Quantcast
Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7511

バーナンキに反論・2008年はエリオット波動的には小さい

$
0
0


★ http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052970204431804580116344254129632?mod=WSJJP_hp_LEFTWhatsNewsCollection



08年の金融危機は大恐慌より深刻だった=バーナンキ前FRB議長    2014 年 8 月 27 日 07:49 JST

 米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ前議長は、2008年の金融危機は1930年代の大恐慌より深刻だったとの認識を示した。同氏は大恐慌の研究で名を成した経済学者としても知られる。

 08年の米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)救済に関連して8月22日に連邦請求裁判所に提出された文書で、バーナンキ氏は「08年9月・10月は、大恐慌を含めた世界の歴史で最悪の金融危機だった」と述べ、「米国の最も重要な金融機関」13社のうち、「12社が1〜2週間の間に破綻する恐れがあった」と指摘した。

 ガイトナー前財務長官も同文書で、9月6日から22日の間は経済が実質的に「自由落下状態にあった」と語り、当時の切迫した状況を振り返った。

 AIGの元最高経営責任者(CEO)のモーリス・グリーンバーグ氏率いる米投資会社スター・インターナショナルは11年、AIGへの1820億ドルの公的資金注入とAIG資産の売却の一部が違法だったとして、米政府を相手取り多額の損害賠償を求める訴えを起こした。

 バーナンキ氏は政府によるAIG救済が必要と考えた理由について、「AIGの崩壊は大惨事」で「1930年代のような世界金融・経済崩壊を引き起こし、生産、収入、雇用に破壊的な影響を与える恐れがあった」と主張した。

 また、金融商品部門の問題にか... ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● 結果論から言えば、勿論1929年の恐慌よりは軽いことは事実が示しています。
  又エリオット波動的にも、軽いと言えます。

● 1776年の独立以来のサイクルから見ると、1929年の崩壊は、スーパーサイクル第(?)波
  の崩壊となります。

● 今回の崩壊は、スーパーサイクル第(?)波の中のサイクル第 ?波の中の崩壊ですから、
  サイクル論から言えば、恐慌時に比して、一段下のサイクルという事です。

□ 又恐慌時は、巨大なトライアングルの波を作っていますから、その初期の下降波は強力な
  下げを示しています。

□ 一方今回の崩壊は、実は2000年から始まっていますが、2001年の事件でこれが
  覆い隠されたという事と、波の形はサイドウェイを形成しているので、むしろ
  波動的には軽いと言えるでしょう。

□ 前回の恐慌の経験があったことも、軽くする原因(=バーナンキ議長が恐慌の専門家)
  とも言えますが、それを含めても波動は一段下の波動であり、恐慌は起こらない
  事を示します。代わりにユーロでギリシア危機等の形で表れていると言えます。

□ 今後の問題は、今回の2000年からの不景気⁼株の調整は終わってはいないことです。
  もう一度2008年に相当する暴落が予想できます。これを認識しているかどうかが
  今回の最後の崩落の程度を決めるとも言えます。

□ つまり、対処をしっかりとすれば、ある程度軽い崩落で済ませる可能性がありますが、
  放置すれば、2008年よりも大きな崩落が予想できます。

▼ 最も問題なのは、2029年まで最後の株式市場の暴騰の宴の後の崩落です。
  これは最後のスーパーサイクル第(?)波のサイクル第?波の終わりを
  意味します。つまり1776年から始まった資本主義最後の波です。

▼ 2029年〜2046年までは、グランドスーパーサイクル⁼270年の崩壊を
  意味しますから、単に前回恐慌以上の衝撃のみならず、資本主義の崩壊を
  意味しますから、歴史の巨大な断層が生じるという事です。

▼ 2046年〜、世界戦国時代の幕開けです。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7511

Trending Articles