徐々に始まる支配階級の移行・大手金融機関抑制・革命序曲

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MZJ7LK6JIJVI01.html
　　　ＥＵ、大手銀行の自己勘定取引禁止を検討−18年から

　　１月17日（ブルームバーグ）：欧州連合（ＥＵ）行政執行機関である欧州委員会のバルニエ委員（域内市場・金融サービス担当）がまとめた草案によれば、ＥＵのシステム上重要な大手銀行は2018年以降、自己勘定取引について「狭義」に定義された禁止措置に直面する。

ブルームバーグ・ニュースが入手した文書によれば、監督当局はそれまでの間、一部の銀行がトレーディング事業を分離する必要性についても検討する。当局から世界的なレベルで「システム上重要」と認定された銀行や、財務上の特定の基準を超えた金融機関は、自己勘定取引が禁止される。ＥＵの計画には、レポ取引などの市場の透明性向上を図る措置も含まれている。

この文書には日付はない。文書に示された欧州委のデータによれば、29社程度の金融機関が自己勘定取引を禁止される。当局は「金融の安定という観点から」必要だとみなせば、規模が小さめの銀行も自己勘定取引の禁止対象にできる。

バルニエ委員のシャンタル・ヒューズ報道官は電子メールで、同委員が今月中に計画を発表する意向だと説明したが、提案内容には触れなかった。

////////////////////////////////////////////////////////////

　　　　　　　　　　　　我流解説

●　つまり、今回の暴落時の空売りまでは許してあげますから、次回からは出来ませんよ”
　　と言っているのでしょう。今回の暴落は2016〜2017年が最も有力なので、
　　今回まではOKと言う事でしょう。

●　そもそも、金融帝国主義とは、金融機関が支配者であるが、その勢力が衰えた事を
　　意味します。これは、時代の老化が原因である事は見てきました。1時代
　　≒270年の賞味期限が近づいているのです。

●　これは同時に国際金融機関の老舗である、ユダヤ系の衰退も意味します。イスラエルが
　　USAの政策を非難したり、イランやシリアと欧米が仲直りしたりと、急激に
　　世界の環境がユダヤに不利になりつつあります。

●　これは、同時にオバマの裏のボスの衰退も意味します。金融機関を通しての、世界の
　　支配が不可能になる事を意味します。つまり、国連を通しての支配は不可能になります。
　　オバマは結局金融機関を救う以外の事は、殆どうまくいってません。

●　この行き着く先は、勿論グローバリゼイションの反対の潮流です。そもそも共和党は
　　本来はグローバリゼイションとは、馬が合いません。これは民主党のバックの
　　ユダヤ系の夢ですから、資本主義の崩壊と彼らの衰退は、表裏一体なのです。

●　2029年からの資本主義の最後の波動の大崩壊は、歴史の揺り戻しですから、その準備は
　　必要でしょう。世界は平和的に統一されるなどとは、夢物語です。そんなに甘い
　　世界ではないでしょう。

●　従って、国際金融機関は主な本店を、日本に持ってくる可能性が有ります。以前にHSBC
　　が香港に逃げようとしていましたが、そのような事が、2018年以降は起こると言う事です。

●　これは、ユダヤ系の金融機関の日本への大移動と不動産の物色が始まると言う事です。
　　逆に言えば、今から日本で不動産を購入する大金持ちは、ユダヤ人とも言えます。
　
●　ジムロジャースの様に、中国大好きな人はいますが、これは中国が資本主義に成ると、
　　予想する誤解がもたらすと言えます。政治音痴の末路です。

◎　あらゆる現象は、近代資本主義の先輩格である、英米仏・北欧型の資本主義が崩壊する
　　社会現象が現れています。今度はオバマさんが日本に虐められる番です。
　　たまには、USAを虐めてみましょう。何処にもマゾはいるものです。

///////////////////////////////////////////////////////

◎　南国のフルーツは、魅惑のフルーツ。