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資本主義末期のUSA・今後も増える暴動

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★ http://www.businessnewsline.com/biztech/201411251124240000.html


ファーガソン事件警官不起訴、抗議の住民が暴徒化・市街地は無政府状態に
Posted 2 days ago, by Samuel Hunt

24日にミズーリ州大陪審がミズーリ州ファーガソンで丸腰の黒人男性、Michael Brown(18)を射殺した警官に対して不起訴の決定を下したことに関連して、不起訴の決定を不服とする多数の住民が暴徒化し、自動車や家屋に対する焼き討ちなどを行うなど、無政府状態に陥っていることが判った。

ミズーリ州知事は、大陪審の決定に際して、非常事態宣言を行うことで、治安維持のために州兵を動員する決定を下していたが、今のところ、州兵も大規模な暴徒化した住民の前では成す術を持たない状態ともなっている。

今後の進展次第では、騒乱が州の他の地域や他州にも波及する危険性などもあり、州政府および連邦政府は、どうすれば事態の鎮静化できるか頭を悩ましている。


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● 時代の末期は、だれが原因とも言えない状態で、事態は悪化するのでしょう。チョットした
  誤解や事件が引き金を引くのです。ましてや丸腰の相手に12発もうち、そのうち6発
  が命中した事件である。そしてわざと息の根を止めたのである。
  日本では明らかに警官の過剰防衛となる。

● 社会の底辺層は、何も黒人だけではなくなってきたのが、今のUSAなのです。白人の底辺層が
  増えてきて、少数派に対する優遇や妥協が出来ない世界へと変化しているのです。

● いつの時代も、底辺層から問題が上がってくるのです。それを解決できれば良いのですが、
  時代の末期は些細な事でも解決が出来なくなるのです。社会に欲求不満が充満して
  いるのです。支配層は他国での・例えばISISに対する効果的な対処が出来なくて、

● いらいらしてるでしょうし、又日本人がUSAに最早跪かなくなったことを怒っているでしょうし、
  世界がUSAを尊敬しないと、苛々しているかもしれません。

● 庶民は庶民で当然のごとく、リーマンショック以来の不景気からなかなか這い上がれない不満が
  白黒双方の中~底辺層で渦巻いている事でしょう。

● その日常の不満のはけ口に丁度良いのがこの事件なのでしょう。事件自体も増えるし、それに対する
  今後の当局の対応も白人有利でしょうし、時代はますます深みにはまってゆくのです。

● カタストロフィーの手前の、混乱が増えるときです。そこから逃れる事は出来ません。大きな波や
  渦は、個人を超えて存在しますから、防ぎようがないのです。南無阿弥陀仏。

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