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シリコンバレーに於ける中共離れ・若い資本主義のインドは日本の味方へ。

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)10月31日(木曜日)
         通巻第6258号  <前日発行>
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 シリコンバレーの様変わり。「中国企業は出て行け」
  反対にインド企業は大歓迎、リベラルなアメリカ人も変心
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 「インドは法治と民主主義の国であり、われわれと価値観を共有している。くわえてインドは中国との関係が緊張している」。 
 という理由でシリコンバレーはインド人技術者、インド企業を大歓迎。正反対に中国人は解雇、中国企業には警戒、できれば「さっさと出て行って欲しい」と思っている。

 シリコンバレーは明確に民主党贔屓、リベラルな考えをもち、トランプには批判的である。というよりトランプ大嫌いの若者が多い。にもかかわらずシリコンバレーは中国を警戒する点ではトランプ政策より先を走っているのである。

 2015年九月だった。
 習近平はワシントン入りする前に西海岸のシアトルを訪問し、アマゾン、アップル、ボーイング、そしてマイクロソフトのCEOと会った。
習は、これらアメリカのトップ企業幹部に「研究開発センターを中国の置くように」とかなり強圧的に要請した。
[MADE IN CHINA 2025]に協力すれば、こうした米国企業の中国市場での活動を優遇する、と。このとき習近平との会談に臨んだ企業CEOは誰一人として習近平と一緒に写真を撮らなかった。

 2015年九月の同じ週にインドのモディ首相はシリコンバレーを訪問した。スタジアムに一万八千の在米インド人をあつめて、インドの市場開放政策を訴えた。モディはシリコンバレーで、ファイスブック、ツィッター、グーグル、アップル、テスラなどの幹部達と会談した。
 
 シリコンバレーで働くインド人技術者は夥しい数を誇り、彼らは開放的であり、民主主義の価値観と法治のルールになじみ、中国人のように非合法でもテクノロジーをもぎ取ろうとはしない。「中国人と比べるとビジネスマナーは公平だ」とシリコンバレーの企業幹部は褒め称える。
 
 米中貿易戦争の勃発以後、米国に於ける中国からの投資は激減した。鮮明すぎるほどの下落ぶりで、ファーウェイ米国支社は将来に見切りをつけ、600名を解雇した。


 ▲中国がこのまま引き下がるはずはない、次の作戦は2020年秋、大統領選挙直前に何かをやらかすだろう

 ペンス副大統領はウィルソンセンターの演説で言った。「中国は現在とは違う大統領をのぞんでいる」。
 あの執念深く、執拗な中国がこのまま引き下がるはずはない、中国の次の作戦は2020年秋、大統領選挙直前に何をやらかすか、だ。

中国は強力なハッカー部隊を誇り、偽情報、市場操作など得意技である。大統領選挙直前に株価操作、マッチポンプで、ウォール街に大暴落を起こせば、トランプ再選は危うくなる。金融危機の人工的操作が行われると『アジア・タイムズ』が警告した(同紙10月25日)。
   □△○み△□△○や△△○ざ◎△□○き□△□

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● 急転換する世界情勢。いつまでも平和ボケが取れない安倍政権と

  日本人。内戦型第三次世界大戦はもうすぐそこまで来ています。

  急げ軍事力増強と頭の転換。平和妄想は捨てよ。


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