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★ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140925/chn14092509080002-n1.htm
中国が民主化すれば「1300万人死亡」「国家は30に分裂」 機関紙が一党支配正当化 2014.9.25 10:08
中国共産党機関紙、人民日報のウェブサイト「人民網」は24日、中国が西側の多党制の政治制度を導入すれば2年以内に武装衝突が発生し1300万人以上が死亡、1億3千万人を超える難民が出かねないとする李満長駐セルビア大使の論文を紹介した。一党支配を正当化し、民主化の「危険性」をPRする内容。現役大使による根拠に乏しい論文には批判も出そうだ。
論文は「西側の国は自由や人権の名の下に他国の内政に干渉している」と民主主義国を敵視。多党制を導入したアフリカや旧ユーゴスラビアは混乱に陥り、経済も低迷したままだと強調した。1990年代の旧ユーゴスラビアの民族紛争を引き合いに、中国で同様の事態が起きれば死者や難民が出る以外にも経済は20年後退し「5千年の文明を持つ中国が、30を超える小国に引き裂かれる」と警鐘を鳴らした。
多党制を許せば、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世らを支持する「過激組織が人心を惑わし、真相を知らない人たちをだます」と主張した。(共同)
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★ さすが、自らの時代が判っているようです。武人の時代とは戦国武将の乱立とその統一の時代です。
CHINA風に言えば、各地に軍閥が割拠する時代という事です。
★ 毛沢東が全国を統一した段階で、そのような時代は既に終わっているのです。従って歴史の教訓は
一党独裁が続くことを示しています。勿論誰が共産党を握るかの政争は起こりますが、
再び軍閥の割拠する事は難しいでしょう。しかし歴史は時に逆転するものです。
★ 再軍閥化が有りうる状況とは、
➊ 日本が核武装して核大国となり、更に経済が発展して中共が日本とは戦争できないと悟った時。
➊ ウイグルや雲南や内モンゴルがそれなりに経済が発展して力をつけたとき。
➊ 西欧の圧力が功を奏して、多党制と選挙制度を渋々受け入れたとき。
★ これらが重なれば、もしかしたら民主主義の制度を一部取り入れる可能性がないとは言えません。
そうすれば人民網が言うように、多くの国に分裂する可能性は有ります。それは
同時に戦乱の時代の再来を意味します。何せ2180年までは武人国家ですから。
★ これは第三次大戦を日本が生きにくのには、最高の条件です。つまり、国内の軍閥間の戦いが優先され
対外的な大きな戦争は事実上不可能になるからです。
★ 日本でも、戦国時代を制した秀吉は、半島のみならず大陸侵攻を考えたと言われています。統一すれば
そのエネルギーは外に向かうものです。特に国民に不満が溜れば、ガス抜きが必要になります。
武人のガス向きとは=戦争=侵略に他なりません。
★ 従って、民主主義制度を取り入れるように圧力をかけ続けたり、少数派に武力を与える事は
日本の立場からは、有用な事なのです。エナルギーが内に向かうのが世界の平和の為
という事です。これなら第三次内戦型大戦は、日本は左団扇という事です。
文禄慶長の役
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