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何時ギリシアを見捨てるか?6月かそれとも2016年末前後か?

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★ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150221-00000013-reut-bus_all


ギリシャ支援の4カ月延長、ユーロ圏財務相が合意      ロイター 2月21日(土)4時46分配信

 2月20日、ギリシャとユーロ圏財務相は支援策を4カ月延長することで合意に達した。写真はギリシャのバルファキス財務相。ブリュッセルで20日撮影(2015年 ロイター/Yves Herman)


[ブリュッセル 20日 ロイター] - ユーロ圏は20日、ブリュッセルで開いた財務相会合(ユーログループ)で、ギリシャへの支援策を4カ月間延長することで合意した。双方の当局者が明らかにした。

当局者の1人は「まとまった。4カ月だ」と述べた。

合意が得られたことで、ギリシャが財政破綻やユーロ圏離脱へと追い込まれる切迫したリスクは後退した。チプラス新政権にとっては、
長期的な債務軽減策について債権団と協議する時間的猶予が生まれた格好となる。

ユーロ圏当局者によると、合意では、ギリシャが支援条件を確実に順守するよう、支援期間中に実施する政策措置の一覧を23日までにユーログループに提出する必要がある。

合意の大枠は、ギリシャ、ドイツの両財務相に加え、国際通貨基金(IMF)専務理事を交えた準備会合で申し合わせ、その後ユーログループ全体の総意を得たという。


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● 金融機関は甘くはないことは、日本でもバブル崩壊で経験しました。貸した金は返すのが
  資本主義の信用を支えていますから、返せなくなった人には、当然資本主義の
  論理に基ずく制裁が待っています。

● 6月と言えば、FRBが金利を上げると予想される時です。ただでさえギリシアの負債は高く、
  とても返せるものではありませんが、さらに金利が上がればどうなるのでしょう。

● 問題は予想される今年の6月前後の中暴落に彼らを突き放すか、それとも2016年前後まで
  支援策を引き伸ばし、最後の大暴落に使うかでしょう。今後は段々と世界の金利は
  上がるのです。それに耐えられるギリシアではありません。

● 仏独がホトケなら、ユーロ解体までギリシアの面倒を見るという事もあり得ます。
  もし甘く対処すればユーロ全体の財政が危機になり、結果としてヨーロッパの
  資本主義の危機を招くでしょう。

● ギリシアに厳しくすれば、他のユーロの国にも厳しくするという事ですから、この方法でも
  最終的には次の破たん予備軍の国の崩壊を招き、ユーロ崩壊の引き金を引くでしょう。

● 何れにしろ、今年の5月末までは、株式市場で儲けましょう。

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