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★ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140827/chn14082711340003-n1.htm
上海閥一掃が告げる北京の対外強硬路線「今や米国に十分対抗できる」 2014.8.27 11:34 (1/2ページ)[中国]
「ハエもトラもたたく」という習近平中国共産党総書記による汚職・腐敗取り締まりは、江沢民元総書記を頂点とする「上海閥」の幹部連に及んでいるが、それを単なる権力闘争として片づけると、中国の歴史的転換を読み間違う。(フジサンケイビジネスアイ)
習氏は、最高実力者、トウ小平氏が敷き、上海閥が継承した「韜光養晦(とうこうようかい)・有所作為(ゆうしょさくい)」対外基本路線を全面放棄した。この8文字は、自分の能力を隠す一方で力を蓄えつつ、取るべきものを最低限とっていくという意だが、習氏は力をむき出しにして取れるべきものを最大限取っていく路線に転じたのだ。
江沢民氏の子息が江派の軍長老に打ち明けた情報によると、習近平氏を2012年、党と軍のナンバーワンの座に据えた江沢民氏は「中国の実力はいまだに米国にはるか及ばない」とし、「韜光養晦・有所作為」原則を胡錦濤前総書記に続いて習氏も踏襲するよう求めた。習氏はこれに対し、「今やわれわれの力で米国に十分対抗できるし、そうすべきだ」と譲らず、2人の関係は断絶した。
習氏は今年から本格的に対米柔軟派の上海閥締め出しに動き、軍上層部を強硬派で固める人事を着々と進めている。上海閥の不正行為の摘発はその目的達成の手段でもある。
中国の横暴で増長した外交や軍事行動の数々。米軍偵察機に中国軍戦闘機が挑発行動を繰り返す。米軍が圧倒的に技術優位なはずの「サイバー戦」で、中国は報復されてもへこたれず、盛んに攻撃を仕掛ける。8月中旬には、米国最大級の病院グループ、コミュニティー・ヘルス・システムズ(CHS)が、中国からハッカー攻撃を受け、約450万人分の患者の個人情報が盗まれた。中国による対米サイバー攻撃は今や無差別だ。他方では、オバマ政権からの警告を無視して衛星破壊のための実験を繰り返す。江沢民氏によって取り立てられた軍幹部も生き残りのために強硬論に同調し、サイバー戦などに積極関与している。
日本のビジネス界が気を付けるべきは、北京の基本路線転換は外交・軍事ばかりでなく、貿易、投資、技術など経済全般にわたることだ。
最近、連日のように報じられている独占禁止法違反を理由にした対中進出企業バッシングの対象は、米マイクロソフト、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)、日本の自動車部品大手12社におよび、さらにトヨタ自動車も調査対象にされているという。
中国経済を牽引(けんいん)してきた不動産開発投資はバブル不安で失速し、国産メーカーは生産過剰に苦しんでいる。そこで党官僚は軍の対外強硬路線に倣って経済でも排外主義に走りだしたと見るべきだろう。
「政冷経熱」とか、「自由貿易協定(FTA)で中国市場を取り込む」、という日本人特有の修辞学はもはや浮世離れした幻想でしかない。対中ビジネスは習路線を見据えたリアリズムに徹すべきだ。(産経新聞特別記者・編集委員 田村秀男)
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● 前から説いているように、中共の目が世界侵略に向かいつつあります。大よその歴史から
武人の時代はの前半1/3は国内の内戦と制圧に時間をとられ、対外的な侵略は
その後というのが予想されるところです。
● 英国も武人の時代(1215〜1485年)もやはり、その中間の100年間を大陸=仏との
100年戦争に費やしています。
● この論理からいくと、1910年清が崩壊しての90年後=2000年は一つの節目になります。
正に100年後の習近平の登場はその表れでしょう。今後100年前後は世界との
戦いに明け暮れるという事です。これは歴史の必然でしょう。
◎ 既に中今日は今後の50年間の戦いのスケジュールを出したことは前にも書きました。
いよいよ習近平政権から、世界への挑戦が始まるのです。中国の武人にとっては
ワクワク胸躍る時代の登場です。過去西欧によって植民地化された恨みを
晴らすときなのです。
◎ 中共版臥薪嘗胆は終わったのです。十分西欧のお金と技術をとったと認識しているようです。
世界の皇帝へと躍進する時です。中華帝国の再興です。
◎ 世界の企業を虐めることぐらいは、何とも思っていないのです。朝飯前です。世界挑戦の
前の前奏曲にしか過ぎません。本番は今からです。この歴史的転換期を知らないのが
日本の・世界の馬鹿経営者の企業です。飛んで火にいる夏の虫とはこのことです。
▼ 中共の云うように、今後の戦いは各分野の全てを動員しての,超限戦となります。
既に1999年にそのような戦略を公然と唱えているのです。既に戦争は始まって
いると前に書きましたが、有りもしない慰安婦問題や自分で行った
南京虐殺問題などは、その単なる序曲にしかならないのです。
▼ 既に始まっているのです。硬軟使い分けるので、お人よし日本人は惑わされているのです。
勿論中共の思い通りになるとは言えませんが、今からが戦いの本番です。
▼ 波動から見れば、2000年から彼らの、スーパーサイクル第(?)波が始まっています。
2000年の先進国のバブルの崩壊から、特に自信をつけてきたのでしょう。つまり、
英米仏先進国の、スーパーサイクル第(?)波のサイクル第?波(2000〜)
での、初めての世界挑戦というわけです。それに連動したのが韓国です。
▼ しかし、いつも書いているように初期の挑戦=第➊波は、第❷波で殆ど元のレベルまで
調整されると思われます。つまり、第➊波は日米の連携と西欧の連携でほぼ完全に
抑えられるという事です。
▼ 問題は次の第❸波です。これは次回の不景気に始まると予想されます。つまり、
2029年〜2046年までの不景気に、彼らの第二回目の世界への挑戦が始まると
予想出来ます。英米仏の資本主義の崩壊過程です。
▼ この第❸波は日本にとってきついものになるでしょう。予測では、もはや海外の基地を
維持できないUSAは日本から本格的に撤退すると予想できるからです。沖縄戦後の
100年目の呪いです。2045年までは沖縄からも撤退するでしょう。
▼ 正に、日本の危機です。自分一人で中共と向き合わなくてはいけないのです。
USAに甘える世界第二の経済大国という、恥ずかしい汚名を捨てざるを
得ない時です。これは早ければ良いのです。
▼ だから日本人に早く目覚めてもらうためにも、沖縄の米軍撤退は本物の愛国者には
大切な事なのです。左翼が邪魔しているなどと、アホな事を言ってる場合では
ないのです。
▼ あの貧しいフィリピンやベトナムさえも、敢然と立ち向かっているのです。全く
米軍に寄り添うさまは、かまを掘られたオカマのようで気持ち悪いものです。
▼ 米軍に与えている膨大な駐留費と家族への思いやり予算等を、全て自衛隊に回し、
国防費をGDPの4〜5%まで上げれば、米軍がいなくても一人で戦っても
お釣りが出るくらいです。
▼ そろそろ真の男に目覚めるときです。
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超限戦とは・・・wikipediaから
概要[編集]
中国空軍の喬良、王湘穂はこれからの戦争をあらゆる手段で制約無く戦うものとして捉え、その戦争の性質や戦略について論考している。構成は第1部新しい戦争について、第2部作戦の新しい方法についての議論から成り立っていた。
その中で喬良、王湘穂は25種類にも及ぶ戦闘方法を提案し、通常戦、外交戦、国家テロ戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、法律戦、心理戦、メディア戦などを列挙している。
そしてそのような戦争の原理として総合方向性、共時性、制限目標、無制限手段、非対称、最小消費、多元的協調、そして全ての過程の調整と支配を挙げている。このような戦争は、別に中国に限らずグローバリゼーションの時代の戦争に特徴的なものであり、軍人と非軍人の境界もまたあいまい化する。超限戦は単に戦争手段の多様化を示すだけではなく、それに対応した安全保障政策や戦略の研究の必要を主張している。
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