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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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戦士戦国時代の初めから終わりまで・最終兵器は暴力。中国では権力は銃から生まれる。

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)9月15日(日曜日)
         通算第6195号 <前日発行> 
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 紅色テロにおびえ海外に逃げた学生指導者がでた
  「恥ずべきことだが、ボクは外国へにげます」と置手紙
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 香港民主化運動で香港大学学生会委員長代行だったディビット・ケネス・ワンは、8月30日夜、湾仔(ワンチャイ)のバス停付近で突然、尾行してきた暴漢に襲撃された。犯人は175センチほど、白のTシャツに黒マスクをしており、明らかにマフィアの一員。香港大学の学生指導者と判別しての襲撃だった。

 「家族にも身の危険が迫っている。僕は香港を捨てて外国へ逃げます。恥ずかしいことだけど、命が惜しい。今後の展開は海外のテレビでみることになりますが、ひたすら諸君の成功を祈ります」と友人にあてた置手紙を残していた。

 「市民人権フロント」の幹部ジミー・シャム・ズー・キは、その前日の8月29日にやはり襲撃されていたと発表した。
 未経験のデモを組織して、凶暴な共産党に挑んだわけだから、命懸けだったはずであり、防衛隊を組織して、アジトを用意するなど入念な準備が、これからは必要であろう。

 紅色テロは白色テロと並んで政治闘争の要諦にあり、政治の本質とはしょせんゲバルトである。
 それゆえ、香港の学生たちの素人すぎる行為、その無防備をかねてから懸念していたが、政治未経験の新世代ゆえ、これから鍛えて強くなるか、あるいは日和見主義に走って、市井に埋没してしまうか、その分かれ道も、目の前に現れてきた。

 15日には大規模な集会を「民戦」主催で準備されてきたが、当局が集会を禁止したため、開催中止を決めるなど、一方で穏健派の運動の勢いは下火になる兆候がある。
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