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無罪評決のトランプ氏、「悪意ある」民主党議員らに勝利宣言
2/7(金) 5:25配信
米首都ワシントン・ホワイトハウスのイーストルームで、上院での弾劾裁判について話をしながら「無罪」と書かれた新聞の一面を見せるドナルド・トランプ大統領(2020年2月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は6日、ホワイトハウス(White House)で、職権乱用と議会妨害の罪について5日の上院の弾劾裁判で無罪評決が下されたことを祝い、「悪意ある」民主党議員らに対し勝利宣言を行った。感情的な演説では、まとまりに欠ける内容ながらも政権全体に影を落とした弾劾調査に対する怒りをあらわにした。
【写真】無罪評決を受けて、ホワイトハウスのイーストルームで話をするトランプ大統領
儀式に使われるイーストルーム(East Room)での演説には自身を支持する多数の共和党議員や弁護団、妻のメラニア(Melania Trump)夫人、ホワイトハウスの側近らが集まった。
トランプ氏は米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)の「トランプ無罪評決」との1面を掲げて見せると、スタンディングオベーションに包まれる中「これが最終結果だ」と述べた。
ウイニングランを行ったトランプ氏だが、ホワイトハウスでの集まりでは、民主党主導の自身に対する不正疑惑調査を苦々しく振り返ったり、冗談を飛ばしたり、さらには自身への忠誠心を示した人々を称賛したりと、珍しくさまざまな感情をあらわにした。
トランプ氏はこの集まりについて「記者会見でもなければ演説でもない、そういうものでは全くない」とし、「これは祝典」だと指摘。「地獄」を経験したものの、最終的には「悪意ある」民主党議員らに「勝利」したと言明した。トランプ氏はこれで、分断された民主党との戦いとなる大統領選での再選に向け勢いに乗りたい考えだ。【翻訳編集】 AFPBB News