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NYダウ650ドル安 米でコロナ感染最多、経済鈍化を懸念 2020/10/27 5:19 (2020/10/27 7:20更新) <form id="JSID_formKIJIToolTop" class="cmn-form_area JSID_optForm_utoken" action="https://www.nikkei.com/async/usync.do/?sv=NX" method="post">
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ダウ平均は取引開始後から400ドル程度下げ、米東部時間午後(日本時間27日未明)にかけて下落幅を広げた。午後1時半過ぎには一時965ドル下げた場面もあった。
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終値の下落幅は9月3日(807ドル)以来の大きさだった。S&P500種株価指数も1.9%、ナスダック総合株価指数も1.6%それぞれ下げた。
米国のコロナ感染状況を分析する「COVIDトラッキング・プロジェクト」によると新規感染者数は23~24日に2日連続で8万人超となった。中西部を中心に感染拡大が続き、3つ目の感染のヤマが顕著な「第3波」に見舞われている。
感染増が景気回復に水を差す懸念が強まるなか、与野党の追加経済対策の協議が暗礁に乗り上げていることも、投資家心理を冷やした。
個別株はほぼ全面安となり、特にエネルギー株や旅行株の売りが広がった。エクソンモービルは2.4%安。クルーズ船のロイヤル・カリビアン・クルーズは9.6%、ユナイテッド航空は7%それぞれ下落した。景気に敏感に反応する金融株もそろって下げ、米銀大手のJPモルガン・チェースは2.5%下げた。