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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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寿命が来た先進近代資本主義・文明のランデブー

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http://sankei.jp.msn.com/life/news/140105/edc14010507000000-n1.htm

北欧の教育王国はなぜ崩壊したのか? スウェーデンの学力凋落の原因を探る
2014.1.5 07:00 (1/4ページ)

PISAの平均得点(読解力)の推移
 個性重視で知られる北欧諸国の教育環境が、急速に悪化している。中でもスウェーデンの学力低下が深刻で、経済協力開発機構(OECD)が先日公表した2012年実施の国際学習到達度調査(PISA)では、全3教科の得点がOECD平均を大きく下回った。かつて教育先進国とも呼ばれたスウェーデンの教育はなぜ崩壊したのか、背景を探った。
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       ▲  崩壊と革命の兆し・そしてトッドの文明のランデブー▼

◎ 細かい分析は専門家の得意とする所です。地方分権化による国家の政策の失敗、移民政策
  の失敗等色々有るでしょう。もし単純に政策が原因なら、逆に言えば、その政策を
  止めれば元のスェーデンに戻るのでしょうか? 

● 私はそうは思いません。老いた人が、不老長寿の薬を飲み、若者の様に動いても最早
  若返りはしないのです。確かに元気なお年寄りと賛辞を浴びるかも知れませんが、
  所詮寿命は、個々の差はあるとはいえ、変えることは出来ません。

○ これと同様に、いくら政策を変更しようとしても、今の北欧の混乱を見れば分かります。
  そもそも政策が変更できないのです。獅子身中の虫が許さないのです。
  老人の体では、若い時と同じような事は出来ないのです。
  時代は前進あるのみです。タイムマシンはないのです。

◎ 永遠の帝国が無いのと同様に、衰退・老化を受け入れるしかないのです。精々運動して、
  健康食品を飲み、病気を治療しつつ生き長らえるしかないのです。

● これが私の一時代270年説であり、資本主義は崩壊し次は武人の時代が来るのです。
  その寿命に合わせて、社会の種々の現象、出生率の減少・福祉の崩壊・貧富の差・
  貧困の拡大・乳幼児死亡率が高くなったりするのです。

○ 社会の寿命が来ることにより、自然と起こる事なのです。逆では有りません。エマヌエル
  ・トッドの言うように、社会の変化が起こったから革命が来るのでなく、組織や
  体制の寿命が来たから、社会現象が変わるのです。

◎ 上記の現象は大なり小なり白人先進資本主義国を襲っている現象です。英も色々な政策、
  サッチャーリズムの登場、福祉のカット、ウインブルドン現象、日本の企業の
  誘致等色々やりましたが、最終的には結果として一時的な効果のみです。

● そして今は、移民排撃の政党が躍進しつつ、新しい時代を迎えようとしているのです。
  つまり武人の時代です。初めの100年間は、誰がどのような組織が政治を治めるかで
  政治的戦いが=内なるゲバ戦が始まるでしょう。既にその兆しは表れているのです。
  それでも決着がつかなければ、最後は内戦となるのが歴史の教えです。

○ その内戦を革命と言います。これは自然が我々に与えた法則なのです。

◎ 白人の出稼ぎが日本にも押し寄せてきました。これは東欧や南米が主体でしたが、今後は、
  西欧の北欧の金髪の人達が出稼ぎに来るのです。これが東西の交代と言う歴史の流れです。

❤ 100年前には全く考えられなかった事です。これこそトッドの言う文明のランデブーです ♡



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