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ダイヤモンドオンライン
複雑な利害対立にアメリカも打つ手なし イラクは3つに分裂しクルド独立か
(ダイヤモンドオンライン 2014年06月26日掲載) 2014年6月26日(木)配信
イラク情勢が急変している。イスラム・スンニ派の過激集団「イラク・シリアのイスラム国」(ISIS)を主体とする武装勢力が、首都バグダッドに迫った。スンニ派とシーア派、加えてクルド族の存在と、宗派対立、民族対立が複雑に絡む同国に対して、アメリカもある宗派に肩入れすれば、別の宗派諸国との友好関係を失うので打つ手がない。イラクはシーア派支配地域、スンニ派支配地域、クルド族支配地域の3つに分裂する可能性が高い。
■ISIS急進撃の背景
米軍が2011年12月18日にイラク撤退を完了して以来2年半、オバマ米大統領は6月19日イラクへの軍事顧問300人の派遣を発表した。イスラム・スンニ派の過激集団「イラク・シリアのイスラム国」(ISIS)を主体とする武装勢力は6月10日、イラク北部の同国第2の都市モスル(人口180万人)を制圧。さらに南下して11日に大規模な石油精製所があるバイジとティクリート(同25万人)を占領。12日にはバグダッドの北約50kmのバクバ(同47万人)に迫った。バグダッドの西約50kmのファルージャ(同32万人)は今年1月からISISの支配下にあり、首都バグダッド(同590万人)は北と西の2正面からの攻撃を受ける形勢だ。
ISISはアルカイダ系だが、その指導者アイマン・ザワヒリ(オサマ・ビンラディンの後継者)の指示に従ってはいないようだ。シリアの内戦では反政府軍の主力となり、戦闘経験を積んでいる。
人員は約1万2000人と推定され、イラクで活動するのは5000人程度とも言われる。一方イラク陸軍は19万3000人、警察が34万6000人、その他にも「施設防護隊」「国境警備隊」「石油警察隊」が計18万5000人もいて、軍と治安部隊の総計は約80万人に達する。モスルにも1個師団を含む約3万人が駐屯していたようだが、ISISが蜂起するとすぐに総崩れとなり、指揮官先頭で逃走した。
イラク北部はスンニ派住民が圧倒的に多い地域で、北東部のイラン、トルコとの国境地帯はクルド人(約500万人、スンニ派が多数)地域だ。宗派的にはイラク人(人口3258万人)の約60%が南部に多いシーア派、約35%がスンニ派、その他(キリスト教など)が約5%と推定されている。イラクのヌーリ・カメル・マリキ首相(65)はシーア派で、2005年12月の連邦議会選挙でシーア派の「統一イスラム同盟」が勝利した後、06年5月20日に首相となった。当初は宗派、民族の融和をはかったが、米国の占領下で圧迫されたスンニ派のテロ活動が続発して宗派対立が激化、2010年に第2次マリキ政権が成立した後は、スンニ派を政府中枢から排除する姿勢が露骨となった。またテロ防止・捜査の中で、治安部隊がスンニ派住民の人権を侵害することも多く、反感が高まっていた。
////////////////////////////////////////////////////////////////
● 長期的には、これはUSAの戦略・世界支配層の戦略でもあることは、以前にも書きました。
● つまり、世界支配の為には、地域の大国を・特にUSAに楯突く大国を弱体化させて、混乱させて
二度と世界支配層に楯突くことが出来ないようにするのが、大戦略=グランドデザインです。
● 従って、時のUSAネオコンは、戦後の治安回復とイラク国家の安定のためには、陸軍の大軍派遣
が必要との要請を意図的に断り、上記戦略に合致する、フセイン政権の崩壊のみを
図り、その後は意図的に混乱を放置してきました。
● そのほうが、ドルを使わずにユーロ等を使おうとしたイラクに懲罰を与えて、その後は費用の
掛からないほうを選んだのです。つまり放置による混乱です。
● 何も正義の為にイラクに侵攻したのではありません。オバマ政権を見ても分かるように、動くものは
すべて無人機で殺す作戦がばれたように、他国の国民・特に有色人種はイルカ以下だと
見ているUSA民主党の・否白人の本音を見事に表しています。
● 本来は白人がアラブ独立の時に、意図的に民族間の対決が起こるようにと、国境の線引きをしたのが
間違いの始まりです。これが厭らしい白人の支配の大原則です。収奪された彼らの旧植民地が
今でも貧困に苦しみ、人心の荒廃を来しているのを見ても分かります。
★ 韓国や台湾を素晴らしく統治して来た、大日本帝国の植民地支配政策・否同胞として暖かく
日本に併合して、且つ膨大なお金の持ち出しで両者とも近代国家に育て上げ、
ある領域では、藍より出でて藍より青くしたのは、
★ 人類歴史上の奇跡であり、模範であり、日本人が世界に誇れるものです。素晴らしいの
一言です。これが面白くないのが、悪の帝国とそれに従う腰巾着です。
★ イラクは3つに国家が分裂して、助け合いのできる仲間同士の国家を作るのが自然というものです。
★ 中共を見ても分かるように、他民族に支配された国家・民族は悲惨なものです。チベット、
ウイグル、内モンゴルなど、収奪と弾圧虐殺と、核実験場・核廃棄場でしか
ないのです。
■ ここで問題になるのが、今もバラ色のように唱えられいるグローバリゼイションです。
■ 貴方の生活を保証し、仕事を与え、生命財産をを保証するのは、まさに正しい国家の
中でのみ行えることです。国家が生活の基本です。家庭が個人の生活の
基本であるようなものです。家庭がなくてどの様にして子供たちを
保護するのです? 国家が基本なのです。
■ 従って、反日やスパイや赤などのような、日本国家を否定する輩は、日本から出ていき
彼らの好きな国家に移ってもらうのが、筋道というものです。
▼ その意味でも、グロ−バリゼーションは、諸国民の平和繁栄の為の道具であるべきです。
グローバリゼーションの為の国家ではなく、国家の為のグローバリゼーションなのです。
▲ 従って、ユーロが失敗したのは、エマネエル・トッドの反省を聞くまでもなく、独以外の
国の犠牲で成り立っているからです。ユーロに憧れる国は、無謀というものです。
▲ ましてや、時代も歴史も経済レベルも異なる、アジア共同体などや共栄圏を夢見るのは
単なる書生レベルの夢想というわけです。宇宙人のような元首相が唱えたり、
国境がなくなると豪語した、元都知事候補で世界を飛び跳ねて講演している
ネット大学経営者などの発想は基本的に間違っています。
▲ ユーロのようなアジア共同体を作れば、中共が日本人の生命財産を守ると、まさか本当に
思っているのなら、馬鹿阿保を遥かに越しています。
▲ ある意味、グローバリゼーションを見事に、その果実のみを見事に利用したのが、中共と
いうわけです。それに関与したのが、国際金融機関とその取り巻きというわけです。
● 従って、2029年から始まる英米仏型の先進資本主義国の崩壊とそこに寄生している
国際金融機関の崩壊が始まるのは歴史の必然です。その時には中共ドラゴンは
どのようにして生き延びるのでしょうか?
● そして、中東アラブ諸国は、自らの手で本格的国境の作成が出来るというものです。
ダイヤモンドオンライン
複雑な利害対立にアメリカも打つ手なし イラクは3つに分裂しクルド独立か
(ダイヤモンドオンライン 2014年06月26日掲載) 2014年6月26日(木)配信
イラク情勢が急変している。イスラム・スンニ派の過激集団「イラク・シリアのイスラム国」(ISIS)を主体とする武装勢力が、首都バグダッドに迫った。スンニ派とシーア派、加えてクルド族の存在と、宗派対立、民族対立が複雑に絡む同国に対して、アメリカもある宗派に肩入れすれば、別の宗派諸国との友好関係を失うので打つ手がない。イラクはシーア派支配地域、スンニ派支配地域、クルド族支配地域の3つに分裂する可能性が高い。
■ISIS急進撃の背景
米軍が2011年12月18日にイラク撤退を完了して以来2年半、オバマ米大統領は6月19日イラクへの軍事顧問300人の派遣を発表した。イスラム・スンニ派の過激集団「イラク・シリアのイスラム国」(ISIS)を主体とする武装勢力は6月10日、イラク北部の同国第2の都市モスル(人口180万人)を制圧。さらに南下して11日に大規模な石油精製所があるバイジとティクリート(同25万人)を占領。12日にはバグダッドの北約50kmのバクバ(同47万人)に迫った。バグダッドの西約50kmのファルージャ(同32万人)は今年1月からISISの支配下にあり、首都バグダッド(同590万人)は北と西の2正面からの攻撃を受ける形勢だ。
ISISはアルカイダ系だが、その指導者アイマン・ザワヒリ(オサマ・ビンラディンの後継者)の指示に従ってはいないようだ。シリアの内戦では反政府軍の主力となり、戦闘経験を積んでいる。
人員は約1万2000人と推定され、イラクで活動するのは5000人程度とも言われる。一方イラク陸軍は19万3000人、警察が34万6000人、その他にも「施設防護隊」「国境警備隊」「石油警察隊」が計18万5000人もいて、軍と治安部隊の総計は約80万人に達する。モスルにも1個師団を含む約3万人が駐屯していたようだが、ISISが蜂起するとすぐに総崩れとなり、指揮官先頭で逃走した。
イラク北部はスンニ派住民が圧倒的に多い地域で、北東部のイラン、トルコとの国境地帯はクルド人(約500万人、スンニ派が多数)地域だ。宗派的にはイラク人(人口3258万人)の約60%が南部に多いシーア派、約35%がスンニ派、その他(キリスト教など)が約5%と推定されている。イラクのヌーリ・カメル・マリキ首相(65)はシーア派で、2005年12月の連邦議会選挙でシーア派の「統一イスラム同盟」が勝利した後、06年5月20日に首相となった。当初は宗派、民族の融和をはかったが、米国の占領下で圧迫されたスンニ派のテロ活動が続発して宗派対立が激化、2010年に第2次マリキ政権が成立した後は、スンニ派を政府中枢から排除する姿勢が露骨となった。またテロ防止・捜査の中で、治安部隊がスンニ派住民の人権を侵害することも多く、反感が高まっていた。
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● 長期的には、これはUSAの戦略・世界支配層の戦略でもあることは、以前にも書きました。
● つまり、世界支配の為には、地域の大国を・特にUSAに楯突く大国を弱体化させて、混乱させて
二度と世界支配層に楯突くことが出来ないようにするのが、大戦略=グランドデザインです。
● 従って、時のUSAネオコンは、戦後の治安回復とイラク国家の安定のためには、陸軍の大軍派遣
が必要との要請を意図的に断り、上記戦略に合致する、フセイン政権の崩壊のみを
図り、その後は意図的に混乱を放置してきました。
● そのほうが、ドルを使わずにユーロ等を使おうとしたイラクに懲罰を与えて、その後は費用の
掛からないほうを選んだのです。つまり放置による混乱です。
● 何も正義の為にイラクに侵攻したのではありません。オバマ政権を見ても分かるように、動くものは
すべて無人機で殺す作戦がばれたように、他国の国民・特に有色人種はイルカ以下だと
見ているUSA民主党の・否白人の本音を見事に表しています。
● 本来は白人がアラブ独立の時に、意図的に民族間の対決が起こるようにと、国境の線引きをしたのが
間違いの始まりです。これが厭らしい白人の支配の大原則です。収奪された彼らの旧植民地が
今でも貧困に苦しみ、人心の荒廃を来しているのを見ても分かります。
★ 韓国や台湾を素晴らしく統治して来た、大日本帝国の植民地支配政策・否同胞として暖かく
日本に併合して、且つ膨大なお金の持ち出しで両者とも近代国家に育て上げ、
ある領域では、藍より出でて藍より青くしたのは、
★ 人類歴史上の奇跡であり、模範であり、日本人が世界に誇れるものです。素晴らしいの
一言です。これが面白くないのが、悪の帝国とそれに従う腰巾着です。
★ イラクは3つに国家が分裂して、助け合いのできる仲間同士の国家を作るのが自然というものです。
★ 中共を見ても分かるように、他民族に支配された国家・民族は悲惨なものです。チベット、
ウイグル、内モンゴルなど、収奪と弾圧虐殺と、核実験場・核廃棄場でしか
ないのです。
■ ここで問題になるのが、今もバラ色のように唱えられいるグローバリゼイションです。
■ 貴方の生活を保証し、仕事を与え、生命財産をを保証するのは、まさに正しい国家の
中でのみ行えることです。国家が生活の基本です。家庭が個人の生活の
基本であるようなものです。家庭がなくてどの様にして子供たちを
保護するのです? 国家が基本なのです。
■ 従って、反日やスパイや赤などのような、日本国家を否定する輩は、日本から出ていき
彼らの好きな国家に移ってもらうのが、筋道というものです。
▼ その意味でも、グロ−バリゼーションは、諸国民の平和繁栄の為の道具であるべきです。
グローバリゼーションの為の国家ではなく、国家の為のグローバリゼーションなのです。
▲ 従って、ユーロが失敗したのは、エマネエル・トッドの反省を聞くまでもなく、独以外の
国の犠牲で成り立っているからです。ユーロに憧れる国は、無謀というものです。
▲ ましてや、時代も歴史も経済レベルも異なる、アジア共同体などや共栄圏を夢見るのは
単なる書生レベルの夢想というわけです。宇宙人のような元首相が唱えたり、
国境がなくなると豪語した、元都知事候補で世界を飛び跳ねて講演している
ネット大学経営者などの発想は基本的に間違っています。
▲ ユーロのようなアジア共同体を作れば、中共が日本人の生命財産を守ると、まさか本当に
思っているのなら、馬鹿阿保を遥かに越しています。
▲ ある意味、グローバリゼーションを見事に、その果実のみを見事に利用したのが、中共と
いうわけです。それに関与したのが、国際金融機関とその取り巻きというわけです。
● 従って、2029年から始まる英米仏型の先進資本主義国の崩壊とそこに寄生している
国際金融機関の崩壊が始まるのは歴史の必然です。その時には中共ドラゴンは
どのようにして生き延びるのでしょうか?
● そして、中東アラブ諸国は、自らの手で本格的国境の作成が出来るというものです。