示唆しています。
● ニュージーランドも韓国も緩和を追加し、その他の国々も追随すると予想されています。
先進国特にUSAからの資金の引き上げがあるからでしょう。
● 売らなければ利益は確定しないのです。含み益は現実の利益ではないのです。売れば
調整が起こります。大機関投資家が売れば、暴落と言う事です。
ただそれだけの事なのです。
● さてさて、今回はどうでしょうか。つまり今から年末までは、どう展開するのでしょう。
FRBの金利引き上げが、その転換点なのです。勿論中~小暴落です。