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遂に出た左右の過激主義・USAも例外ではない・紅白合戦は近未来

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★ http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5502?page=2

ヒラリー氏の対抗馬で急浮上 ”極左勢力”サンダース氏 トランプ氏とは真逆

2015年10月19日(Mon)  土方細秩子 (ジャーナリスト)


共和党の大統領候補者指名がドナルド・トランプ氏の存在により注目されている一方、民主党はこれまでヒラリー・クリントン氏の独走、と言われてきた。しかしここに来て注目を集めているのが、バーニー・サンダース上院議員(74)だ。



バーニー・サンダース氏(画像:Getty Images News)

 サンダース氏はもともと無所属で自らを「極左勢力」と呼ぶ。その経歴は誠にユニークで、名門シカゴ大学を政治学専攻で卒業したものの、ユダヤ系ポーランド人である自らのルーツを求めてイスラエルに渡り、キブツで生活。米国に戻ってからは大工、映像制作などを行っていた。

 1981年にバーモント州バーリントンの市長に選出されると、社会主義的な手腕を発揮し、「低価格住宅」「累進課税」「環境保護」「保育所の整備」「女性の権利拡大」など次々と革新的な政策を実施、バーリントン市は「最も住みやすい街」ベスト10に選ばれるまでに注目された。

 上院議員になってからもその姿勢は同じで、「ミドルクラスの崩壊」「米国人の格差」と戦う政治家として名を挙げた。

 昨年7月時点では、民主党の「大統領候補として出馬の可能性のある人々の支持率」調査で、ヒラリー・クリントン氏が64.4%、続いて副大統領のジョー・バイデン氏が10.6%に対し、サンダース支持はわずか0.9%だった。ところが今年9月には、ヒラリー支持44%に対しサンダース25%、と急激に人気を伸ばしている。

 10月13日に行われた民主党の大統領候補討論会では、多くのメディアが「サンダースの勝利」と報じた。その理由は、相次ぐ学校などでの銃乱射事件を受け、ヒラリー氏は銃規制の重要性を訴えたが、これはサンダース氏がこれまで継続的に続けてきた銃所持反対運動から見れば付け焼刃に見えたこと。


 また、社会間格差の縮小について、ヒラリー氏は学生ローンの軽減などを訴えたが、元々大金持ちであるクリントンファミリー、という背景に対し、サンダース氏はまさに叩き上げの人物。早くから貧富の差という問題に取り組んできたサンダース氏が優勢なのは明らかだ。

 ニューヨークタイムズが行った世論調査では、討論会を「サンダース勝利」とした人は64%、MSNBCでは84%、CNNでは80%だった。

 ただし、現時点で討論会での勝利はただちに全体的な支持率には結びついていない。依然としてトップはヒラリー氏だ。
サンダース氏にとってネックとなるのは74歳という高齢であること、過激な社会主義的思想が大統領として受け入れられるかどうか未知数であること、さらにユダヤ系である、という点だ。大統領になれば間違いなく初のユダヤ系となるが、ヒラリー氏も「初の女性」である。前回選挙ではモルモン教徒であるミット・ロムニー氏が話題となったが、ユダヤ教のサンダース氏がどんな受け取られ方をするのか、民主党内でも意見の分かれるところ。

 人気が上がるにつれ、サンダース陣営への寄付金も増えてきた。ビバリーヒルズで行われた集会では11万ドルを集め、討論会前後の1週間でサンダース氏の元に集まった選挙基金は200万ドルを超えた。しかし、同時期にヒラリー氏は800万ドルを集めており、資金の面からもまだ追いついてはいない。

 このためサンダース陣営は選挙戦の方向転換を迫られている。元々無名に近い存在からの出発のため、最初は大掛かりに「名前を売る」ことが先決とされていたが、今後は「小さな集会を周り、草の根的に賛同者を募る」方向にシフトする、という。

 サンダース氏の一番の強みは、もし共和党候補がトランプ氏になった場合、「億万長者が米国の不公平を語る」トランプ氏の手法を真っ向から叩き潰せる、という点かもしれない。庶民派のサンダース氏が語る「米国家庭の貧困化」は、トランプ氏の大風呂敷の欺瞞を追求する武器となる。

 バイデン氏が大統領選出馬を断念した今、オバマ大統領としてもヒラリー氏支持に動かざるを得ない状況だ。しかし、
8年前にも優勢とされていたヒラリー氏は、彗星のごとく現れたオバマ氏にあっという間に逆転された。今回もそれと同じことが起こらない、とは限らない


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● ここで見えてきた事は、USAとて社会主義≒共産主義の台頭と無縁ではないという事です。
  歴史のプラズマ化は、ついにUSAにも表れたのです。

● 第一回目の社会主義者が。オバマとすれば、第一波は元の木阿弥となり、崩壊に近いことは
  波動理論が示しています。二回目の波=第3波はサンダース氏と言う事なのでしょうか。

● しかし時代がまだ十分成熟していない事を見れば、むしろこればオバマ氏の延長とみるのが
  良いでしょう。いずれにしろ社会主義的政策を公然と出して、大統領選挙に臨むと
  言う事や、支持率が急激に上昇してきたという事は、歴史の転換点と言えるでしょう。

● 歴史の法則から、資本主義帝国のUSAと言えども、270年説、エリオット波動、社会循環説から
  逃れる事は出来ないのです。歴史は2046年以降の武人化の時代に備えての、
  左右分裂=左右過激派=プラズマ化へと進むのです。

● 既にヨーロッパではその兆しは明らかとなっていましたが、ついにUSAにも登場したのです。

● 今回の巨大な歴史の波は、世界を巻き込む大戦国時代へと幕開けるのです。ここでの歴史の
  必然は、サンダース氏がユダヤ人と言う事でしょう。

● 誰でも知っているマルクスレーニン主義もユダヤ人の産物です。そのお化粧直しと再登場が
  USAでも始まったのです。歴史の転換点では、左右のどこが勝利を得るかは、その
  直前まで分からないのが、歴史と言うものです。

● それは複雑系のカオスの淵では、わずかの蝶の羽ばたきが大きな変化と予測外の効果を
  齎すからです。これが巨大な崩壊の怖さです。常識が通用しないのです。

● 戦国時代の最後の戦い、天下分け目の戦い、関ケ原の戦いでは、真田家は一族を二つに割り
  双方に援軍を送ったといわれます。つまり、どちらが勝っても一族の滅亡は
  防げるという事です。

● 根無し草の国際金融機関の中心は、勿論そのことをご存知なのでしょう。だから時代がまだ
  十分熟していない時から、マルクスに資本主義崩壊後の青写真をかかせたのです。
  マルクスのいうように時期が未熟であったことにより、革命は資本主義国では
  起こりませんでした。ロシアと言う武人国家で史上初の革命が起こりました。

● しかしこれは彼らユダヤ人が計画立案実行したにも関わらず、彼らの期待とは全く逆に
  進みました。ソ連は基本的にユダヤ金融資本に敵対したのです。

● その歴史の教訓や、生き残りの本能は、一族を左右に分ける事が大切である事を示しています。
  右で白の現支配階級の国際金融機関と左で赤で共産主義者を両方とも持つのが
  放浪の旅の民族には最低限必要な生き残り策なのです。

● 右の過激派で億万長者のトランプ氏の登場と熱狂。左の社会主義者のサンダース氏の登場は
  正に時代の転換点が近いことを示しているのです。歴史は動き始めたのです。

● 武人時代は何時でも大逆転が起こりうる世界です。弱小の尾張織田家が予想を覆し、
  戦国時代の覇者となるも、部下の裏切りで呆気なく命を落とし、その後継者の
  豊臣家も呆気なく徳川の陰謀の前に敗れています。

● そも前の武将として有名な上杉謙信と武田信玄も戦いの神様としてのみで生涯を終えています。
  戦国時代の幕開けを作った源氏の子孫も、本格的戦国時代の前で消え去っています。

● 下剋上と戦いの時代の、武人の時代は、この様に常識と予測が難しい時代ともいえます。
  USAは常識的には、赤が嫌われて、白が強い国と常識的には判断できますが、しかし、
  これもカオスで判らないと言うのが本当でしょう。

● どちらが勝っても、ユダヤ民族には戦国時代の覇者に忠誠心が求められる世界です。
  もはやGSの様に主人公にはなれないのです。その時がもうすぐそこまで来ているのです。


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