Quantcast
Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7511

イスラム革命の意義と目指すもの

$
0
0
★ http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM10H0Q_Q7A410C1EAF000/?n_cid=NMAIL001

エジプト連続爆発、44人死亡 緊急事態宣言
      2017/4/10 9:27 (2017/4/10 12:10更新)

 【カイロ=飛田雅則】エジプトで9日、キリスト教の一派、コプト教の教会で相次ぎ爆発事件が発生した。カイロの北方にあるタンタと、地中海沿岸のアレクサンドリアの教会で爆弾が爆発し、少なくとも44人の死者が出たもよう。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。エジプトのシシ大統領は同日、3カ月の緊急事態宣言を発表した。

コプト教の教会に犠牲者の棺を運び入れる人々(9日、エジプト・タンタ)=ロイター
 9日はキリスト教の祝日「聖枝祭」で、多くの信徒が教会で礼拝中だった。治安維持のため、シシ大統領は緊急会合を招集、軍に全土で重要施設の警備を強化するように命じた。シシ大統領の緊急事態宣言は議会承認などを経て実施され、令状なしでの逮捕や家宅捜索が可能となる。
 コプト教徒は約9千万人のエジプトの人口の1割ほどを占める。最近では2016年12月にも首都カイロでISの自爆テロが起きるなどコプト教徒の教会を狙った事件が多発している。

 エジプトのシナイ半島では、IS系の過激派が軍や警察を襲撃しており、シシ政権は掃討作戦を進めている。シシ大統領は先週の訪米で、トランプ大統領とIS掃討などテロとの戦いで連携を確認した。今後、エジプト国内で過激派への取り締まり強化が予想される。
 イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の元幹部のアハメド・バン氏は「今回の実行犯は、テロ対策で米国と連携を取り付けたエジプト政府に反発を示した」とみる。

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● これはいつも書いているように、知恵者の時代の確立の為の戦いですから、
  それが確立するまでは、テロはやまないということです。

● オスマン帝国の崩壊から始まった、イスラムの各国家の確立はまだ終わっていません。
  それは石油が出たことによる、西欧の侵略と影響が大きく残っているからです。

● 知恵者の国=君主の国の確立とは、日本の江戸時代が参考となります。

  ❶ 君主による、閉鎖的国内の統一が最重要である事。秩序の確立。
  ❷ 従って必然的に、排外主義となり、他宗教にも非寛容となる。排外主義。
  ❸ 資本主義のようなお金儲けは、二の次ということです。身分制度の確立。

● 従って、西欧の支配と影響がまだ残っている間は、彼らの攻撃は続くと思われます。
  勿論、キリスト教や仏教の追放も含まれます。江戸時代のキリシタン禁止令を
  思い起こせば十分でしょう。映画〝沈黙”が参考となります。

● 従って、トランプ氏の攻撃は、憎悪を呼び、世界中に彼らの攻撃は拡散するのです。
  比較的彼らに好かれていると思われていた、日本人も例外ではありません。

● 特に日本がUSA・大西洋先進資本主義の後釜として、世界の表舞台に出てくれば、
  確実に攻撃の対象となります。

● 彼らにとって、資本主義国の良い国や悪い国等との区別は、原則としてないのです。

● 原則として、USA・大西洋先進資本主義が崩壊するまで、これら攻撃は続くのです。
  日本人の表舞台に立つ以上、この覚悟は必要です。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 7511

Trending Articles