http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/ NEVADA ブログから
大統領の国外脱出(ウクライナ)と金融市場
ウクライナのヤヌコビッチ大統領が、空路ロシアに脱出しようとして、国境警備当局に拘束されたとの情報が流れており、事実上、国が崩壊しています。
今後、大規模な衝突が発生することは避けられず、ウクライナが2つに分裂することにでもなれば、デフォルトは避けられません。
大統領が逃亡するという異常事態に陥っており、しかも、それが拘束されるという事態になれば、もはや国として機能していないと言え、格付け会社は格付けをそれなりに格付けすることになるはずです。
このような情勢下で、3月初めには日本の経常収支が発表になります。
貿易収支が2.8兆円もの赤字になっていることもあり、1兆円を超える経常赤字になるとみられており、最悪の場合、年率換算20兆円近い赤字になるかも知れません。
この発表を受けて、日本から本格的なキャピタルフライトが発生することもあり得、そうなれば、ウクライナ情勢を巡ってユーロが売られ、経常赤字を受けて円が売られ、ドルが≪一人勝ち≫という事態になるかも知れません。
世界の資金が今アメリカに向かっており、これもあり株は買われていますが、問題は資金を世界中から集めたアメリカですが、消えた国では資金難に陥り、金利が急騰することです。
ただでさえ、経済が悪化して経常赤字国が増えている中、そこで更に資金がアメリカに向かえば、経常赤字国は通貨暴落を防ぐために、一層の金利引き上げを実施することになり、これが更に経済を悪化させるという悪循環に陥ります。
日本も今や経常赤字国に転落しており、新興国と同じ扱いを受けることになれば、日本国債は大暴落を演じ、本格的な日本崩壊が始まります。
今でも大雪で3日、4日と高速道路が不通になったり、車内に閉じ込められたという姿を見れば、日本は本当に先進国なのかと思う程ですが、ここで「資本流出」が起これば、今の国債買い支えシステムは維持できるものではなく、日本は金融面・社会面・経済面で、今困窮しています新興国と同じレベルにまで転落することになります。
今まで長く「ぬるま湯」に浸っていた日本人ですが、いよいよ「ゆでガエル」状態になってきたと言えます。ウクライナはまた違った意味で日本の近未来の姿かも知れません。
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● 短長期の予想が間違うから、商売が出来ない”と言う事は有りません。その道の
専門家は、その世界の流れは十分つかめるでしょうから、商売は繁盛するでしょう。
● この商売繁盛は、一企業のレベルですから、ミクロ経済学と言います。
● 一方、全世界や一国の経済は、総体としての大きな経済の流れを追求する世界ですから
マクロ経済学で対処します。マクロとミクロは大きな流れでは一致する
事が多いですが、個々のケースでは合わなくても不思議では有りません。
● 例をあげれば、日本経済=マクロは戦後高度成長で発展しました。殆どの産業や国民は
=ミクロは潤いましたが、石炭産業は見事に綺麗に潰れました。
● NEVADAさんの欠点はそのミクロのレベルでは鋭い感覚を持ち、商売は繁盛していると
想像できますが、しかしマクロの予測は殆ど感覚レベルの説明で論理的では
なく、我田引水のきらいが有ります。
● 全体的には、先進国の不景気で、商品の時代で、騒乱の時代ですから、
貴金属に逃避する人が増えます。従って商売は大繁盛でしょう。
● しかし、世界第二の経済大国である日本の経済を、弱小なウクライナや後進国と比較
したりと、その判断には大きな誤りがあります。日本経済の実態を読み切れて
いないのです。勿論その方が、お客は殺到しますが・・。
● 特に円ドル相場の問題や株価の問題、国債の暴落の問題では、単なる狼少年の
段階です。この問題を最近10年間のデータから検討してみましょう。
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◎ 図は円ドル相場と株価と、三年物の国債金利のチャートです。特に株価と為替は
綺麗に連動しています。3年物の国債金利は下降時は略一致しますが、
去年からの株や為替の変化には十分追いついていません。
◎ しかしよく見れば、2013年の春で国債金利の底を打っているのが見えます。また少し
国債金利も上昇していますが、十分では有りません。これは毎月大量の国債を
日銀が買っている事による金利の抑制とその位相のズレです。
◎ しかし、金利が底を打っているといる事、インフレ目標に金融緩和をしている事、
金利のサイクルはコンドラチェフサイクルで略60年サイクルである事、
などから、いずれは国債金利は上昇してきます。
◎ 又最後の商品の暴騰がやがて来ますから、それに合わせてインフレが明らかに
なるでしょう。2020年のオリンピックもインフレに拍車をかけるでしょう。
◎ 図から、円安に成ればなるほど、株が上がると言うのが分かります。市場は
分かっているのです。2007年からの円高が日本の製造業に大打撃を
与えたとの事です。従って円安と為替は連動するのです。
◎ 市場は略すべてを見通ししているのです。お金は欲張りであり、且臆病なのです。
長期的には、ますます円安に成り、どんどん日経225は暴騰するのです。
◎ 円が暴落するほどに、株はどんどん上がり、国債金利も上がり、インフレ
も進行して、名目GDPが上がり、実質的な国の借金は減り、気付いたら
国の借金は対%GDPで減っている事に成るのです。
◎ 従って国債が、弱小国の様に暴落する事は有りません。日本が崩落すれば、USAの
国債も売られて大暴落しますから、当分はあり得ません。
◎ このチャートから見える事は、金融緩和を止めた、2006年春からの略一年後
・2007年年2月に日経225の崩壊が始まり、その8月後に為替の大変動=
円高が始まった(2007年7月)のが見えます。
◎ 株が崩壊すると、国債金利が下がるのは、株から逃げた資金が国債購入に向かい
金利を下がる為です。従って国債を買う人がいなくなれば金利は上がるのです。
◎ 国が国債をガンガン買っていますから、金利の上昇は今は弱いですが、株価が
上がる今年いっぱいは、金利は上昇を続けます。
◎ 日本の様に今までがデフレの為に抑圧されていた国で、且供給能力の高い国で、又
債権大国の国=他国にお金を貸している国は、100兆円のお金を余分に刷っても、
びくともしませんから、日本が大崩壊する事は全く心配は有りません。
◎ 日本が崩壊するなら、その前に後進国や、借金大国の欧米が先に大崩壊します。
日本同様の独はのぞきますが。
◎ 勿論当分は、特に2029年までは大崩壊はないと思いますが、問題はそのあとです。
◎ 2029年から最後の株価の大崩壊が、英米仏型の資本主義で起こると予想されますから、
英米仏の国債は大変動が予想されます。又金利も段々と上がり、特に2029年以降は
暴騰すると予想されますから、全ての破局が来る可能性は有ります。
◎ その時は世界が大暴落すると思いますから、日本国債も暴落はするでしょう。
前回の1929年の暴落後10年後に、1939年に第二次大戦がはじまりましたから、
今回も2029年の大暴落後の10年後ー2039年前後から第三次大戦が
始まると予想されます。
◎ 中国の尖閣侵攻は、その大戦の一角を占めると予想されます。ただどのような
大戦の形に成るかは、今はハッキリとしませんが、時と共に第三次大戦の
姿は見えてくるものと思います。
◎ 2029年から、今回の大戦時を含めて、高金利とインフレと、不景気が重なる時ですから、
経済的には大変な事に成るでしょう。
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大統領の国外脱出(ウクライナ)と金融市場
ウクライナのヤヌコビッチ大統領が、空路ロシアに脱出しようとして、国境警備当局に拘束されたとの情報が流れており、事実上、国が崩壊しています。
今後、大規模な衝突が発生することは避けられず、ウクライナが2つに分裂することにでもなれば、デフォルトは避けられません。
大統領が逃亡するという異常事態に陥っており、しかも、それが拘束されるという事態になれば、もはや国として機能していないと言え、格付け会社は格付けをそれなりに格付けすることになるはずです。
このような情勢下で、3月初めには日本の経常収支が発表になります。
貿易収支が2.8兆円もの赤字になっていることもあり、1兆円を超える経常赤字になるとみられており、最悪の場合、年率換算20兆円近い赤字になるかも知れません。
この発表を受けて、日本から本格的なキャピタルフライトが発生することもあり得、そうなれば、ウクライナ情勢を巡ってユーロが売られ、経常赤字を受けて円が売られ、ドルが≪一人勝ち≫という事態になるかも知れません。
世界の資金が今アメリカに向かっており、これもあり株は買われていますが、問題は資金を世界中から集めたアメリカですが、消えた国では資金難に陥り、金利が急騰することです。
ただでさえ、経済が悪化して経常赤字国が増えている中、そこで更に資金がアメリカに向かえば、経常赤字国は通貨暴落を防ぐために、一層の金利引き上げを実施することになり、これが更に経済を悪化させるという悪循環に陥ります。
日本も今や経常赤字国に転落しており、新興国と同じ扱いを受けることになれば、日本国債は大暴落を演じ、本格的な日本崩壊が始まります。
今でも大雪で3日、4日と高速道路が不通になったり、車内に閉じ込められたという姿を見れば、日本は本当に先進国なのかと思う程ですが、ここで「資本流出」が起これば、今の国債買い支えシステムは維持できるものではなく、日本は金融面・社会面・経済面で、今困窮しています新興国と同じレベルにまで転落することになります。
今まで長く「ぬるま湯」に浸っていた日本人ですが、いよいよ「ゆでガエル」状態になってきたと言えます。ウクライナはまた違った意味で日本の近未来の姿かも知れません。
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● 短長期の予想が間違うから、商売が出来ない”と言う事は有りません。その道の
専門家は、その世界の流れは十分つかめるでしょうから、商売は繁盛するでしょう。
● この商売繁盛は、一企業のレベルですから、ミクロ経済学と言います。
● 一方、全世界や一国の経済は、総体としての大きな経済の流れを追求する世界ですから
マクロ経済学で対処します。マクロとミクロは大きな流れでは一致する
事が多いですが、個々のケースでは合わなくても不思議では有りません。
● 例をあげれば、日本経済=マクロは戦後高度成長で発展しました。殆どの産業や国民は
=ミクロは潤いましたが、石炭産業は見事に綺麗に潰れました。
● NEVADAさんの欠点はそのミクロのレベルでは鋭い感覚を持ち、商売は繁盛していると
想像できますが、しかしマクロの予測は殆ど感覚レベルの説明で論理的では
なく、我田引水のきらいが有ります。
● 全体的には、先進国の不景気で、商品の時代で、騒乱の時代ですから、
貴金属に逃避する人が増えます。従って商売は大繁盛でしょう。
● しかし、世界第二の経済大国である日本の経済を、弱小なウクライナや後進国と比較
したりと、その判断には大きな誤りがあります。日本経済の実態を読み切れて
いないのです。勿論その方が、お客は殺到しますが・・。
● 特に円ドル相場の問題や株価の問題、国債の暴落の問題では、単なる狼少年の
段階です。この問題を最近10年間のデータから検討してみましょう。
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◎ 図は円ドル相場と株価と、三年物の国債金利のチャートです。特に株価と為替は
綺麗に連動しています。3年物の国債金利は下降時は略一致しますが、
去年からの株や為替の変化には十分追いついていません。
◎ しかしよく見れば、2013年の春で国債金利の底を打っているのが見えます。また少し
国債金利も上昇していますが、十分では有りません。これは毎月大量の国債を
日銀が買っている事による金利の抑制とその位相のズレです。
◎ しかし、金利が底を打っているといる事、インフレ目標に金融緩和をしている事、
金利のサイクルはコンドラチェフサイクルで略60年サイクルである事、
などから、いずれは国債金利は上昇してきます。
◎ 又最後の商品の暴騰がやがて来ますから、それに合わせてインフレが明らかに
なるでしょう。2020年のオリンピックもインフレに拍車をかけるでしょう。
◎ 図から、円安に成ればなるほど、株が上がると言うのが分かります。市場は
分かっているのです。2007年からの円高が日本の製造業に大打撃を
与えたとの事です。従って円安と為替は連動するのです。
◎ 市場は略すべてを見通ししているのです。お金は欲張りであり、且臆病なのです。
長期的には、ますます円安に成り、どんどん日経225は暴騰するのです。
◎ 円が暴落するほどに、株はどんどん上がり、国債金利も上がり、インフレ
も進行して、名目GDPが上がり、実質的な国の借金は減り、気付いたら
国の借金は対%GDPで減っている事に成るのです。
◎ 従って国債が、弱小国の様に暴落する事は有りません。日本が崩落すれば、USAの
国債も売られて大暴落しますから、当分はあり得ません。
◎ このチャートから見える事は、金融緩和を止めた、2006年春からの略一年後
・2007年年2月に日経225の崩壊が始まり、その8月後に為替の大変動=
円高が始まった(2007年7月)のが見えます。
◎ 株が崩壊すると、国債金利が下がるのは、株から逃げた資金が国債購入に向かい
金利を下がる為です。従って国債を買う人がいなくなれば金利は上がるのです。
◎ 国が国債をガンガン買っていますから、金利の上昇は今は弱いですが、株価が
上がる今年いっぱいは、金利は上昇を続けます。
◎ 日本の様に今までがデフレの為に抑圧されていた国で、且供給能力の高い国で、又
債権大国の国=他国にお金を貸している国は、100兆円のお金を余分に刷っても、
びくともしませんから、日本が大崩壊する事は全く心配は有りません。
◎ 日本が崩壊するなら、その前に後進国や、借金大国の欧米が先に大崩壊します。
日本同様の独はのぞきますが。
◎ 勿論当分は、特に2029年までは大崩壊はないと思いますが、問題はそのあとです。
◎ 2029年から最後の株価の大崩壊が、英米仏型の資本主義で起こると予想されますから、
英米仏の国債は大変動が予想されます。又金利も段々と上がり、特に2029年以降は
暴騰すると予想されますから、全ての破局が来る可能性は有ります。
◎ その時は世界が大暴落すると思いますから、日本国債も暴落はするでしょう。
前回の1929年の暴落後10年後に、1939年に第二次大戦がはじまりましたから、
今回も2029年の大暴落後の10年後ー2039年前後から第三次大戦が
始まると予想されます。
◎ 中国の尖閣侵攻は、その大戦の一角を占めると予想されます。ただどのような
大戦の形に成るかは、今はハッキリとしませんが、時と共に第三次大戦の
姿は見えてくるものと思います。
◎ 2029年から、今回の大戦時を含めて、高金利とインフレと、不景気が重なる時ですから、
経済的には大変な事に成るでしょう。
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