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● ここでも、痛みの源としてのプロスタグランジン=PGsと云う言葉が出てきます。既にお分かり
と思いますが、かの悪玉植物油・リノール酸の代謝産物です。アラキドン酸カスケードを
勉強すれば分かります。つまり臓器の何処でも油脂が使われているのです。
● 細胞ある処全て脂肪あり。これは当然のことです。我々の細胞が動物脂肪と云う脂肪を
から出来ているからです。細胞は膜構造の集合体です。膜が細胞の本質とも言えます。
その膜は動物の脂肪酸と大量のコレステロール等から出来ているのです。
● 従ってコレステロールが減れば、細胞機能が衰えるのは当然です。コレステロールは生存には
絶対に欠かせない最重要の物資です。それを何を間違えたのか、企業が勝手に
コレステロール悪玉説をでっち上げて、それが独りでに歩き始め、
● 妖怪となって、全世界を徘徊しているのが、現実の栄養学の姿です。ヨーロッパを徘徊した
共産主義が、ロシア革命を起こし、70年後に大崩壊したように、理論が独り歩きすると
その崩壊には、歴史と云う長い時間が必要となり、多くの人を傷つけるのです。
● コレステロールは細胞膜を強固にしているだけでなく、いろいろな生存に欠かせない物質の
源です。ないと死んでしまう副腎の副腎皮質ホルモン、アンチエイジングで有名な
DHEA,それから作られる男性ホルモンや女性ホルモン等をも造ります。
● つまり、個人が生きていゆくだけでなく、人類と云う種が生きて行くために大切な物質が
コレステロールなのです。植物には似たようなエルゴステロールと物質があります。
コレステロールは、更にはわがブログの最重要な、ビタミンDをも作るのです。
● 生命の根源の物質を、間違えて人類の敵にした所で、西欧科学の大崩壊は決まったと
言えます。その西欧医学の過ちを横取りして、動物の脂肪が悪いのだとか
植物油がいいのだとか、脾臓が暴走するとかのわけの分からない
● 机上の空論と化したのが、現代の漢方医学です。数千年前の解剖さえもろくにできない時代の
半分出鱈目解剖学と生理学とで、机上の空論のままで固まってしまったのが、
今の化石化した漢方医学です。彼らは死ぬまで多分気付かないでしょう。
最後はBDORTに駆逐されるのが運命です。
● このように、頭から足先までプロスタグランジンと云う言葉が出てきます。実は細胞は細胞膜から
コレステロールを含めて、いろいろな脂肪酸を切り取って、あらゆる代謝産物・PGs
を造って局所での生理機能に役立てているのです。局所ホルモンと云われる所以です。
● アラキドン酸カスケードで、リノール酸系からプロスタグランジンなどを造るのか、それとも
ωー3系統のEPAからプロスタグランジンを造るかで、体質がガラッと変わるのです。
悪玉のリノール酸系が増えてのが、現代人なのです。
● だから現代人は、疲れやすく、痛みやすく,血が固まりやすい瘀血体質が増えているのです。
簡単に血が固まって、血管が詰まったり破れたりするのです。勿論それが全てではないが、
大きな原因の一端を造っています。
● それは沖縄県民の体質が急激に悪化していることにも表れています。昔はラードという豚の油を
使っていたが、本土復帰後に、大量にリノール酸リッチの植物油が入り込み、動物油脂
好きであった県民は、洗脳で植物油を使用させられて、健康に大崩壊現象が起こっています。
● これも日本油脂学会と奥山治美元教授の研究で分かっています。
● 従って、手を揉む前に、魚油=EPA/DHAを飲んでから揉めば、生理痛はスグに楽になります。
★ 下図の左側が、リノレン酸や魚油=EPA/DHAで作られる、3系統の代謝産物です。
右がリノール酸系で作られる、2がつく系統の代謝産物です。
左が多いと、血液がさらさらとなり、血が固まりにくくなります。同時に疲れにくい、
痛みにくい、疲労回復が早い体質になります。右リノール酸系はその逆です。
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