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素人歴史講釈・民主主義とは近代資本主義・富裕者の時代に伴うもの・

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★ http://www.cnn.co.jp/usa/35065810.html

 イラク開戦時の元米国防長官、民主化構想への疑念吐露    2015.06.11 Thu posted at 17:40 JST

ラムズフェルド元国防長官

イラク開戦時の元米国防長官、民主化構想への疑念吐露

ワシントン(CNN) 米国のブッシュ前政権でイラク軍事作戦に関与したラムズフェルド元国防長官は11日までに、英紙タイムズとの会見でイラクでの民主主義構築への疑念を当初抱いていたことを吐露したことに関連し、同作戦に関する自らの以前の見解と矛盾するものではないと主張した。

CNNとの会見で述べた。同氏はまた、タイムズが会見内容の見出しに、イラクでの民主主義確立を目標にしていたブッシュ前大統領への批判を示唆する表現で掲げたことに関連し、「馬鹿げている」と述べた。

同紙によると、ラムズフェルド氏は会見で、

❶ イラクに民主主義を育てるとの考えは非現実的に思えたと述懐。最初にこの言葉を耳にした時、心配したとし、
❷ 「我々が思い描く民主主義のひな型が歴史上、他国にとっても常に適切だと考える人間ではない」と指摘した。

元長官はCNNとの電話会見で、軍事作戦開始時の自らの思いに触れ、

❸ 「フセイン元大統領の排除や大量破壊兵器を保持せず、他国に侵略しない新政権の樹立だった」などと指摘。「この理解は私だけでなく、全ての者の了解事項と考えていた」と語った。

ただ、英紙ガーディアンなど他のメディアは元長官が2003年5月、米外交問題評議会での演説でイラクでの民主主義の実現は可能とした発言を取り上げ、言動の矛盾点を追及。

ラムズフェルド氏はCNNとの会見で、同評議会での演説内容を撤回する考えはないとし、民主主義的なイラクは中東地域での模範となるだろうと主張。その上で、この考えは同国での民主主義確立への疑念やフセイン元大統領の政権追放後の自らの目標がより穏健的なものだったとする立場に相反するものではないと述べた。

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● そもそも、民主主義を名乗る国は、世界広しと言えども、近代資本主義に突入した
  国々だけです。つまり、西欧とアジアでは日本だけです。その他は有りませんし、
  又民主主義は強制されて出来るものではないのです。

● その意味では、今後もイラクでは民主主義は起こらないし、逆にイスラム国のような、
  宗教原理主義の支配が、最も現実的でしょう。つまり、サウジアラビアに
  見られるような、絶対王政が時代の流れですから、王が決まるまでは
  混沌が現実でしょう。

● その意味では、USAのイラクへの介入は歴史への反動と言う事です。時のボスはUSAですから、
  彼らに言わしめれば、ボスの同意のない軍事行動はまかりならん”と言う事なのでしょう。
  
● ボスの縄張りに、他の弱小暴力団が入れば、お仕置きは当然の事なのです。そのような問題なのです。
  民主主義は歴史法則の流れが決める事なのです。したがって例えUSAが自分たちが崩壊させたと
  考えるソ連の後釜のロシアでさえも、民主主義体制をとる事は、ないのです。

● ロシアは正教徒が復活して、プーチンを跪かせた様に、宗教を基盤にした絶対王朝への道を進むのです。
  
● その意味では、イラクを知っていたラムズフェルドが告白した様に、民主主義を根付かせる”と言う
  大義名分は、国民のような大衆を安心させるための、単なる方便であった”と言う事です。

● 現実のボス=USAが民主主義国家であるという現実が、その言葉にパワーを持たせるのです。
  しかし、それは2046年からは意味のない言葉となります。自由と民主主義という
  言葉が空虚となる、世界戦国時代をどう乗り切るか、日本の見せ所です。


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