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★ http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0TI03320141128
アルゼンチン国税局、英HSBCを脱税ほう助で告発
2014年 11月 28日 09:31 JST
[ブエノスアイレス 27日 ロイター] - スイスの秘密銀行口座への資金預託を通じ、4000人を超えるアルゼンチン住民の脱税をほう助したとして、アルゼンチン国税局(AFIP)は27日、英金融大手HSBC を告発したと発表した。
AFIPはフランス当局から秘密口座に関する情報を入手したと公表。フランス当局は先週、脱税をほう助した可能性があるとして、HSBCのプライベートバンキング業務を手掛けるスイス子会社に対し、正式な捜査に乗り出したことを明らかにしている。
AFIP当局者は記者会見で「アルゼンチンで営業する(HSBCの)三つの銀行事業体が創設した違法な(脱税のための)プラットホームの存在を非難する」と強調。「アルゼンチン住民の脱税支援という唯一の目的に向け、(HSBCの)マネジャーらは積極的に関与している」と指摘した。
HSBCはロイターへの電子メールで、アルゼンチンの法律を順守していると強調。「脱税のための資金移動を行う組織を含め、いかなる違法な団体への関与を断固として否定する」とした
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● 2001年からは対テロ防止法の名目で、2007年のリーマンショックの後からは、違法な資金移動や
違法取引、詐欺的取引等で、国際金融機関に対する監視や査察の目が厳しくなっています。
● USAでは、ゴールドマンサックスへの告発が相次ぎましたし、フランスはオランド大統領が登場後は
公然と金持ちへの避難が出ています。英国ではEUからの脱退や移民制限を訴えるのは、
極右のみならず、現政権のキャメロン首相も言い始めています。
● 当のHSBCは英国から本社を東南アジアへ移そうとして頓挫しています。多分特定の国を持たない
人たちが支配してるのでしょう。
● この様に最後の悪あがきで、資金を集めようとしている国際金融機関は、世界中でその包囲網が狭まって
いると言えます。第二次大戦の後の国際金融機関のグローバリゼーションの波は、明らかに
その反対方向の波へと変わりつつあります。
● 資本主義の総本山のUSAでも、暴動は多発するし、FRBも共和党関係者から圧力を受けつつあります。
ゴールドマンサックスはまだ意気軒昂ですが、➊リーマンショックー❷やがて来る二度目のショック,
更には ❸2029~2046年の先進資本主義最後の株式市場の崩壊で、つまり、3度目のショックで
止めを刺されると予想できます。
● GSの死は、先進資本主義国の死であり、西欧の没落であり、白人の没落なのです。
運命は変えられないのです。
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