〜〜
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)7月4日(木曜日)
通巻第6127号 <前日発行>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
軍事技術スパイだったUCLA準教授(中国系アメリカ人)を逮捕
ミサイルならびにミサイル誘導技術を中国軍系企業の売っていた
****************************************
UCLAの準教授(電子エンジニア専攻)の中国系アメリカ人が「企業機密法」違反ならびに脱税容疑で司法当局に逮捕された。軍事機密漏洩の証拠が立証されると、この準教授は合計219年の禁錮刑と全財産没収となる。
この逮捕は司法次官が記者会見してあきらかにしたもので、司法省が起訴することは重大な案件であることを示している。
準教授の名前はシー・イ=チ(音訳不明)。中国四川省成都にある中国軍経営の「成都ガストーン科技」(CGTE)」に、米軍の使用しているミサイル、ミサイル誘導装置の技術を漏洩した容疑が濃厚である。以前からFBIが内偵しており、また2014年に商務省のELにリスト入りしている要注意企業だったのである。
シー容疑者は成都で半導体製造の企業を経営していたことがある。
成都と言えば中国の軍需産業のメッカ、また弟のカナダ国籍者も共犯容疑がかけられている。
カリフォルニアでは昨師走にスタンフォード大学教授だった張首晟が自殺している。張はハイテク・エンジニアのスカウトを担う怪しげな財団を運営していて、FBIが内偵を続けていた。
本当に自殺だったのか、どうか。張教授の自殺は、その数時間前にバンクーバーでファーウェイの副社長=孟晩舟が拘束された情報が飛び交ったときで、関連性から言っても疑惑が深く、いまとなっては「死人に口なし」となった。
◇◎□◇み◎◇◎▽や◇◎▽◇ざ◇◎▽◇き○□◎▽
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)7月4日(木曜日)
通巻第6127号 <前日発行>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
軍事技術スパイだったUCLA準教授(中国系アメリカ人)を逮捕
ミサイルならびにミサイル誘導技術を中国軍系企業の売っていた
****************************************
UCLAの準教授(電子エンジニア専攻)の中国系アメリカ人が「企業機密法」違反ならびに脱税容疑で司法当局に逮捕された。軍事機密漏洩の証拠が立証されると、この準教授は合計219年の禁錮刑と全財産没収となる。
この逮捕は司法次官が記者会見してあきらかにしたもので、司法省が起訴することは重大な案件であることを示している。
準教授の名前はシー・イ=チ(音訳不明)。中国四川省成都にある中国軍経営の「成都ガストーン科技」(CGTE)」に、米軍の使用しているミサイル、ミサイル誘導装置の技術を漏洩した容疑が濃厚である。以前からFBIが内偵しており、また2014年に商務省のELにリスト入りしている要注意企業だったのである。
シー容疑者は成都で半導体製造の企業を経営していたことがある。
成都と言えば中国の軍需産業のメッカ、また弟のカナダ国籍者も共犯容疑がかけられている。
カリフォルニアでは昨師走にスタンフォード大学教授だった張首晟が自殺している。張はハイテク・エンジニアのスカウトを担う怪しげな財団を運営していて、FBIが内偵を続けていた。
本当に自殺だったのか、どうか。張教授の自殺は、その数時間前にバンクーバーでファーウェイの副社長=孟晩舟が拘束された情報が飛び交ったときで、関連性から言っても疑惑が深く、いまとなっては「死人に口なし」となった。
◇◎□◇み◎◇◎▽や◇◎▽◇ざ◇◎▽◇き○□◎▽
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜