★ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00010002-reutv-m_est
英海兵隊がイラン石油タンカーを拿捕 ジブラルタル沖
7/5(金) 13:03配信
英海兵隊は4日、シリアに原油を輸送していた疑いのあるイランの大型石油タンカー、グレース1を英領ジブラルタル沖で拿捕した。タンカーはスエズ運河経由ではなく、アフリカ大陸南端沖を迂回航行していた。
イランがシリアに原油を輸送していたとすれば、米国の対イラン制裁、EUの対シリア制裁に違反することになる。一方、イラン外務省は同国駐在の英国大使を呼び出し、拿捕は「違法で容認できない」として厳重に抗議した。
ジブラルタル自治政府のピカルド首相は「グレース1がシリアのバニヤス製油所向けに原油を輸送していたと見なす根拠はある。この製油所は、EU制裁措置の対象となっている組織が所有している」と語る。
リフィニティブのデータによると、タンカーはスエズ運河経由ではなく、アフリカ大陸南端沖を航行。
グレース1は12月にイラク産原油を積み込んだと記録されていた。しかし、イラクには入港した記録がなく、当時、追跡システムは停止されていた。その後、イランの港の近くで、満載状態で再び確認された。
英海兵隊がイラン石油タンカーを拿捕 ジブラルタル沖
7/5(金) 13:03配信
英海兵隊は4日、シリアに原油を輸送していた疑いのあるイランの大型石油タンカー、グレース1を英領ジブラルタル沖で拿捕した。タンカーはスエズ運河経由ではなく、アフリカ大陸南端沖を迂回航行していた。
イランがシリアに原油を輸送していたとすれば、米国の対イラン制裁、EUの対シリア制裁に違反することになる。一方、イラン外務省は同国駐在の英国大使を呼び出し、拿捕は「違法で容認できない」として厳重に抗議した。
ジブラルタル自治政府のピカルド首相は「グレース1がシリアのバニヤス製油所向けに原油を輸送していたと見なす根拠はある。この製油所は、EU制裁措置の対象となっている組織が所有している」と語る。
リフィニティブのデータによると、タンカーはスエズ運河経由ではなく、アフリカ大陸南端沖を航行。
グレース1は12月にイラク産原油を積み込んだと記録されていた。しかし、イラクには入港した記録がなく、当時、追跡システムは停止されていた。その後、イランの港の近くで、満載状態で再び確認された。