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★ http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/150706/wor15070608560013-n1.html
反EUの英独立党・ファラージ党首「EUは死にかけ」「ギリシャ国民の勇気すばらしい」
反欧州連合(EU)を掲げる英国の右派野党、英独立党のファラージ党首は5日、財政再建策への反対が大差で上回ったギリシャ国民投票について「EUの事業は死にかけている」と述べ、EU批判のトーンを高めた。
同党首は短文投稿サイト「ツイッター」で、「EUからの政治・経済的ないじめに直面し、ギリシャ国民が示した勇気はすばらしい」とも述べた。(共同)
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● 正に現代版のベニスの商人”である。その巨大版と言えましょう。二度ある事は三度ある。
ベニスの商人”の物語は、最後は金貸しが、借り手の屁理屈に負けで、逆に殺人未遂罪で
訴えられて、全財産を没収され、お情けで死刑を免れる物語です。
● 最後は借りたほうのハッピーエンドで終わる物語です。勿論簡単にはハッピーエンドになるわけでは
なく、裁判闘争と言う長い経過と、最後の屁理屈を使ってのどんでん返しで勝ったのです。
● その物語と同様、今からがギリシアの本当の苦しみが始まります。お金を返さない間は、EUに
虐められますし、天からパンならず、お金は降ってこないのです。今後はどのようにして
お金を作るかでしょう。ユーロ脱退まで金を借り続けるか、それとも追い出されるか、
それともEUが崩壊するまで、借り続けるかでしょう。
● 後続はスペインやポルトガルなどが待っています。第二・第三のベニスの商人”の物語の
主人公になろうと虎視眈々と狙っているのです。
● 勿論近代資本主義では、金貸しが強く、その権利は保証されています。しかしユーロに南欧を
入れた以上、彼らの権利執行は限られています。仲間として入れた以上、冷たい仕打ちも
限られてくるのです。ドイツが独り勝ちで儲けたつけです。
● EUの中での企業間競争は、ドイツが有利に決まっています。従ってユーロを維持しようとする以上、
借り手をある程度甘やかすのは、当然の結果になります。
● しかしこれをすべて含んでも、金貸しが最終的に全面敗北となるのはやがて来るのです。
ベニスの商人”の超巨大版です。日本も同様です、海外の債券は紙くずとなる
時が来るのです。日独の危機です。
● あの小さなギリシアさえもコントロール出来ないのです。韓国のあの見え透いた小さな嘘にも
翻弄られる臆病馬鹿日本です。ユーロが崩壊する時は、もはやどの国もお金は
返さないのです。その時が刻々と近づいているのです。
● 勿論西欧先進近代資本主義崩壊と同時です。2046年、今から30年後は、貸した金は帰らないのです。
英米仏オランダ北欧等の資本主義が崩壊するのです。武人の時代は他国を見ても分かるように、
返さないどころか、難癖をつけたり、脅迫したりと、あの手この手でヤクザの様に、
食らいついてくるのです。
● 金貸しの最後が近づいているのです。貴方が金貸しなら、その対策が必要になります。
世紀の大崩壊をいかに生き延びるかです。
● お金を返さない屁理屈は幾らでも作れるのです。身近な例では、サラ金から借りた金を
返さず、逆に払いすぎたとサラ金からお金を取り返した最近の例です。
● それには裁判所が、グレーゾーンの金利を違法と認定したのが始まりです。そこに仕事がない
弁護士が集まり、グレーゾンで借りた金利の分を、弁護士が取り返したのです。
勿論正義の名でです。
● この様に資本主義の末期は、金貸しの苦難の時代なのです。日本の様に真面目に金を返す
時代はやがて終わろうというのです。勿論30年後であるが、事態は少しづつ
その方向へと動いているのです。何しろ30年後は資本主義でなくなった
西欧の国々が主人公となる、新しい時代が来るのです。
● ベニスの商人”の物語の様に・・・・・・・。