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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/18/news052.html
マウスの脳を完全に透明化、細胞1つ1つのレベルで観察する新技術、理研が開発マウスの生体の脳を試薬を使ってほぼ完全に透明化し、細胞1つ1つのレベルで観察できる新技術を開発したと理研が発表した。
マウスの生体の脳を試薬を使ってほぼ完全に透明化する技術を開発したと理化学研究所が4月18日、発表した。透明化により脳全体の3次元イメージを細胞1つ1つのレベルで容易に取得できるようになり、脳活動の解析に役立つとしている。成果は「Cell」(4月24日号)に掲載される。
処理で透明化した脳=理研のニュースリリースより 2011年に開発した、尿素を使った透明化試薬「Scale」をもとに、透明化に最適な組成を検討したところ、尿素に加え、アミノアルコールを含む組成が脳を透明化する活性が高いことを発見。試薬にサンプルを浸すだけでほぼ完全に透明化でき、再現性も高く複数のサンプルをほぼ同等の条件で比較できるのも特徴という。
透明化したことで、「シート照明顕微鏡」(横からレーザー光を照射してサンプルの平面を撮影し、これをZ方向に重ねることで3次元イメージを得られる顕微鏡)による3次元イメージングが可能になった。1細胞解像度によるマウスの脳のイメージを1時間ほどで取得できたという。
神経細胞に黄色の蛍光タンパク質が発現しているマウスの脳を、細胞核が染まる赤い蛍光色素で染色し、2色でイメージングした 新技術を使い、マウスが光を受けて活動する脳の領域を網羅的に同定することに成功した。新技術は「CUBIC」と名付けた。
小型のサルの脳など、大きなサンプルも透明化して3次元イメージを取得できることも分かったという。生物学・医学に大きな貢献が期待できるとしている。
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http://wired.jp/2014/04/15/invisibility-cloak/
透明マントの開発、格段に進化:戦闘機も隠せる可能性も
セントラルフロリダ大学の研究チームが、可視領域の光を、従来よりも広い面積にわたって制御するナノ構造体の作製に成功した。戦闘機のような大きな物体を隠すことも可能になるかもしれない。
セントラルフロリダ大学の研究チームが、いわゆる「透明マント」の開発で革新的な成果を上げた。可視領域の光を、従来よりも広い面積にわたって制御するナノ構造体の作製に成功したのだ。
透明化技術はこれまで、マイクロ波などのごく限られた波長域でのみ可能だった(なお、現実の透明化技術は、周囲の光を曲げることで物体を覆い隠すものが多く、したがって、見た目は透明というより、映画『プレデター』のような、液体の鏡に覆われた感じになる)。
デバシス・チャンダ率いるセントラルフロリダ大学の研究チームは、物体を見えなくする、漁網のような網の目構造のメタマテリアル(正確に言うと、負の屈折率のメタマテリアル)を作製し、『Advanced Optical Materials』の3月号で発表した。
このメタマテリアルは、銀と誘電体の複合膜を、ナノトランスファー(ナノ転写)プリンティングと呼ばれる技術を用いて、フレキシブル基板上に、広い面積にわたって転写したものだ。
複合膜を多層に重ね、漁網のような網目状のナノスケールパターンを作ることで、可視領域の光を制御できるようになっている。つまり、3次元空間における電磁波の共鳴を、構造操作によって制御することで、光の伝播の精密な制御を可能にしている。
この技術を用いることで、従来のミクロン単位に比べて大きな面積(4cm四方)の素材を作製することができた。
チャンダ氏はWIRED UKの取材に対し、今回の研究の最も重要な部分は、「実用向けに、広い面積にわたって(負の屈折率のような)人工的な光学特性をもたせた」ことだと述べている。
それが成功したのは、「プロセス制御のレベル向上と、高度なプリンティング技術の発達」によるものだ。それでもなお、「大面積で作製されたパターンの質の高さと均一性」にチャンダ氏は驚いたという。
「単純なプリンティング技術を使って、このような大面積のメタマテリアルを作製できることは、ナノスケールでの人工的な光学応答を利用した、画期的デヴァイスの実現につながる」とチャンダ氏は述べている。
チャンダ氏のチームは、今後さらに研究を進めることで、戦闘機を覆い隠すのに使える、大面積の「透明マント」開発に成功する可能性がある。この分野ではほかにも、デューク大学の電気工学チームが、3Dプリントしたポリマーを使ってマイクロ波を屈折させる透明マント技術を開発している。
また、BAEシステムズは2011年に、赤外線カメラ向けの「光学迷彩」技術「Adaptiv」を発表している(日本語版記事)。この技術を使えば、熱追尾式ミサイルや赤外線カメラなどから車両等を見えなくするだけでなく、戦車を牛に見せかけるカモフラージュ映像を表示することも可能になる。
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http://news.livedoor.com/article/detail/8762787/
世界初、これが透明な消火器 帝人などが開発
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帝人や初田製作所などが共同開発した透明樹脂の本体容器を用いた消火器=22日、東京都千代田区 帝人は22日、大手消火器メーカーの初田製作所(大阪府枚方市)、プラスチックボトルの成型機械などを手がけるフロンティア(長野県上田市)と共同で透明樹脂の本体容器を用いた消火器を世界で初めて開発したと発表した。
5月上旬から初田製作所が販売する。
鉄やアルミニウム、ステンレスなどが一般的な消火器本体の容器は、腐食や老朽化による破裂事故、火災現場での高熱による爆発事故のリスクがあるほか、重いため、高齢者や女性には持ち運びや操作が難しいといった課題がある。
今回の新消火器には帝人のポリエチレンナフタレート(PEN)樹脂の「テオネックス」を採用。この樹脂は耐腐食性や耐候性、耐薬品性が高く、破裂事故が起こりにくいほか、破裂しても破片が飛散しないという。また、本体容器を従来に比べ半減させ、持ち運びやすくした。
透明なため、内容物の量や状態、異物混入の有無などを容易にチェックできる利点もあるという。
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● 科学の発展は止まる事がないようです。SF映画の様な世界が実現できるわけです。
● 戦争も国力の競争も、すべて科学技術に依存する事は、常識です。特別な情報や
頭脳を持つ人間は、国宝ものです。伝統芸能だけが国宝と考えている
としたら、将来はロシアや中国の属国です。
● 日本のお年寄りのお偉方は、肩書だけで偉いと思っている方が多いようです。
これからは実力で組織の一員にさせましょう。お金が欲しいお年寄りが
いたら年金で我慢してもらいましょう。