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末期的強欲資本主義・金利20%・やがて来る株式崩壊で何%になる?

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★ http://zuuonline.com/archives/69067

米国で懸念される「第二のサブプライムローン」問題とは? 2015/06/13in ZUU TOPICS, 政治・経済

サブプライムローン,米国,
(写真=Thinkstock/Getty Images)

 現在、金融市場ではFRBがいつ利上げに踏み切るのか、またその上昇幅をどこまで継続するのかに大きな注目が集まっている。しかし、その裏側で第二のサブプライムローン問題の気配が見え始めている。それが自動車版サブプライムローン問題だ。

 3月には米金融機関大手のウェルズ・ファーゴが自動車サブプライムローン市場を抑制する方針を打ち出すなど、金融市場にもすでに変化が見られている。

自動車販売好調の裏には低所得者向けローンの存在

 米国の調査会社オートデータがまとめた2015年5月度の全米自動車販売は、前年同月比で1.6%増加、季節調整済みの年率換算は1779万台となっている。

 サブプライムというと、不動産のローンだけがターゲットと思われる方も多いだろう。だが実は、優良客であるプライム層よりも下位の層で、通常ローン審査には通らないような信用度の低い人に向けてローンが自動車販売にも用意されている。これが好調な全米の自動車セールスを支えているわけだ。

 2008年の金融危機直後は、さすがにすべての金融機関がサブプライムローンの引き受けに慎重な姿勢を見せていた。しかし、2012年ごろから次第にその引き受け姿勢を和らげる動きが顕在化している。この背景には、3回にわたるQE・量的金融緩和を追い風に貸し出しが急増してきたといえる。

 市場規模も小さく、もともとの滞納率も低いことから徐々にその貸付条件が緩み、低所得者向けのサブプライムローンの残高が急増しているのだ。対照的に、中・高所得者向けローンの伸びは緩やかにとどまっている。

 米国格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によれば、この自動車向けのサブプライムローンの残高は2015年中に220億ドルに膨れ上がり、過去最高を更新すると予想されている。

FRBの利上げが市場に大きな影響を与える可能性も


 現時点でもすでに、この関連のローン金利では20%に達するものがある。自動車ローン金利が上昇に転じれば、こうしたサブプライムローンが先行して利上げの対象となり、応分の影響がでることは確実と見られる。特に過度に長期のローンを組んだ案件や、車の価格以上にローンを設定して余剰金を上乗せした案件などは、契約者の焦げつきや破綻を生じやすい。変動利率で契約しているものは、今後想像以上に損失が広がる可能性がある。

 果たして大きな損失を抱える問題に発展するのか、沈静化に向かうのかが実に注目される状況になっている。仮に大きな損失を出さずにすんでも、利上げが米国の自動車販売を冷やすことは明らか。世界を牽引してきた一人勝ちのアメリカ経済の減速につながることも危惧される状況だ。(ZUU online 編集部)

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● FRBは金融緩和で、限りなく安い金利を提供しているのに、末端は20%とは
  いくらなんでも高すぎます。株式市場が崩壊して、巷で金融引き締めが
  起これば、途端に払えなくなった人の車の没収が始まるでしょう。

● しかしそのころは、投資家・投機家が、次の獲物に的を絞っている時です。つまり、
  ジム・ロジャースのいう商品の世界がやって来ているのです。ガソリンも
  高くなっているでしょうから、USAのガソリンをがぶ飲みする中古車を
  買う人はいるだろうか? 他人事とはいえ、将来の在庫が心配です。

● これで、USAの自動車メーカーは壊滅でしょうか? 厳しい生き残りの季節です。
  資本主義末期の姿が、段々と明らかになってきます。ここで一句。
    共食いで荒廃するバブルかな!

● そろそろ、ドル換算で、金価格の最後の底が見えそうです。この様子だと、1050~1100ドル/㌉
  前後まで調整が進みそうな勢いです。資本主義の末期とは、つまり、
  ベニスの商人の時代と似ているのでしょう。

● 高利貸しから、借りたお金を返さない屁理屈を考える、カオスの時代です。ギリシアは、
  ドイツのナチスをその理由にして、逆に恐喝していますが・・・。
  日本も気を付けましょう。貸した金は戻らないのです。

● ギリシア破綻とEU追放は何時なのでしょうか? 今年か? それとも2017年前後の
  最後の暴落時か? どちらにしろ、市場の暴落という煙幕に合わせての
  ギリシア制裁と言う事でしょう。

● どさくさに紛れて、ギリシア制裁を行い、株式市場の大暴落をギリシアのせいにして、
  更にEU存続の方策を練るのでしょう。

● いずれにしても、EUの命は2046年が限度でしょう。それまでには3つの国が制裁で
  追放されるのでしょうか? 老いても意気盛んな西欧≒EUの最後の姿なのでしょう。

● ベニスの商人    :: 若造! 借りた金は返すのが筋道だ! 老いたとはいえ私≒EUをなめると
   (⁼EU)         承知しないぞ!   
 
  若造(⁼ギリシア)  :: へ! 取れるものならとってみな!!

● 若造は、明日の武人(極左と極右の連合体)の姿です。
  今は外敵に合わせて、国共合作中ですが、やがて分裂して戦うのです。
  時代末期の典型を表しています。武人化の萌芽なのです。

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