「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)9月11日(水曜日)
通算第6190号
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(速報)
ジョン・ボルトン補佐官、トランプ政権を去る
ホワイトハウスで唯一人の日本理解者が居なくなる
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トランプ大統領は、10日、突然ジョン・ボルトン補佐官を解雇した。「多くのイッシューで意見の対立があったが、ボルトンからの申し出を熟慮し、政権から去って貰うことにした。かれの貢献度は大きかった」とトランプはツィッターした。
とくにイランを巡る対立が政権内で表面化、ポンペオ国務長官と対立することが多く、板門店における金正恩との会談ではボルトンは同席しなかった。
日本にとっては拉致問題で、日本の立場を大きく理解していた人物だけに、ホワイトハウスでは珍しい知日派が居なくなることに、トランプ政権内部のごたごた、整合性のなさが気になるところである。
まさにワシントン政界で、保守の居場所がなくなった。
批評家のジョージ・ウィルは「CONSERVATIVE HOMELESSNESS」と比喩したように。
◇◎□◇み◎◇◎▽や◇◎▽◇ざ◇◎▽◇き○□◎▽
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選挙に勝つには妥協も必要。硬軟使い分けるトランプ氏大統領。
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