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★ http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140825-00000043-jnn-int
英で広がる過激派支持、目標はイスラムの国樹立
TBS系(JNN) 8月25日(月)19時24分配信
アメリカ人ジャーナリストがイスラム過激派「イスラム国」に殺害された事件で、実行犯はロンドン出身のヒップホップ歌手とみられることがわかりました。イギリスで広がる過激派への支持、その実態です。
「ここにいるのはジェームズ・ライト・フォーリー、おまえらの国、アメリカの市民だ」
「イスラム国」が公開した動画の中でイギリス訛りの英語を話す戦闘員。この男について、イギリスメディアは24日、ロンドン出身の23歳のヒップホップアーティストと推定されると報じました。
イギリスからシリアやイラクに渡り、イスラム過激派の戦闘員となった人の数は、500人を超えるともいわれています。その予備軍ともいえるグループが、去年12月、ロンドン東部の街角に集まっていました。
「酒の販売も飲酒もやめよ」
イスラム教の教えに基づき、酒は禁止にすべきだと声を上げるグループ。最終的な目標は、イギリスにイスラムの国を樹立することだといいます。
「イスラム教徒がイギリスを支配し、世界中がイスラムの国となったあかつきには、アラーの法を破り続ける者は罰を受けることになる」(参加者)
彼らは、酒を売る店にビラを配って歩きました。そのビラには、イスラムの教えに基づくというこんな警告が・・・
「違反すれば、むち打ち40回の刑に処される可能性がある」
私たちは、禁酒デモに参加していた男性と再び接触。アメリカ人ジャーナリストの処刑について聞くと、さほど驚きはしなかったといいます。
「攻撃されたら反撃するのは普通ですよ。米国人ジャーナリストの命は、オバマに『イスラム国への攻撃をやめろ』というメッセージを伝えるために奪われたのです」(ロンドン在住のイスラム教徒 アブ・セイフッラーさん)
「イスラム国」に対して空爆を行ったアメリカの責任だとの論理です。
「『イスラム国』は、大きな被害を避けるため、彼をいわば犠牲にしたのです」(ロンドン在住のイスラム教徒 アブ・セイフッラーさん)
一方、インターネット上では、欧米の若者たちをターゲットに、「イスラム国」による勧誘が活発に行われています。こちらのサイトでは、イギリス出身で、今、シリアにいるという戦闘員が、若者からの質問を受け付けています。この1か月で449件もの質問が寄せられ、回答をしています。
質問:シリアに行きたいですが、17歳でお金がありません。どうすべきでしょうか?
回答:節約しろ。仲間にも金を借りろ。ここには15歳もいるんだから、君にもできる。
質問:お金はどうやって稼ぐんですか?
回答:妻を養ったり服を買ったりするための小遣いは支給される。
中にはこんな質問もありました。
質問:靴はナイキが2〜3足あれば十分ですか?
回答:俺はアディダスのハイカットを1足持ってきた。現地で何でも手に入る。
一方でゾッとするような質問も・・・
質問:処刑の仕事もあるんですか?
回答:あるよ。
「テレビをつけると、アメリカが戦闘機や無人機、劣化ウラン弾を使っている。イスラム教徒の同胞が攻撃されているのを見て、武器を取り助けに行こうと思うのは自然なこと」(ロンドン在住のイスラム教徒 アブ・セイフッラーさん)
イギリスだけでなく、欧米各国からもイスラム教徒を引き寄せながら、「イスラム国」はその勢いを増しています。(25日14:44)
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● 勿論このような事に対処するには、警察では不十分です。法に従って武力を行使する
だけではこの様な過激派の台頭を防ぐことは出来ません。
● アラブは今、石油のお金でいくらでも資金はあると予想されます。今から5年間ほどは
商品⁼資源の時代ですから、ますます勢いは増すでしょう。その分英国国民から
見れば苦々しい限りでしょう。反作用は当然起こります。
● イスラムの過激派に対する、キリスト教の英国人の反撃と、武装蜂起です。幾らなんでも
他国=イギリスにイスラムの国を作るというのは、明らかに誰の目からみても
やりすぎです。最近の右翼政党の躍進はその反作用です。
● 警察力が頼りにならないと思った時が、右翼による武装闘争の時です。予測は難しいですが
歴史の時間軸から見れば、もうすぐでしょう。
● イギリスに移民として、お世話になっているのに、その国を乗っ取ろうと考えるのは、
明らかに過激であり、妄想に近くなります。常識というのが通用しないのでしょう。
● 右翼の武力闘争開始が、英国の資本主義崩壊の時期=武人時代の幕開けと言えそうです。
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