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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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医源病・サルコペニア  脳機能障害・筋量筋力低下・全身の痛み

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 http://www.carenet.com/news/general/carenet/47038?utm_source=m1&utm_medium=email&utm_campaign=2018111200

高齢者の筋肉量維持は毎日の食事から
   提供元:  ケアネット  公開日:2018/11/16

 現在わが国では、高齢者の寝たきり防止と健康寿命をいかに延伸させるかが、喫緊の課題となっている。いわゆるフレイルやサルコペニアの予防と筋力の維持は重要事項であるが、それには毎日の食事が大切な要素となる。

 2018年10月31日、味の素株式会社は、都内で「シニアの筋肉づくり最前線 ~栄養バランスの良い食事とロイシン高配合必須アミノ酸による新提案~」をテーマにメディアセミナーを開催した。セミナーでは、栄養学、運動生理学のエキスパートのほか、料理家の浜内 千波氏も登壇し、考案した料理とそのレシピを説明した。

足りていますか? 朝食と昼食のたんぱく質
 はじめに「筋肉づくりの観点から見た日本人のたんぱく質摂取の現状と課題」をテーマに、高田 和子氏(国立健康・栄養研究所 栄養ガイドライン研究室長)が、サルコペニアを予防する1日のたんぱく質必要摂取量を解説した。

 「国民健康・栄養調査(2012年版)」を資料に説明。筋肉の維持と増加のためには成人1日あたり体重1kgにつき1.0~1.2gのたんぱく質が必要であり、健康な高齢者でも同じ量が、慢性疾患のある高齢者では1.2~1.5gが必要であるとされる。また、「サルコぺニア診療ガイドライン 2017」(日本サルコペニア・フレイル学会 編)では、1日1kgあたり1.0g以上のたんぱく質摂取が強く推奨され、同様に「フレイル診療ガイドライン 2018年版」(日本老年医学会、長寿医療研究センター 発行)では、栄養状態はフレイルと関係し、微量栄養や血清ビタミンD低値はリスクとなると記載されている。実際摂取量を計測した研究では、高齢になればなるほどたんぱく質必要量の1.2gに満たない割合が男女ともに増え、また、いずれの年代でも女性では朝・昼食では基準値以下であることが判明したという。

 サルコペニアに着目したアミノ酸の摂取推奨量では、たんぱく質25~30g摂取時にロイシンが2.5~2.8g含まれると、たんぱく質同化の閾値が高くなるという報告があり、「必須アミノ酸混合物を食事に追加するとよい」と提案を行った。その一方で、日本人のロイシン摂取量の研究では、男女ともに全年代の半数近くが1日必要量が摂取できていなかったという1)。

 以上から同氏は、「高齢者は、たんぱく質の摂取量をもう少し増やす必要があり、各食事での摂取量や質も考慮する必要がある。日本人の適量については、今後さらなる研究が必要」と課題を呈示し、説明を終えた。

レジスタンス運動後のアミノ酸が筋肉を増やす
 次に藤田 聡氏(立命館大学スポーツ健康科学部 教授)を講師に迎え、「必須アミノ酸ロイシンと運動による筋肉づくり」をテーマにレクチャーが行われた。

 加齢に伴い骨格筋量は減少し、60代からその減少は加速する。減少を抑えるためには、筋肉量の維持・増大が必要であり、食事で良質なたんぱく質を摂取する必要がある。その際、たんぱく質を筋肉に合成するスイッチとして、アミノ酸が不可欠となる。このアミノ酸の中でもロイシンは重要であり、空腹時でも筋肉合成をオンにする作用があることが報告されている。また、ロイシン濃度は筋肉の合成量に比例して影響するとされているが、加齢になるとロイシンに抵抗性が発生するため、筋肉の合成がうまくいかず徐々に筋肉が減少するという2)。そのため高齢者では、ロイシンをはじめとするアミノ酸摂取を強化し、食事から摂る必要があると指摘した。

 筋肉の合成につき、たとえば筋トレなどのレジスタンス運動後は、筋たんぱく質の合成が急激に刺激されることがわかっており、とくに単回のレジスタンス運動でも、運動後その合成効果は2日間持続することが報告されている。

 同氏は、最後にアドバイスとして「高齢者は、スクワットなどの手軽なレジスタンス運動後に必須アミノ酸を摂取することで、筋肉の合成を促進させ、フレイルやサルコペニアの予防に役立てることができる」と述べ、レクチャーを終えた。

食生活は「さあにぎやかいただく」が合言葉
 つづいて高田氏、藤田氏に加え、料理研究家の浜内 千波氏、同社取締役の木村 毅氏も加わり、「筋肉づくりに大切なたんぱく質がしっかり摂れる、簡単で美味しい食事とロイシン高配合必須アミノ酸の活用のススメ」をテーマに意見交換が行われた。発言では「高齢者では肉魚が少ない傾向にあり栄養が偏りがち」「朝食が簡単すぎ、少食すぎるのは問題」「できれば毎食5g程度のたんぱく質が必要」「肉や魚だけでなく、乳製品や大豆製品からもたんぱく質は摂れるので、飽きない献立作りが必要」など日ごろの食事で注意すべきポイントが語られた。

 また、よい食生活の合言葉である「さ(魚)あ(油)に(肉)ぎ(牛乳)や(野菜)か(海藻)い(イモ)た(卵)だ(大豆)く(果物)」(東京都健康長寿医療センター研究所が開発した食品摂取多様性スコアを基に作成されたロコモチャレンジ! 推進協議会考案)をテーマに考案されたレシピが、浜内氏より発表された。料理の特徴として、栄養バランスはもちろん、減塩、血糖値の維持、咀嚼のくせ付けなどに注意を払い作成されたという。

 最後に一言として、高田氏は「たんぱく質の摂取の研究はこれからの課題。毎食少しの工夫でうまく摂ってほしい」、藤田氏は「筋肉量が多い人ほど病気の予後が良い。良質なたんぱく質の摂取を意識し筋肉を維持してほしい」、浜内氏は「食事が体を作る。今のライフスタイルに合わせて。食事にも気をかけてほしい」、最後に木村氏は「栄養バランスといいメニューをどう提供するか。健康長寿の延伸に資する製品を提供していきたい」とそれぞれ述べ、終了した。

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● マッチポンプの医療は、自分の治療がサルコペニア等の高齢者の問題・寝たきり
  等を造っている事が全く分かっていません。

● 最近の研究で大きな前進は、脳は自らコレステロールを造っているという事です。
  水分を除く脳の成分の約1/4はコレステロールで造られています。更に
  DHAを加えると約半分を占めます。

● 脳は脂の塊だけでなく、コレステロールそのものです。個体の生命を維持する
  副腎皮質ホルモンの原料はコレステロールです。人類の存続を齎す
  男性ホルモン、女性ホルモン、プロゲステロン等の原料でもあります。

● 更に最近は長寿ホルモンとして認識されているビタミンD3の原料もコレステロール
  なのです。VD3欠乏は万病の基である事が、研究者の努力で分かっています。

● つまり、生命の存在そのものであるコレステロールを減らすなとは狂気の沙汰と
  云えるのです。コレステロール合成酵素を見つけた企業が、これをビジネスに
  結びつけたのが、コレステロール悪玉説です。

● 出鱈目な論文で動脈硬化の原因はコレステロールと主張して、世界に広めたのが
  USAなのです。ここでも世界の支配階級のトップであるUSAが
  顔を出してきます。唯々諾々と馬鹿正直に従ったのが日本医療界です。

● その結果が上記の日本国民の世界一の寝たきり度です。この真実を厚生省の
  良識ある官僚が気付き、立ち上がらない限りは、日本の医療は救われません。
  同時に医療費を抑える事も出来ません。

● これなしに医療費を強引に抑えれば、国民は悲惨な状態となります。つまり
  病気の蔓延と寝たきりの増加と医療費の増加による国の衰退です。
  これを防ぐのが、厚生省におけるクーデターなのです。

● クーデターの兆は、あらゆる領域に見られます。古い官僚を追放して、本当に
  国民の健康に奉仕する厚生官僚が決起が望まれるのです。クーデーター
  とはこのようなものです。主に支配階級の転換を意味します。

● 革命ではありません。革命とは体制の転換を意味します。1体制の寿命は
  270年という歴史経済波動学に従うのです。クーデターとは
  時代についてゆけない古い指導者を若い者が追放する事です。

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