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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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嘘は最後は自爆攻撃となる。次回もトランプ氏圧勝で・第二次南北戦争の序章が始まる。

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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和元年(2019)12月20日(金曜日)弐
          通巻6314号   
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 米国民主党の弾劾訴追決定で、

  逆にトランプ支持率が上昇した不思議

   世論調査も弾劾反対が弾劾賛成を上回った
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 まさに民主党の自爆テロ。共和党幹部は「自殺行為」「論理より感情が優先した」と批判したが、次の選挙、民主党の惨敗が予測されている。
 弾劾と言えば、なにか犯罪的な物騒なイメージがあるが、メディアの報道姿勢が、状況を作用する。

 本質を理解するには日本の国会における与野党の駆け引きと照合すればよい。野党が根拠の薄い内閣不信任案を出しても、まったく可決の見通しがない。なぜ出すのか? 国会戦術である。だが、そういう議会運営で支持拡大をはかろうとしても、野党に国民の失望は深まる。

 下院民主党の弾劾決議で、逆にトランプ支持率が上昇した。不思議というより共和党が団結したからだろう。また世論調査も弾劾反対が弾劾賛成を上回った。共和党にむしろ追い風が吹いた。

 嘗てニクソンを嫌った左派メディアの猛烈な批判が議会人を揺らし、与党を動揺させたため、ニクソン大統領を弾劾決定寸前まで追い込んだ。ニクソンは直前にフォード副大統領に譲り、カリフォルニアへ去った。
 ところがクリントンとなると、あれほど証拠が揃ったにもかかわらず、左派メディアはクリントン擁護のキャンペーンを巧妙に演出し、ついには弾劾に至らなかった。つまり左派の援護射撃で救われたのだ。

 ならばトランプはどうか? メディアを国民はまったく信用しないという報道空間が、過去のパターンを変容させている。

 民主党の大統領候補は、この段階で7人が残り、バイデンを追うが極左のサンダーズとウォーレンになった。
民主党が分列を回避し、団結するためには中間派のバイデンを選ぶしかないが、ウクライナ騒動で、金に汚いバイデンというイメージが出来上がり、当選には覚束なくなった。だから来年11月、トランプのランドスライド(地滑り)勝利が展望されている。

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● 追い詰められた左派はどうするか? 勿論戦いの準備をする

  でしょう。激しい口撃=マスコミ総動員しての

  嘘とでっち上げのプロパガンダ戦です。


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