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★ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141101-00050096-yom-bus_all
ノーベル賞経済学者の「日本への謝罪」
読売新聞 11月1日(土)19時9分配信
米国のノーベル賞経済学者ポール・クルーグマン博士は10月31日付の米紙ニューヨーク・タイムズに「日本への謝罪」と題する手記を寄稿した。
日本政府と日本銀行が1990年代以降にとってきた経済政策を批判してきたが、欧米の政策に関しても「2008年以降は、日本がかすむほどの失敗だった」と指摘。「我々は、日本に謝らなければならない」と現在の心境を吐露した。
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最終更新:11月1日(土)20時3分
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● この様に、株が上がると、あらゆる階層が日本を尊敬したり、一目置いたり,タカったりするのです。
これが株が上がる威力であり、金融緩和の威力です。最近は中国も下手に出ています。
株価こそ、資本主義のパワー≒命なのです。
● これでクルーグマン教授=Kは2度日本に謝ったことになります。三度目もあるという事です。
多分今回の最後の崩壊時でしょう。つまり、2016年前後に今回の不況のサイクルが
崩壊と予想できますので、その時に悲壮な顔で、本気で資本主義の崩壊、FRBの政策の
失敗を反省すると思います。それはこの2度の謝り≒誤りで想像できます。
● 私に言わせれば、ジョージ・ソロスさんのほうがクルーグマンさんよりも資本主義を理解していると
言えます。ソロスは全て再帰性=サイクルで片づけています。鋭く本質をついています。
しかし、ソロスも資本主義の再帰性を理解していますが、270年サイクルの体制の
社会循環サイクルは疎いようです。それがロシアへの誤解となっているのでしょう。
● クルーグマン教授が叱咤激励したからこそ、今回の黒田総裁の誕生になったのです。その源流は
世界恐慌の後の、戦前の高橋総裁の金本位制停止と量的緩和にあります。
K教授の尊敬する日本人です。
● 更にその流れは、ニクソンショックで大きな流れになったのです。ニクソン大統領も金兌換の停止と
大々的な金融緩和と変動相場制の導入を行って、USAを不況の淵から救ったのです。
2000年までのUSAの浮かれた株価の上昇は、ニクソンの政策のお蔭だったのです。
役者としてかっこよく、油揚げをさらったのはレーガン大統領でしたが、
本当はニクソンが2000までのUSAの好景気を作ったのです。
● 教授が以前日本にケチをつけたのは、徹底的にデフレ策で金融縮小をし、更に法律をガンガン作って
までも㈱市場を潰して、日本経済をガタガタにして、悪徳の中韓を台頭させた、
その日銀政策にあるのです。
● お蔭で世界が中韓を次の大国と誤解したのは、大いなる歴史の汚点であり、反省点です。
● 黒田総裁の登場は、K教授の叱咤激励と、高橋洋一さんの戦いと浜田教授のご指導によるものです。
従って感謝すべきは我々であり、K教授が謝る理由は何もないのです。
● 問題はこのように真摯に謝る事が、本当にFRBや西欧の政策を反省している事から出ているのなら、
K教授の認識にも一部問題点があると思えます。資本主義は末期ですから反省は当然ですが、
● 一方、再帰性と社会循環論≒波動論から見られる介在の景気の動きは、むしろ2008年の崩壊時の
FRBの政策は効果があったという事です。更に崩壊はFRBの問題ではなく、経済のサイクルがもたらす
自然現象という認識がかけている可能性が、K教授には見られます。
● FRBの政策に効果があった証拠は、暴落後に直ちに現在の17000㌦まで順調に上がったという事です。
但し国民生活は改善していませんが、それは未だ不景気が続いているからです。
本格的な回復は、2018年前後からと予想できます。
● これはUSAの前回の好景気が、1982~2000年=18年間でしたので、今回の不景気は
2000~2018年が予想できるからです。つまり2018年前後が底という事です。
2016年の崩壊時に、K教授は3度目の西欧の政策の反省をすると思います。
● K教授が再帰性を知らないとは思えないですが、もし知らないなら、2016年前後の崩壊時は本当に
資本主義の崩壊をも心配する事になるでしょう。勿論資本主義の崩壊は今回の不景気では
起こりませんが、しかしこれは崩壊の前哨戦です。
● 先進資本主義の真の崩壊は、2029年~2046年の最後の株式市場の崩壊が齎します。そこから
歴史の断層が始まるのです。ローマクラブが心配して、人類の人口を減らそうと
色々と現在まで長年、その陰謀をめぐらせていると言われますが、人口減少の
本格的開始は、自然の歴史現象が齎すでしょう。
● つまり、2046年~2059年から始まる先進資本主義国の崩壊と武人の時代への突入は、歴史の
カタストロフィーを齎し、世界に内戦型大戦≒非対称性大戦を齎すという事です。
既にその兆候は世界の各地に表れています。
● K教授も小さなサイクルを心配するだけでなく、大きなサイクル=体制変換のサイクル=
革命や戦乱のサイクル=270年サイクルをも理解してほしいものです。
● 繰り返しますが、最後のスーパーサイクル(≒90年間)第(Ⅴ)波の一段小さいサイクル第Ⅳ波の波=
2000年~2018年までの波は、エリオット波動論を踏襲して、サイドウェイやトライアングル
(拡大型トライアングルを含む)の様相を呈しています。
● その意味では、西欧の政策は成功と言えるでしょう。勿論国民は納得しませんが。
その不満は2046~2059年の崩壊時に表れるでしょう。つまり、西欧諸国の諸王室は
戦乱の波にもまれて、崩壊の危機に曝されるという事です。
● デンマーク女王の南京虐殺記念館への参拝、オランダ国王の日本への慰安婦問題での恐喝、
イギリス王室の性的醜聞、スペイン王室の金銭醜聞等に既に現れていると思われます。
既に歴史は動いているのです。
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