[コロナショックと売春婦]90年前の日本との共通点
【号外】月刊三橋事務局(経営科学出版)
昨日から公開しているこちらの
三橋貴明本人が解説する動画は
すでに確認されましたか?
こちらの動画では、
コロナショックが起き、
日本中が不況に陥っているにも関わらず、
消費税を下げようとしない政府の思惑と、
安倍政権が抱える
2つの問題について解説しています。
公開の期限は明日までと短いので、
お早めにご確認ください。
>いますぐ動画を見てみるhttps://in.38news.jp/2003_38newsd_re
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これは1930年代に出されたポスターですが、
あなたはこれが何のポスターか分かりますか?
これは、当時貧困にあえぐ村の少女が
次々を身売りに出されており、
それがあまりに横行したため、
何とか防止するように呼びかけたポスターです。
この身売りの実態について、
当時の秋田の新聞には
このように書かれています。
「名目ばかりの義務教育を終えて、
やっと15,6歳になると、
酌婦に売り出される。
生まれ落ちて布団も
ろくろくないワラの中に育ち、
食うや食わずにやっと6年を終えたら、
知らぬ他国に涙の生活。
彼ら山間奥地の住民は、
永劫に光を持たぬ運命を約束されてきた。」
なかには、からゆきさん(唐行きさん)と
呼ばれる身売りの女性もおり、
東南アジア諸国に売春宿の
従業婦として売られていった人たちを
指す言葉まであったのです。
当時の日本は、今からすると
考えられないような不況に陥っていたのですが、
1930年代と2020年の現代とは、
政府の政策にある共通点があったのです。
それは、デフレの時に
緊縮財政を推し進めたことです。
当時は、世界大恐慌が起き、
アメリカの都市部の失業率は
50%に迫る勢いでした。
日本もその影響を受け、
大不況に陥りました。
その時、政府がとった政策は、
国民を救うことではなく、
国民から税金を巻き上げ、国民を見捨てる
緊縮財政を推し進めたのです。
そのため、国民はますます貧しくなり、
当時は社会保障もほとんどなかったため、
貧困層はとことん貧乏になっていきました。
そこら中がスラム街になり、
日本軍が捨てた残飯を回収し、
格安で転売する残飯屋という職業ができ、
そして、女性は家族のために
身売りをするようになりました。
この話を聞くと、
あくまで過去の話のように聞こえますが、
まさに今私たちが生きてる令和時代にも
同じことが起きるかもしれないのです。
なぜなら上記したように、
20年に以上のデフレが続く日本において
政府は緊縮財政を推し進め、
さらにコロナショックによって
世界恐慌とも言える局面を
迎えようという時代にもかかわらず、
政府は、消費税を下げることを躊躇し、
国民を救うことを躊躇し、
緊縮財政をやめようとしないのです。
このままでは、
過去の日本で起こった貧困の連鎖が
現代でも起きてしまうかもしれません。
でもなぜ政府は、
歴史から学ばず、緊縮財政を
推し進めるのでしょうか?
それは、安倍政権が抱える
半世紀に渡って日本に蔓延る
ある2つの問題が原因でした。
それは何なのか?
真相はこちらからお確かめください。
>いますぐ真相を確認するhttps://in.38news.jp/2003_38newsd_re
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◎ 今回はたとえコロナショックがどんなに強くても、世界恐慌は
絶対やってきません。法則=歴史経済波動学に反します。
◎ 90年サイクルが100年に延長したのです。自然現象は1/f揺らぎ
という自然現象の為に、延びたり縮んだりします。現象は
複雑系の為に、他の因子の影響を受けるからです。
◎ 2000年から始まった、USA/西欧のじたばた劇は、1/f揺らぎで
延長したサイクルを誤解したことによる、三文劇です。
◎ 言い換えれば、世界株価同時崩壊が始まる➡世界恐慌がやってくる
➡それを戦争経済で乗り切ろう➡つまり言う事を聞かないで
石油を国有化した中東をやっつけよう➡中東侵略開始。
◎ 単純に図式化すると上記のようになります。しかし世界恐慌は
やってこず、USA/西欧は独り相撲を行い、その醜い侵略性を
世界に晒したのです。これが真相でしょう。
◎ 世界支配階級の予測も、私の歴史経済波動学にはかなわないと
言う事です。来年から起こる最後の宴の後で、彼らは最早
逃げ道がなくなった事を悟るのです。
◎ その意味では、今回のコロナショックは西欧の黄昏と崩壊を
表しているといえましょう。
● 何年も前から書いている、西欧医学の崩壊、西欧農業の崩壊、
USA/大西洋資本主義の大崩壊、西欧文明の大崩壊の
ほんの予兆でこの有様です。
● 本物の崩壊は、今回の比ではないことは、歴史経済波動学が
語っています。こわばらこわばら。