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いよいよ商品時代の到来か !??

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★ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00000082-reut-n_ame


サウジ・ロシアなど4カ国、生産水準の凍結で合意 イランと協議へ

ロイター 2月16日(火)18時44分配信

 2月16日、カタール、サウジアラビア、ロシア、ベネズエラの4カ国は、原油生産を1月の水準で凍結することに合意した。写真はカタールのアルサダ・エネルギー産業相。2015年12月撮影(2016年 ロイター/Heinz-Peter Bader)


[ドーハ 16日 ロイター] - サウジアラビア、ロシア、カタール、ベネズエラの4カ国は16日、原油生産を1月の水準で凍結することに合意した。他の主要産油国が追随することが条件。

アングル:OPECとロシア、98年の石油減産合意に学べるか

4カ国の石油相会合の終了後に、カタールのアルサダ・エネルギー産業相が会見で明らかにした。

同相は、今回の措置で市場が安定するとの見通しを示した。

会見したサウジのヌアイミ石油鉱物資源相は、原油市場の改善に向けた十分な措置だと発言。今後数カ月以内に新たな市場安定化策を検討する可能性があることも明らかにした。

同相は、他の産油国が今回の提案を受け入れることを期待すると表明。ベネズエラのデル・ピノ石油・鉱業相は、17日にイラン、イラク両国との協議が行われると述べた。

北海ブレント先物<LCOc1>は一時1バレル=35.55ドルまで上昇。ただ、他の主要産油国の追随が合意の条件となるため、その後は伸び悩み、34ドルを割り込んだ。

イランは、経済制裁で失ったシェアを取り戻すため、今後1カ月で生産を大幅に拡大する方針を先に示している。制裁は1月に解除されたばかり。

ヌアイミ石油相は「われわれは今の価格により、供給は減少すると認識している。需要が増加するとも認識している」とし、「これは今後数カ月かけて評価するプロセスの始まりだ。市場の安定化・改善に他の措置が必要かどうか決定する」と述べた。

同相は「これは非常に重要だ。価格の大幅な変動は望ましくない。需要に対応したい。安定した原油価格が望ましい」と述べた。

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● 背に腹は替えられぬ。これまでは、サウジはイランとの紛争又は戦争を望み、
  それで石油価格の暴落を抑えようとしたかも知れません。
  サウジの王様の真意は確かめようもないですが・・。

● ❶ イランの国際経済への復帰と、
  ❷ USAのシェールガス開発と 
  ❸ 各国の原油増産競争は、

● 原油価格をとことんまで下げてきたと思われます。財政がピンチになり、国民を
  食べさせていかなければ、サウジのような絶対王政は、アラブの春のような
  内戦に巻き込まれるかもしれません。メンツより原油価格と言う事でしょう。

● 去年の6月からの株価の中暴落、12月からの貴金属価格の上昇、原油価格の
  上昇と、すべて役者がそろいましたが・・・・。

● 以前のブログにも書きましたが、過去の経験から、30年㌟の株価の最後の大暴落の
  時には、株価も商品も同時に暴落するが、先に貴金属価格は回復して、貴金属は
  その最後のバブル=第⑤波を作ると書きました。
 
● 前回の経験とは、USAの1966~1982年の不景気の時期です。少し複雑ですが、
  貴金属の価格は上昇波動の最後の第⑤波=金850㌦/1㌉ですが、
  株価の第⑤波とは下降波のD波の事ですが、分かりやすく
  するために同じ数字を使用しています。
   
● その理屈=USAのサイクルに合わせると、もし今回の貴金属の上昇が、最後のバブル
  =予想では金1㌉6000㌦への開始とすれば、現在のUSAの暴落は最後の暴落と
  言う事になりそうです。日本の波動はUSAと異なりますが、

● 日本の現在の波動は、第④波の崩壊ではなく、その一段下の第⑷波の崩壊と言えますが、
  日本の波動が少しずれている為に、偶然⑷と④が重なっているとも言えます。
  従って貴金属の最後の波動が始まったとすれば、過去と全く同様とすれば、
  今の日経の暴落も最後の大暴落と言う事になります。

● しかし、今までの私の分析からは、今回の暴落は最後の暴落ではないとみています。
  従って、商品はゴールドマンサックスのいうように、まだ調整の可能性が有りえます。

● つまり、ゴールドマンサックス=GSの言うように、少なくとも今年の前半までは、
  商品は調整も有りえます。商品は離陸したのか、まだ調整があるのかは
  不確かです。中東が動き出し、原油が上がり始めていますが、

● もしまだ調整があるなら、再び貴金属は1000㌦/1㌉前後まで下がるという事になります。
  さらに原油も20ドル台まで下がる可能性は否定出来ません。更に株価も底を
  打ったのか、日経14000円前後までまだ下がるのか、不確定です。

● 中東の動きや、中国の金融緩和示唆発言からは、いずれにしろ、商品も株価も
  転換点であることを示唆しています。

● 巷では、大暴落は始まったという説もありますが、私の分析では、日本の株価の現在の
  暴落は第⑷波の暴落と予想していますから、最後の日経=30000円=第⑸波は堅持して
  います。問題は今回14000円前後まで下がるかどうかと言う事でしょう。


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