Quantcast
Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7510

見誤ってはいけない・裏の支配者は財務省。洗脳の怖さと馬鹿政治家

$
0
0

 『三橋貴明の「新」経世済民新聞』

     2019/07/08



※配信解除は、最下部でできます。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


史上最悪の緊縮政権

From 三橋貴明

新作(仮タイトル「令和の政策ピボット」)を書いている関係で、
データと睨めっこする日々ですが、
改めて第二次安倍政権以降の「緊縮」に愕然とします。

例えば、2012年度予算と18年度予算を比較してみましょう。
地方交付税は16.5兆円から、15.4兆円に減少。
文教・科学技術予算は、5.4兆円が5.4兆円と変わらず。
防衛予算は4.7兆円から5.2兆円に増えていますが、
米軍関係費等を除くと4.94兆円で、GDPの何と0.8%台に下落。
GDP1%枠どころか、もはや0.9%も維持していません。

公共事業は4.6兆円から5.4兆円に増えていますが、これは当初予算のみです。
補正予算を含めると、実は安倍政権は民主党政権期よりも公共事業をしていません。
増加した予算が、社会保障費(26.4兆円から33兆円へ)。
そして国債費(21.9兆円が23.3兆円に)。

社会保障費はともかく、国債費は「負債返済」に該当するため、国民の所得は一円も増えません。
ジュッ、と、ブラックホールにカネを投げ込み、消滅させてしまう行為になります。
おカネは貸し借りの関係で生成されますが、負債返済で消滅します。
財務省は、「地方復興」「教育充実」「科学技術力強化」
「インフラ整備」「防災対策」「国防力強化」等に背を向け、
消費税を増税し、負債返済に邁進したことになります。

そして、安倍政権は、それを認めた。

史上最悪の緊縮財政を続ける安倍政権ですが、なぜか、
「安倍政権はアベノミクスで財政を拡大している」
という「嘘情報」が広まってしまっています。

情けない話ですが、野党の政治家までもが、
「アベノミクスのバラマキで」
などと、事実無根というか、話が真逆な形で批判を展開しているのです。
彼らは、「データ」を確認するという基本的な分析すらできないようですね。

安倍政権について「史上最悪の緊縮政権が!」と批判するのは、
事実だから構いませんが、「アベノミクスのバラマキが!」的な批判は見当違いの上に、危険です。

理由は、「安倍政権はアベノミクスで財政をばらまいた」といった認識のまま「次の政権」にバトンタッチされたとき、間違いなく、

「我が政権はバラマキ安倍政権とは異なり、政府の予算を引き締める!」
といったレトリックで、更なる緊縮財政が推進されるに決まっているためです。

というわけで、日本国民は、まずは「安倍政権は史上最悪の緊縮政権である」という事実を共有する必要があるのです。
そのためのデータは、ブログ等にアップしていきます。


/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////


〇 官僚は、心情的左派が多いのです。最も楽に国家を支配できるからです。
  
〇 例えば、第二次大戦の時の、USAの大統領周辺はソ連の共産党が送り
  込んだスパイに乗っ取られていたことは今や常識です。将来は日本の
  官僚は中韓朝やG6のスパイだらけだったとわかるでしょう。

〇  東大卒の共産主義者に洗脳されているのは、政治家も同様です。
   敵は本能寺。東大も解体の時です。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 7510

Trending Articles