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世界に類を見ない・日本の素晴らしき武士道

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http://sankei.jp.msn.com/world/news/140410/erp14041011340003-n1.htm

“中国の蛮性”をベルギーは再び看破できるか
                  2014.4.10 11:34 (1/4ページ)

ベルギー南部の自然公園で、貸与したパンダを視察する中国の習近平国家主席夫妻。「パンダ外交」は中国の蛮性を包み隠し、勝手に平和的印象を醸成する不気味さを伴う=3月30日(ロイター)

 《パンダ》の語源は、国際世論の誘導も意味する《プロパガンダ》ではないかとの思い込みを持った。中国の習近平国家主席(60)が欧州歴訪中の3月末、ベルギーで見せつけた《パンダ外交》はそう誤解するに十分不気味だった。事実に基づく情報を源とする“善玉”を《ホワイト・プロパガンダ》、偽情報を潜ませる“悪玉”を《ブラック・プロパガンダ》と呼ぶ分類が、余計に黒白のブチが特徴のパンダを想わせる。日本も経験済みだが、愛くるしいパンダは中国を身近に感じ、平和的印象を勝手に醸成してしまう。しかし、ベルギーはブラック・プロパガンダに惑わされなかった在日特命全権公使アルベール・ダネタン男爵を輩出した国。今一度、パンダの後ろに隠れ、少数民族を虐殺し、自国民の自由を奪う中国の蛮性を看破してもらいたい。人権弾圧に敏感な現代欧州の矜恃が見たい。

ダネタン男爵の慧眼

 ダネタン男爵は1893〜1910年の長きにわたり日本に滞在した。その間、日本人の性行・性向を完全に見極め信頼。日清戦争(1894〜95年)中、大日本帝國を国際的孤立の危機に追い込むブラック・プロパガンダに惑わされぬ慧眼を備えていた。

 危機は主に、米紙の捏造記事拡散に因った。旅順軍港占領時「帝國陸軍が清帝國の非戦闘員・婦女子・幼児ら6万人を虐殺。逃げられたのは36人のみ」と報じたのだ。帝國陸軍の軍紀を把握する男爵は、旅順の面積や人口に鑑みても、6万人という数字に明らかな胡散臭さを直感したに違いない。調査を始め、本国に報告書を送る。

《日本は傷病者に配慮し、赤十字は皇后陛下の後援のもとで完璧なまでに仕事を遂行し(陸戦での傷病者保護を目的に、日本も1886年に加盟した)ジュネーブ条約は遵守されている》

 《その場に居合わせたフランス武官ラブリ子爵より直接聞いたところ、殺されたのは軍服を脱いだ兵士で、婦女子が殺されたのは真実ではない。住民は占領前に避難、残っていたのは兵士と工廠の職工だけ。日本兵は無残に扱われた戦友の死骸を見ながら、何とか敵を捕虜にするだけにとどめた》

 清國軍将兵は帝國陸軍将兵を殺し、遺体を切断して木や軒先に吊した。確かに、帝國陸軍将兵は陵辱への激昂を引きずりつつ戦を続けた。一方で、潰走を始めた清國軍将兵は軍服を脱ぎ捨て、民家に押し入り民間人の服に着替えた。《便衣兵》である。便衣兵は脱走の機会をうかがい、民家に籠もり帝國陸軍将兵を狙撃した。法律顧問として従軍した国際法学者・有賀長雄博士(1860〜1921年)は「清國は全く戦争法規を守らない」と指弾するとともに、日清戦争時の《万国戦時公報 陸戦条規》の中でも銃殺を合法と断じた。一部外国紙は、非戦闘員に偽装した便衣兵に対する応射を「虐殺」と誤報したのだった。

魚釣島に関し大嘘を投稿

 日露戦争(1904〜05年)前夜にも、欧州各紙が「日本人の外国人への憎悪が増し、日露が戦うと在日外国人が虐殺される」と伝えたが、これにも反論を発信した。

外国人への憎悪や敵意は日本に存在しない。単身、あるいはメイドを連れただけで、外国人の婦人が日本各地を旅行している。在日外国人は仮に戦時下になっても日清戦争同様、全く安全である》

 開戦後も、ロシア兵捕虜が虐待されている−との虚偽報道を是正する報告を発出した。

 《海戦で沈没した艦の捕虜601人が日本軍に救出された。死者2名はロシア正教に従い葬られた。司式は、日本軍がジュネーブ条約に則り直ちに自由にした艦の従軍司祭が行った》

 百有余年後の2012年、在ベルギー中国大使がベルギー公用語・仏語の新聞に《魚釣島を中国領というのはなぜか》なる記事を投稿した。魚釣島を含め尖閣諸島は日本領土だが、記事は大使が《仏軍統合参謀本部の大佐が描いた地図をブリュッセルのギャラリー・ボルティエ通りの書店Schwildenで見付けた》ことから始まる。地図は《中国が15世紀初めには既に魚釣島を発見・管轄していた》ことを証明。以下延々と、歴史的事実を継ぎ接ぎして大嘘を大展開する。もちろん《中国人虐殺》や《ヒトラーを祀る●(=鯖の魚が立)國神社》も登場するお決まりのコース。

 ただ、締めの殺し文句《第二次大戦中、留学中だった中国人女性の感動の逸話》は、ブラックかホワイトか、プロパガンダの真贋は判然としないが、極めて効果的な演出だった。女性が《ドイツ軍高官暗殺の報復として、ゲシュタポ=秘密警察の人質となった市民97人を、勇気と知恵を振り絞り救い出した》というストーリーだ。

取り込まれる欧州

 斯くして欧州は、中国への人道・安全保障上の警戒感を薄めるべく自らに言い聞かせ、中国の持つ魅力的な経済・金融力に取り込まれていく。

 習氏は“スウェーデン”の自動車メーカー・ボルボのベルギー工場を視察したが、ボルボは2010年、中国の自動車メーカーが買収。エアバス70機購入を含む総額2兆5700億円もの売買契約をフランスと結ぶなど、歴訪各国で新たに大商談もまとめた。天安門事件(1989年)以降、欧州が続ける対中武器禁輸が、日本と米国の頭ごなしに解禁となる悪夢は直ぐそこに在る。

 後ろめたさの払拭に励む欧州を内心嘲笑しているであろう習氏は、ベルギーでの講演で「他国の制度はまねしない」と、国家挙げての非道を正当化。中国国家主席として初訪問したEU(欧州連合)本部では「中国とEUという2大文明(?)の協力強化」を呼び掛けた。だが、EUの「文明」と、中国の「非文明」は相容れない。

 1月に催された2013年度ベルギー絵画コンクールで、中国の気功集団・法輪功の迫害をテーマにした《不必要な死》が最優秀賞を受けた。迫害で亡くなった娘を抱く母親の目が、悲痛な気持ちを語る作品。法輪功には批判もあるが、作者の鋭い批判は紹介しなくてはならない。

 「法輪功メンバーが不法逮捕され、殴打、虐待、酷刑を受けている。その期間は長く残酷。(絵画の背景に描いた)亀裂は、中国共産党が罪を犯す過程で自滅する将来を象徴する」

 画家の気骨に東京・雑司ケ谷霊園に眠るダネタン男爵のDNAを認める。「自滅」が待ち遠しい。(政治部専門委員 野口裕之)

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● 今も昔も、USAの新聞は中国の味方である事が分かります。USAの民主党を
  甘く見たり、中韓のUSAでのプロパガンダを甘く見ては、取り返しがつきません。
  大至急それへの対抗手段を、国家が音頭をとり、大々的に開始すべきです。
  又、NGOを作り、民間でも頑張りましょう。

● 悪知恵でこの100年間、中共は生き延び発展してきたのです。又兵法=騙し合い≒陰謀論の
  得意な国です。武人の頭は、どの様に勝利するか”の考えでいっぱいなのです。

● 更に後170年余の、武人の時代が残っています。つまり、余程の外圧がない限りは
  自滅は難しいと言う事です。勿論170年後は自滅しますが、それまでが大変です。

● 敵の弱点をよく見、己の弱点を補えば、必ず彼らの崩壊を助ける、アイデアが
  浮かんできます。

● 上の記事から分かる事は、儲けたお金を欧米の買収や懐柔に利用しているのです。
  お金儲けは資本家の得意とするところです。逆にどうすれば経済を崩壊
  させるかも、企業家の得意とするところです。

● 従って、その知恵を生かして、敵国の経済を疲弊させるのが、大切なのです。
  急がば回れ。さあ、知恵を絞りましょう。

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連続革命も、その国を疲弊させます。



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