Quantcast
Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7510

新規読者の為の〝医食同源”

$
0
0


● 新規読者が増えていますので、改めて健康維持のための〝医食同源”を書きます。
  つまり基本的には食事で健康維持できると思われますが、現実はそうではありません。

● つまり人類1万年の農耕開始による食の変化と、最近100年間の職場の環境変化、更には
  環境汚染の問題などで、単に食事だけでは健康は維持できないというのが、
  DR.大村恵昭の研究で分かってきたのです。

● 農耕の開始とは、肉や魚などの動物性タンパク質から、主として穀物などへの転換です。
  職場の環境変化とは、100年前は殆どの人は職場は屋外つまり、農作業でした。
  それが人口の増加と科学技術・農業技術の発展により、

● 農作物はわずかの人口で生産できるようになり、多くの人は屋内の仕事に変わったのです。
  そのうえ、アスベストや重金属等の汚染で、著しく環境は悪化したのです。その上に
  運動不足も重なり、現代人は病気を持ってない人が少なくなったのです。

● しかしながら、いまさら昔に帰る事は出来ません。つまり、紫外線に当たり(VD合成の為)
  厳しい狩猟で野生の肉や魚を食べたり、きつい農耕の仕事に多くの人が
  携わるという事は基本的に不可能です。

● 適度の運動は、労働に変わりえますが、紫外線に当たって色が黒くなることを望む人は
  少ないでしょう。食事の量も新鮮な肉や魚などをたっぷり取るという事は
  費用対効果の面から、金持ちを除く一般人には不可能です。

● 従ってどうしてもサプリで補う必要が生じているのが、現実です。それを表したのが上記の
  一覧表です。つまり、人類が日常の生活で発見してきた食生活それ自体が健康食であり、
  医食同源なのです。特に長寿地域の食生活にそれが表れています。

● 細胞を元気にする食生活自体が、細胞のテロメアを上げて、細胞の機能を高め、細胞自体
  で回復する、つまり自然治癒を齎す原動力となるのです。従って多くの現代薬は
  細胞のテロメアを下げるという観点から、全くの不適格となるのです。

● 世界一の長寿地域は沖縄です。その伝統的な沖縄料理に、その秘密がたくさん隠されているのです。
  

★ ビタミンDは紫外線に当たれば、体内で合成できます。しかし現代人が毎日紫外線を
  浴びるという事はあり得ませんから、ビタミンDは不足がちになるのです。
  そのビタミンDが単なるビタミンとして骨に関与するのみならず、

★ 全身の細胞に働いて、細胞活性化させる非常に重要なホルモンとの認識が出てきたのです。
  それを取ることがまず第一に、現代人を元気にする第一歩と云えます。

★ 次に重要なのはタウリンです。たんぱく質をつくる材料にはなりませんが、それ以上に重要であることが
  最近の研究で分かったのです。アミノ酸のようで、アミノ酸でなく、しかし、細胞の隅々まで
  入り細胞の代謝の維持にかかわり、結果として細胞を非常に元気にすることが分かったのです。

★ タウリンは肉や特に魚介類にはたっぷり含まれています。同時にこれらは、VDの補給源でもあります。

★ 正に、タウリンとビタミンDは、細胞を元気にして病気知らずにする、縁の下の力持ちなのです。
  同時にこれらは、環境汚染物質・アスベストや重金属をも体内から出すことが分かったのです。
  =究極の解毒剤という事です。

★ 現代人のもう一つの問題点は、悪い油の取りすぎです。それは動物性の油ではなく、リノール酸と
  いう事が、日本脂質栄養学会の長年の研究で分かったのです。つまりリノール酸が先に発見されて
  必須脂肪酸と位置付けられてから、日本人の健康が急激に悪化したのです。

★ 具体的には、ベニバナ油、コーン油,こめ油、ブドウの種の油等々リノール酸主体の
  植物油が最悪の油脂と云うのが分かったのです。貴方自身の皮下脂肪=動物の油が
  悪いのではないのです。我々の皮下脂肪は、単なるエネルギーの貯蔵庫です。

★ その害作用(炎症を起こしたり、血流を阻害したりして、種々の病気を促進する)を防ぐのが
   DHA/EPAやシソ油や亜麻仁油に含まれる、αリノレン酸です。これらはシソの種や
   亜麻仁や魚などに含まれる油脂です。リノール酸過剰が現代人が血の滞りやすい体質を

★  もたらし、種々の病気を促進するのです。動物の油ではないのです。従って、リノール酸
   を過剰に含む上記の植物油やナッツ類が問題を起こすという事が理解できるはずです。
   ナッツ類に豊富に含まれるたんぱく質やマグネシウムなどはほかの手段でいくらでも取れます。
   また原因は不明ですが、アーモンドはアスベストを大量に含み絶対食べてはいけません。

★ 長寿食は沖縄の伝統的食事に見事にあらわれています。豆腐やにがりや豊富な野菜・海藻類です。
  決してナッツ類ではありません。家森幸男しのWHOを通しての世界の長寿食の研究からも分かって
  いることです。豆腐には抗酸化物のイソフラボンがたっぷり含まれます。勿論豚肉や魚も良く食べます。
  ついでに言えば、海藻類は抗がん作用のある物質がたっぷり含まれます。

★ ほかには、子供を完璧に育てる・牛乳(母乳)に含まれるカプリル酸等も抗菌作用が
  みつかり、CaやVDを補給するという意味では、重要な食物なのです。

★ 更にテロメアを上げるものは、薬味として古来使われてきた、生姜やウコン等があります。
  まさに日常的に取る薬が、薬味なのです。コリアンダーは更に解毒作用が強いという
  事がわかり、汚染物質に毎日さらされている現代人には最高の贈り物と云えましょう。

★ 人類が長年かけて、育ててきた果物もそうです。膨大な果物の中から、人類はわずかの
  種類の果物を手元に置いてきたのです。それらは殆ど、細胞のテロメアを上げる事が
  分かっています。リンゴ、バナナ、マンゴ、パパイヤ、パイナップル、

★ 更にはブラジルのアサイ、インドのハリタキ等がこれらに含まれます。

★ 最後にアルコール類ですが、これはワインを飲む仏人が長生きする事で研究が進んできたのです。
  つまり、ブドウからでるポリフェノール・抗酸化物質です。しかしお酒の研究では、限られた
  情報しかありません。つまり、DR.大村恵昭の研究では、養命酒と赤玉ポートワインと
  チョウヤの梅酒と鶯梅酒のみです。それも一回量は25㏄前後です。

★ 従って一日4回飲むとしても、100cc前後云うことなります。これは飲兵衛を満足させるものでは
  ありません。つまり飲みすぎは、だれでも知っているように,毒となるのです。

★ 以上大雑把に見てきましたが、正に人類がコツコツと積み上げてきた、日常の長寿食が
  健康食であり、史上最強の薬なのです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 7510

Trending Articles